ドル円は日銀金融政策決定会合次第 2023-07-22

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今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債3.841%+0.18%ダウ34,305+1.28%
DXY101.085+1.13%SP5004,536.35+0.69%
ドル円141.827+2.27%NASDAQ15,425.67-0.90%
VIX13.60-1.95%金(Gold)1,961.950+0.33%
原油76.887+2.19%BTC29,901.72+0.10%
7月21日終値の週間騰落率

ビットコイン価格予想

FOMCに向けて値動きの少ない一週間

引き続き、ビットコインが週足雲をブレイクアウトできるか?を待ち続ける日々が続く。

来週のFOMCに向けて、今週は無風の週となりました。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)1種0.77%OKB
週足雲ブレイク6種4.62%BGB、XRPなど
週足雲に突入22種16.92%BTC、ETHSOLなど
日200MAブレイク5種3.85%UNI、AAVEなど
日足雲ブレイク31種23.85%ADA、MATICなど
日足雲内 or 下65種50.00%NEAR、SAND、APEなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全130種から参照

XRPや証券扱いされたアルトコインも上昇一服

XRPのニュースも一服、ビットコイン現物ETFに関するニュースも継続されていますが、大きく価格に影響するような報道はなし。

こちらもビットコイン同様、来週のFOMCに向けて、無風な一週間に。

値動きが大きかったXRPと証券だと言われたアルトコイン達も同様に小幅レンジで値動きの少ない一週間でした。

米国株主要株価指数

続伸が続き、各企業決算次第の状況へ

基本的な目線は変更なしだが、米国株は仮想通貨とは異なり、続伸が続く。

NASDAQが、テスラの決算を受けて、他のメガテック決算にもドル高の影響があるだろうと小幅下落。

これをきっかけに調整入りするかどうかはやはりFOMC次第か。

ドル円は日銀金融政策決定会合次第

DXYは、米ドルの利上げ上限も見えてきており基準の100に戻りつつある。

ドル円は、週足雲を下抜けて円高に振れるかに注目が集まる。

来週末の日銀金融政策決定会合でYCCに関する発言があるかに大きく左右される為、各国の会合結果が出揃うのを見守ります。

来週の主な指数発表

日時時間指標前回市場予想
7月26日(水)27:00FRB政策金利5.00-5.25%5.25-5.50%
7月27日(木)21:30実質GDP4-6月
(速報値)
2.0%1.7%
7月28日(金)21:30PCEデフレータ3.8%3.0%
7月28日(金)21:30PCEデフレータコア4.6%4.2%
日本時間で表記 市場予想はTradingEconomicsのコンセンサス(市場予想の平均)より

FOMC:7月25日(火)~26日(水)

ECB理事会:7月27日(木)

日銀金融政策決定会合:7月27日(木)~28日(金)

と、世界各国で金利決定される会合が続きますので、来週は為替が大きく動く可能性が高い

来週FOMCの利上げを市場は99.2%織り込み済みで、争点は引き続きいつ利下げが始まるのか?

また、26日(水)にGOOG・MSFT、27日(木)META、28日(金)AMZNとドル高の影響を受けているメガテックの決算もありますので、NASDAQも要注目です。

今週の米国経済ニュース

テスラ決算は10%下落

テスラ株下落、一時6.6%安-一段の収益性悪化のリスクを嫌気
20日午前の米株式市場で、電気自動車(EV)メーカーのテスラが下落。一時6.6%安となった。同社は、既に低下しつつある収益性がさらに悪化するリスクがあるとの見通しを示した。

ドルの金利上昇が続き、米輸出業に打撃

予想以上に続く金利上昇に、米国輸出業は軒並み利益減。

テスラもその1社に。

ドル金利の利下げがいつになるのか?米国株の決算が始まっていますが、メガテック系も同様の見通しとなり、ナスダックは小幅下落。

来週は、FOMCの時期に合わせて、メガテック決算があり、こちらもドル高の影響を同様に受けるものとして、他の企業決算にもさらに注目が集まりそうです。

日銀金融政策決定会合のYCCに注目が集まる

日銀は現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいと認識-関係者
日本銀行は現時点でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策の副作用に緊急に対応する必要性は乏しいとみている。今月に開く金融政決定会合では見直しの是非が議論の対象になるとみられるという。事情に詳しい複数の関係者への取材で分かった...

日本も実質利上げは近いのか?

ドル金利は25bp利上げが決定的だが、日銀政策決定会合でYCC(イールドカーブコントロール)に変更があるかに注目が集まる。

今のところ、据え置き論が大勢だが、ドル円は、FOMCというより日本の金融政策によって大きく値動きする可能性が高い。

日米の7月CPI数値がついに逆転

消費者物価指数、6月3.3%上昇 2ヵ月ぶり伸び率拡大 - 日本経済新聞
総務省が21日発表した6月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が105.0となり、前年同月比で3.3%上昇した。伸び率は2カ月ぶりに拡大した。電気代の値上げが押し上げ、食品高も続いている。QUI...

1年以上かけた急激な金融引き締めでインフレ率を抑制してきた米国と、上昇するインフレ率をそのままに金融緩和政策を続ける日本で、ついに日米インフレ率が逆転(日本3.3%、米国3.0%)

こちらもYCC維持かどうかを主軸にドル円に大きな影響を与える一因となります。

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