日銀がマイナス金利解除 2024-03-23

日銀が世界で最後にマイナス金利を解除。緩和政策は継続へ。

FOMCは無事通過。ドットチャートも利下げ先送りはわずか。

ドル円は円安に振れはじめ、152円の攻防に。

米国株は今週もATHとなり、ビットコインは急落から反発するも下落相場いり?

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ビットコイン価格予想

調整入りも浅すぎる調整に様子見

やっと調整入りしたかに見えましたが、FOMC無事通過の株高に連れられて、

大きく反発もしています。

しかし、上抜けするほどのパワーはなく、下落トレンドの中でもみ合う状況。

もう少し深い調整でないと、買い向かうことはできない様子見相場へ。

指値の価格は、3月9日の見解から。

もう一段の下落があると健全ですが、マクロ経済が強すぎて、このまま上昇もありえる。

精神安定の為に、最低限の積み上げだけして、下落を待ちます。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)20種11.83%BTC、RNDRなど
週足雲ブレイク91種53.85%ETH、SOLなど
週足雲に突入32種18.93%XRP、MATICなど
日200MAブレイク20種11.83%APE、SUIなど
日足雲ブレイク2種1.18%XDCなど
日足雲内 or 下4種2.37%HEXなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全169種から参照

もみ合いコインが多く、先週から大勢変化なし

FOMC無事通過を受けて、株式マーケットは上昇。

その直前に調整入りしそうだった仮想通貨業界もそれに合わせて反発。

大きなボラティリティで、結果的には日200MAより上を96%以上が推移しています。

思い切った調整にはならず、このままレンジが継続しても

おかしくない状況になってきました。

NVDAを中心とした米国株に連れられる相場がつづきそうです。

今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債4.202%-2.51%ダウ39,475.91+1.97%
DXY104.430+0.95%SP5005,234.17+2.29%
ドル円151.406+1.62%NASDAQ16,428.82+2.85%
VIX13.06-9.37%金(Gold)2,165.310+0.43%
原油81.173+0.19%BTC63,796.64-6.72%
3月22日終値の週間騰落率

米国株主要株価指数

FOMCを終えて、3指数で今週もATH

FOMCを無事通過したことで、株価は上昇

今週も3指数でATHとなり、小型株も $2,030 の上を推移できています。

週足で上昇を続けており、調整に入ると思われましたが、FOMCを挟んで

さらにATHで上昇を続けています。

NVDAがATHするのか?調整するのか?が分岐点となりそうで、

最注目個別銘柄として確認していきます。

ドルインデックスと為替

「日銀のマイナス金利解除」と「米FOMCの無事通過」を受けて、ドル円は円安へ。

直近高値の152円に向かって上昇しています。

今回それを上抜けるかは不明ですが、中長期ではさらなる円安方向に進みそうな展開に。

当面は、152円の攻防となり、日本政府の為替介入の噂も出てくる頃だと思います。

各国の金融政策

日銀金融政策決定会合

  1. マイナス金利解除
  2. YCC(イールドカーブコントロール)終了
  3. ETF/J-REITの新規買い入れを終了
  • 普通の金融調整に戻る
  • 緩和政策を継続で急激な利上げはしない
  • 賃金と物価の好循環を確認(2%安定目標が持続的に見通せる)
  • 今後の見通しは、経済・物価・賃金の状況次第

世界で最後のマイナス金利が解除、日銀正常化へ

日銀が17年ぶり利上げ決定、世界最後のマイナス金利に幕-YCC廃止
日本銀行は19日の金融政策決定会合で、世界で最後のマイナス金利(マイナス0.1%)を解除し、17年ぶりの利上げを決めた。イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の廃止や上場投資信託(ETF)の新規購入の停止も決定し、2013年4月...
マイナス金利解除の日銀、今後の方向性は欧州の前例が参考になる公算
日本銀行は19日の金融政策決定会合でマイナス金利(マイナス0.1%)を解除し、イールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)を廃止した。今後どこへ向かおうとしているのか、投資家にとっては欧州の経験がヒントになるかもしれない。
日銀正常化入りで早期利上げの思惑も、4月展望リポートが道しるべに
日本銀行が市場の想定よりも早めの政策正常化に今月かじを切ったことで、早期追加利上げの思惑も一部に浮上している。植田和男総裁は物価見通しの上振れが追加利上げの理由になり得るとの見解を示しており、4月の経済・物価情勢の展望(展望リポート)が重要...

