GBTCの売り一巡で、ビットコインを中心に仮想通貨が反発。
米国株の仮想通貨関連銘柄は、ビットコインETF開始後も、高い連動性が継続。
米経済は、ソフトランディングがに近づく数値発表を積み重ね、
利下げの市場予想は、5月以降が80%以上。
ビットコイン価格予想
一時反発もいまだ下落警戒
GBTCの売り一巡報道があり、ビットコインを中心に週末に反発。
しかし、他に好材料があるわけでもなく、反発は一時的であり、
$49,000からの下落率も$38,000だと約20%にしかならない。
ひろパパは、ビットコインの週足調整としては、まだ浅すぎるとの見方。
このまま上昇するのか?もう一度下落するのか?の分かれ目にいます。
$40,000から徐々に購入で、万が一、週200MAを割る場合は
「最大の買い場」にする考えに変更なし。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 12種 | 7.23% | OKB、ORDIなど |
週足雲ブレイク | 46種 | 27.71% | BTC、ETHなど |
週足雲に突入 | 39種 | 23.49% | DOGE、UNIなど |
日200MAブレイク | 47種 | 28.31% | MATIC、SANDなど |
日足雲ブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲内 or 下 | 22種 | 13.25% | XRP、APEなど |
グループ分けは変更なしも長い下髭多数
1週間を通じて、なだらかに下落した相場が、週末に大きく上昇した為、
グループ分けに変更なくとも、週足チャートでは長い下髭になる可能性あり。
週足の確定を待ちますが、長い下髭になったコインは、
反発が高いコインとして注目コインにしておきます。
BTC | SOL | AVAX | ARB |
ASTR | OP | SEI | SUI |
ビットコインETFの動向が、業界の中心にいる傾向は変化なし。
今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 4.141% | +0.36% | ダウ | 38,109.44 | +0.65% |
DXY | 103.474 | +0.23% | SP500 | 4,890.96 | +1.06% |
ドル円 | 148.136 | -0.02% | NASDAQ | 17,421.01 | +0.62% |
VIX | 13.26 | -0.30% | 金(Gold) | 2,018.590 | -0.54% |
原油 | 78.148 | +6.49% | BTC | 41,823.51 | 0.58% |
米国株主要株価指数
上がり過ぎのRSIも未だ上昇が続く
年末からRSIが上がり過ぎの状況が続くものの、未だ3指数で
ATHを更新する日が続きます。
テスラ以外のマグニフィセント7は、好決算が期待されており、
1月をこのまま続伸で終えられると、今年の相場は大いに期待できそう。
少なくとも今は、売買するタイミングではなく、来週いっぱいまで
その動向を見守りましょう。
ソフトランディング成功で利下げは夏以降か
来週FOMCは、金利据え置きでほぼ決まりと思いますが、
パウエル議長は、12月にハト派寄りに転じた発言がありました。
あれから、1か月で更にソフトランディングが現実的になる
データがそろっており、利下げ時期が変化する可能性が高い為、
その発言にさらに注目が集まっています。
米国経済指標
実質GDP(12月)
鈍化しないGDPでソフトランディングが現実味
市場予想を大きく上回る3.3%。
インフレが落ち着き、個人消費は2.8%増になっており、堅調を維持。
2023年からリセッション入りを警戒する声が続くものの、
米国の実経済は、いまだ予想外の強さを見せています。
PCEデフレータ(12月)
コア鈍化でインフレ鎮静化に向かっている
GDPも個人消費も堅調なところで、PCEデフレータは市場予想通りの鈍化。
PCEデフレータの結果からも、実経済が堅調なままインフレを鎮静化させる
「ソフトランディング」が狙える結果になりました。
来週の主な指数発表
1月5週の主な指数発表は下記の通り。
最注目は、もちろんFOMC。
金利見通しとパウエル議長の発言に世界が注目しています。
その最中には、マグニフィセント7の企業決算が目白押しで、
雇用統計も週末に発表があり、今年の株価を占う一週間となりそうです。
今週の仮想通貨ニュース
テスラはビットコイン保有を継続
9,720 BTCを保有継続
テスラの2023年第4四半期決算が報告され、暗号資産関連の活動はなく、
引き続き、ビットコインを継続保有していることが判明。
ビットコインETFが承認された事で、ビットコイン関連銘柄の値動きが
今までと変化するのでは?と注目を集めています。
TSLAは、その企業決算と同時に、仮想通貨関連銘柄としても、
その動向が注目を集めています。
主な仮想通貨関連銘柄
NVDA | 世界最大の半導体メーカー マイニングに必要なGPU開発 |
TSLA | 世界最大の電気自動車メーカー 法人ビットコイン保有数 第3位 |
MSTR | ソフトウェア開発会社 法人ビットコイン保有数 第1位 |
MARA | 最大手のマイニング会社 法人ビットコイン保有数 第2位 |
RIOT CLSK HUT | マイニング会社 |
COIN | 米国最大の仮想通貨取引所 法人取引が多く、ETFの享受もあり |
HOOD | 米国の個人投資家向け取引所 |
SQ | ブロック(旧スクウェア) 仮想通貨関連サービスの提供会社 |
GBTCの売り一巡で、ETFへの乗換完了か
米国株の関連銘柄もいまだ高い連動を継続
ビットコイン先物ETFからの変更で、30億ドルの売り圧とされていた
「GBTC」が43憶ドル売られていることから、利確売りはほぼ一巡した
との見方があります。
これをきっかけに、ビットコインも少し反発を開始。
まだ下落の警戒が必要ですが、ETFや米国株の仮想通貨関連銘柄から
ビットコインETFへの乗り換えは、ほぼ完了したとみて、
次のステージに進んでいきそうです。
今週の米国経済ニュース
日銀金融政策決定会合
マイナス金利解除に近づいている
日本国内で長年の悲願であるデフレ脱却に向けて、
物価目標達成は「引き続き少しずつ高まっている」とされました。
マイナス金利解除の時期が近づいているといった印象。※明言はなし
市場は、4月での解除が視野に入っていますが、引き続き各会合までに
出揃ったデータで判断するとしています。
ECB金利4%維持
金利据え置き、利下げはまだ先
米国FOMCより一足先に開催され、ECBは金利据え置きを表明。
インフレ加熱~金利上昇~急激な利上げ~利上げ停止と、
米国から約半年遅れで同じような経過を辿っていましたが、
ここにきて、経済の強い米国より先に利下げがあるかも?という
市場の雰囲気が出てきました。
結果は、金利据え置きですが、米国より先に利下げする可能性も視野にその動向を見守ります。
米国株メガテック系企業決算
NFLX好調、テスラは決算の度に株価下落
企業 | 結果 | 備考 |
---|---|---|
NFLX | ◎ | 四半期の会員数の増加1,310万人でコロナ初期以来最高。 売上高も市場予想を大きく上回る。 |
TSLA | × | 2024年の販売台数は鈍化の警告。 EPS、売上ともに市場予想に届かず。 |
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