円安の終わり 2023-12-02

円安の終わりへ。

市中金利は下落し、市場予想は3月FOMCからの利下げを織り込み始める。

ドルインデックスは下落し、金と円が大きく上昇。

トレンドとなり、中期で円高に振れそうです。

併せて、ビットコインも$38,000をブレイクして上昇へ。

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ビットコイン価格予想

ビットコインチャート

調整なしで,000をブレイク、上決着か

何度もチャレンジしていた$38,000を調整挟まずにそのままブレイク!!

$40,000が現実的となってきました。

$40,000~$45,000はETF承認有無に関わらず、中期で利確推奨価格。

ドルインデックスは、ビットコインと逆相関になることが多く、

現在のドルインデックスの下落がビットコイン上昇の土台となるか?

注目しています。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)2種1.44%OKB、BGB
週足雲ブレイク27種19.42%BTC、ETHなど
週足雲に突入22種15.83%ADA、SUSHIなど
日200MAブレイク66種47.48%MATIC、MANAなど
日足雲ブレイク12種8.63%APE、LTCなど
日足雲内 or 下10種7.19%PROS、BNBなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全139種から参照

先週より更にアルトはセンチメント上昇

日200MAより上は「約85%」と先週よりさらに状況はポジティブに。

今週も10%以上/1日の上昇をするコインが日替わりで生まれ、

好調な雰囲気が継続しています。

「ビットコイン現物ETF承認期待」「利下げ期待からのドル安」

同時にきていることが現在の楽観相場。

利確推奨時期は近いので、コインの持ち過ぎには注意!!

今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債4.197%-6.15%ダウ36,248.3+2.47%
DXY103.193-0.21%SP5004,594.64+0.77%
ドル円146.748-1.77%NASDAQ15,997.58+0.10%
VIX12.63+1.36%金(Gold)2,071.940+1.75%
原油74.563-1.65%BTC38,682.51+3.30%
12月1日終値の週間騰落率

米国株主要株価指数

米国株主要株価指数

好調が続く、小型株も大幅上昇へ

ダウとNASDAQは、7月高値をブレイク。

SP500も後追いで、7月高値をブレイクしそうな気配に。

Russel2000は、3%以上の大陽線で、来週200MAを超えていけるかが焦点。

メガテックから小型株に市場の関心が移り始めています。

様々なニュースが出る度に、利下げ予想時期が前倒しされていきます。

そんな簡単に行くのか?年末まで各指数がATHを目指す路線は変更ないもの

注意深く値動きを追っていきます。

金利と為替

為替

中期円安トレンドの終了へ

150円でWトップをつけて、円高に進んでいます。

今のFRBの政策(追加利上げなし)で、150円を突破するのはかなり

考えにくい状況で、円高に進んでいくと考えるのが既定路線。

先週の「円高開始」の記事は、こちら

先週の円高考察がより現実のものとなりそうです。

米国経済指標

実質GDP改定値(6-9月)

実質GDP改定値(6-9月)
実質GDP改定値(6-9月)

上方修正も個人消費は鈍化

米GDP、7-9月は5.2%増に上方修正-約2年ぶりの高い伸び
7-9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正され、約2年ぶりの高い伸びとなった。設備投資と政府支出の上方修正を反映した。

速報値から上方修正も、個人消費は鈍化。

但し、景気後退を予感させるほどではなく、堅調を維持。

株価や市中金利に大きな影響なし。

PCEデフレータ、コアともに、市場予想通りの鈍化。

12月FOMC前、最後のインフレ指標であり、「追加利上げなし」の

既定路線で変更なく進みそうです。

ISM製造業景況感指数(11月)

ISM製造業景況感指数(11月)
ISM製造業景況感指数(11月)

13か月連続の縮小

米ISM製造業総合景況指数、11月は46.7で変わらず-市場予想47.8
米供給管理協会(ISM)が発表した11月の製造業総合景況指数は13カ月連続で縮小した。これほど長く縮小圏にとどまるのは、リセッション(景気後退)を誘発したITバブル崩壊後以来だ。高金利が製造業に引き続き打撃を与えている。