日本株の史上最高値更新に沸いた2月下旬から約1か月。

ついに日銀がマイナス金利を解除して、正常化へ向かいます。

正常化しただけで、いまだ緩和政策が続く見通しに、

日本株高(40,000円に回復)、円安(151円台)にふれる一日。

バブルどころか、景気回復の入り口に立ち始めたとみるべきか。

FOMC(3月19日~20日)

  1. 市場予想通りの金利据え置き(5.25-5.50%)
  2. サプライズはなく、声明にほぼ変化なし
  3. 利下げ見通しは年3回→年2~3回に少し弱まる
  4. 2024年の実質GDP(1.4%→2.1%)コアPCE予想(2.4%→2.6%)を引き上げ

無事通過の印象

FRB、利下げ路線を維持-平たんでないインフレ鈍化の経路を認識も
米インフレ率の低位安定に向けた経路が平たんでないことが示された後も、米金融当局者は今のところ、これまでに示した金利の道筋をおおむね維持している。

市場予想通りに無事通過の印象。

前回(2023年12月)のドットチャート

利下げは年2-3回と市場も考えており、市場とFRB理事の利下げ意見も

ほぼ合うようになってきました。

今年の実質GDPとコアPCEの予想値も引き上げられており、

「米国経済は依然としてその強さを発揮している」印象に。

インフレより「米国経済が強いか」に市場が注目していることを証明

ドル円はドル高となり、日本の金融政策より米国の金融政策に世界は注目

ソフトランディングに向かうシナリオ継続として、株高、ドル高に進んでいます。

来週の主な指数発表

3月5週の主な指数発表は下記の通り。

今週の仮想通貨ニュース

GPIFが資産多様化でビットコインへ言及

世界最大の機関投資家GPIF、ビットコインや金対象の運用資産多様化について情報提供求める=報道
株式市場のクジラとして知られる年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、仮想通貨ビットコインや金を含む「低流動性資産」等に関する情報やアイデア募集を開始した。将来的に分散投資・資産運用の一環でポートフォリオにBTCを組み入れる可能性を示...
GPIFが運用多様化へ情報募ると発表、ビットコインや金など対象
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は19日、運用の多様化に向けた情報提供を求めると発表した。GPIFが投資対象としていない流動性の低い資産に関する情報で、対象は代表的な暗号資産であるビットコインのほか、金、森林、農地などとした。

投資対象になる可能性が浮上

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、現在の運用資産以外に

ビットコイン、金、森林、農地などの情報を募ると発表。

この報道で何かが決まるわけではないが、GPIFが仮想通貨に言及することは初めて。

GPIFは、特に近年、資産の多様化を進めており、その候補にビットコインが入ったのか?

万が一、ポートフォリオへの組み入れが決まると市場に大きなインパクトへ。

米マイクロストラテジー、ビットコインを更に買い増し

米マイクロストラテジー、さらなる買い増しでビットコイン総供給量の1%以上保有へ
米マイクロストラテジーは仮想通貨ビットコインの買い増しを発表した。これによりビットコイン総供給量の1%以上を保有することになる。

ビットコイン総供給量の1%保有へ

今回の購入枚数9,245枚
ビットコイン総保有枚数214,246枚
総平均取得単価$35,160

買い増しに次ぐ買い増しで、ついに総保有枚数がビットコインの1%に到達。

マイクロストラテジーの株価は、ビットコインと連動するように上昇。

ただ、分散型台帳が売りのビットコインを固有の法人が1%以上保有する

という事実が今後いかなる議論を生むのか?

今後の取得数にも注目が集まります。

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