ついに1月から待ち続けた調整入りが濃厚か?
CPI/PPI/小売売上高で、インフレ高止まりと米経済の失速を示す数値が連続発表。
数か月のトレンドになるかどうかが今後のカギとなりますが、
NVIDIAの調整入りと相まって、米国株と仮想通貨で調整いりが濃厚!!
ビットコイン価格予想
やっと調整いりか
先週の見解から相違なく、やっと調整に入りそうです。
NVDAの高値更新がいつになるのか?を確認しつつ、おそらく同時期に
またビットコインも上昇していくと想定してチェックしていきます。
エリオット波動では30-40%の調整が一般論ですが、
早めに買い向かう作戦に変更なし。
指値の価格は、先週の見解から。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 18種 | 10.65% | BTC、RNDRなど |
週足雲ブレイク | 94種 | 55.62% | ETH、SOLなど |
週足雲に突入 | 30種 | 17.75% | AXS、CHZなど |
日200MAブレイク | 21種 | 12.43% | ARB、XRPなど |
日足雲ブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲内 or 下 | 6種 | 3.55% | XDC、HEXなど |
調整入り濃厚も未だ日200MA上を推移
ビットコインの調整につられて、全体的に下落していますが、
未だ日200MAより上を推移しているコインが96%以上。
この調整によって、日200MAを割り込むかどうかが
各コインの今後の値動きの指標となりそうです。
日200MA付近で大きくリバウンドできるコインが多いと、
「健全な調整」であり、思い切って購入に向かえそうです。
3月下旬~4月上旬くらいまで、1か月未満の調整をイメージしています。
今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 4.310% | +5.66% | ダウ | 38,714.78 | -0.02% |
DXY | 103.446 | +0.69% | SP500 | 5,117.10 | -0.13% |
ドル円 | 148.994 | +1.32% | NASDAQ | 15,973.17 | -0.70% |
VIX | 14.41 | -2.24% | 金(Gold) | 2,156.01 | -1.06% |
原油 | 81.017 | +3.92% | BTC | 69,499.84 | +0.79% |
米国株主要株価指数
PPIなどの弱さから調整入りがより濃厚に
先週から調整入りが示唆されていましたが、PPIの弱さなどから
調整入りがより濃厚になってきました。
どの指数もコマになった上値を超えられず、下落で週末を迎えています。
週明けからの値動きによりますが、やはりNVDAの調整いりで、
やっと米国株も調整に入れそうな印象。
長期ではまだまだ上昇していくと思いますが、やっと「健全な調整」が
入りそうだと考えて、マーケットを見ていきます。
米国経済指標
CPI(2月)
3カ月連続で市場予想を上回る伸び
3カ月連続で市場予想を上回る伸びで、根強いインフレを証明。
利下げ時期が遠のく結果に。
但し、時期が遅れているだけで、「いずれは利下げになるだろう」
「AI/半導体を中心にした米国経済の強さは変わらない」との見方が多く、
米国株や市中金利への影響はほとんどない。
PPI(2月)
大幅上昇でインフレの高止まり示唆
PPIは、市場予想を大きく上回る上昇に。
大きな上振れに米国株は下落、市中金利は上昇し、
利下げ予想時期もまた少し後退しています。
こちも、CPIに続き、インフレの高止まりを示唆する数値となりました。
小売売上高(2月)
米経済の強さに陰りか
前月速報値も下方修正した上で、今月の市場予想よりも低い数値に。
常に強さを誇り、米経済を下支えしていた個人消費にも陰りが見え始めてきた。
今週は、CPI、PPI、小売売上高と3指数で、インフレの高止まりと景気減速に
向かいそうな数値が出てきています。
一つの指標ではインパクトを与えるほどの数値ではありませんが、
「少しインフレの高止まりと景気減速が気になる、このデータが継続するか観察かな?」
と思うような数値が今月に入ってから、ISM製造業、雇用統計に続き、これで5つ目。
流れができつつありますので、より注意深く観察が必要です。
来週の主な指数発表
3月3週の主な指数発表は下記の通り。
最注目は、もちろんFOMC。
日銀金融政策決定会合も、マイナス金利解除に注目が集まっています。
今週の米国経済ニュース
日銀、来週会合でマイナス金利解除へ
円高にトレンド転換していくのか?日銀金融政策決定会合に要注目です。
元から、3月または4月にマイナス金利解除は予想されておりましたので、
もし、解除がなかったとしても、株価やドル円には大きな影響はなさそう。
春闘、33年ぶりの高水準
春闘も高水準で続いており、日銀のマイナス金利解除を後押し。
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