13か月連続で50以下となり、「安定した縮小を継続」と市場は捉えているよう。

急落もなく、予想通りの段階的な悪化に、ソフトランディング成功への道筋と

考えられているようです。

来週の主な指数発表

12月2週の主な指数発表は下記の通り。

来週のスケジュール

最注目は、雇用統計。

先月の発表で大きく鈍化して、株価反転の起点となりました。

年内最後のFOMCを前に、その状況が続くのか?がポイントです。

今週の仮想通貨ニュース

ビットコイン現物ETF実現に向けた報道ばかり

ブラックロックとInvesco、ビットコインETFの上場申請でSECと再び面談
米SECは現物型ビットコインETFの上場申請について、今週28日に申請側のブラックロック(2度目)・Invescoと会議を行ったことが判明した。ゲンスラー委員長は別のイベントでETF申請についてコメントをした。
ビットコインETFの上場申請めぐり今週3社目のSEC面談、専門家が承認楽観視
米SECは、GBTCから現物型ビットコインETFへの転換申請について、今週29日に申請側のグレースケール(2度目)と会議を行ったことが判明した。仮想通貨ビットコインは年初来高値を更新した。

多すぎる楽観的(承認ありき)な報道

10月23日に申請されたETFがティッカーを取得した後は、

承認ありきの楽観的な報道ばかり毎日のように見る事が気になる。

明らかに一方によりすぎる報道は、逆に行く傾向が強いです。

下記の2パターンもあり得る未来として予想しておきます。

  • 承認されるが、既に価格に十分に織り込まれており、承認時がピークに下落
  • ゲンスラー委員長の意地張りで、2024年1月の期限でも不承認(急落)

「いつ承認されるのか?」という議論が既定路線ではありますが、

十分に頭に入れておきましょう。

コインベース株が大幅高

コインベース株価が大幅高、競合バイナンスの米市場撤退で(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース
米国の暗号資産取引所コインベースの株価は11月27日、2022年4月以来の高値まで上昇し、競合のバイナンスが米国からの撤退を余儀なくされたことを受けて始まった株価の上昇を拡大した。 コインベースの

ビットコインよりコインベースの方が儲かるのか?

仮想通貨が上昇すると、米最大手取引所であるコインベースも

同時に株高となる傾向があります。

下記を理由にコインベース株が爆上げするのでは?と言われています。

  • 競合バイナンスのUS撤退
  • 仮想通貨カストディ(管理)業務の需要急増
  • ビットコイン現物ETFが承認された場合の機関投資家のビットコイン購入代行

確かに、現在価格でビットコインとコインベースを比較すると、

コインベースの方がリスクリワードが良い気がします。

仮想通貨を購入しない方は、コインベース株を少額買っておくと

2024-2025年にかけて、お小遣いになる可能性は高そうです。

今週の米国経済ニュース

債券市場が大幅高

債券は上昇か、利下げ期待で米長期金利が低下-2年債入札は無難通過
30日の債券相場は超長期債が下落。米国市場で利下げ期待から長期金利が一段と低下した流れを引き継ぎ朝方は上昇したが、急ピッチの金利低下が警戒され売りが優勢になった。同日行われた2年債入札も金利低下が敬遠され弱めの結果となった。
米債券相場、11月は1980年代以来の大幅高-あらゆる資産のラリー誘発
米債券市場は今年、順調だったことがほとんどなかったが、11月は一転して記録的な月となっている。

中期でトレンド転換したのか?

FRBの利上げ期待がほぼ0%に近いことから、市中金利は下落トレンドへ。

利下げの予想開始時期は、日に日に前倒しとなり、ついに3月FOMCで

利下げ予想が50%を超えてきました。

FedWatch Tool

それに伴い、史上初の3年連続下落となった債券市場が、中期で上昇トレンドに

転換したのでは?と市場が感じ始めている。

「米金利は来年夏ごろから利下げ」が市場の既定路線となっていますので、

それを織り込み始め、債券価格の上昇につながっています。

12月FOMCでサプライズがなければ、そのまま継続して上昇していきそうです。

市中金利は大幅下落も米株価指数は小幅上昇

上記に伴い、米市中金利も急落しています。

市中金利

しかし、株式市場に先に勢いがなくなってきています。

金利の下落は、株式市場にとって追い風のはずですが、この逆相関が

少しずつ崩れ始めていますので、注意深く観察していきます。

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