イーサリアムも現物ETF申請準備 2023-11-11

イーサリアムの現物ETF申請準備をブラックロックが開始か。

この報道で、イーサリアム関連銘柄が急騰。

ビットコイン現物ETFの承認期待が日々高まる中、

イーサリアムにも同様の期待が織り込まれ始める。

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ビットコイン価格予想

ビットコインチャート

上昇チャネルの上抜けは強い相場の特徴

レジスタンスになりそうだった$35,000を3回目の日足挑戦で上ブレイク。

ETFに肯定的な報道が連日あり、市場は「いつ上がっていくのか?」というセンチメントです。

まだまだ上を見ていけますが、RSIでは、買われ過ぎを示す数値が出ています。

日足RSIが弱気ダイバージェンス気味になっている

週足RSIが74%越えで、既にバブル後で一番高い数値になっている

ETF承認に関するファンダメンタルに起因する値動きが高い数か月になりますが、

RSI的には、深い調整がいつ入ってもおかしくない水域になってきています。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)1種0.72%OKB
週足雲ブレイク21種15.22%BTC、ETHなど
週足雲に突入7種5.07%QTUM、SNXなど
日200MAブレイク85種61.59%DOGE、AVAXなど
日足雲ブレイク15種10.87%APE、LTCなど
日足雲内 or 下9種6.52%GST、OGなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全138種から参照

イーサリアム関連銘柄がけん引

Crypto Fear &Greed Index

後述の「イーサリアム現物ETFの承認」「SECから仮想通貨業界を守る法案が米下院を可決」の

報道を受けて、今週はアルトコインが全体的に大きく上昇しています。

Crypto Bubbles

83%以上が日200MA越えでアルト市場も上昇トレンド入り

先週と比べて、多くのコインが日200MA越え。(全体の83%以上)

上昇相場が始まった2023年1月でも最大で全体の64%程度。

80%を超えたアルト市場の強気は、2021年の仮想通貨バブル崩壊後初めて。

「まだまだこれから」という勢いに見えますが、日足では「買われ過ぎ」を

示す数値が多くなってきました。

深い調整も視野に、週足RSIなど「長期目線での買われ過ぎ」警告がないか

注意してみていきます。

今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債4.652%+1.71%ダウ34,222.7+0.40%
DXY105.801+0.70%SP5004,415.23+1.31%
ドル円151.477+1.44%NASDAQ15,529.12+2.85%
VIX14.17-4.96%金(Gold)1,938.385-1.01%
原油77.814+2.31%BTC37,301.63+6.54%
11月10日終値の週間騰落率

米国株主要株価指数

米国株主要株価指数

米金利低下を織り込む米国株の上昇が続く

先週の「全指数大陽線」で3ヵ月続いた米国株の調整を抜けたのか?

その勢いを示すように、今週も上昇が続きました。

各指数で、7月末の高値が超えられるとATHも見えてくる状況。

「米金利がどうなるか?」による値動きが強くなっていきそう。

仮想通貨にとって「米国株に悪材料がない」という土台は、

上昇相場の必須条件です。

これから上昇していきそうな仮想通貨と一緒に今後も米国株も確認していきます。

市中金利が下がりすぎると、FOMCで結局利上げをせざるを得ないジレンマ

継続していますので、FRB理事の発言には注意してみていきます。

来週の主な指数発表

11月3週の主な指数発表は下記の通り。

11月3週の予定

インフレを測る「CPI」、個人消費を占う「小売売上高」が注目で、

FOMC、雇用統計で上昇した相場が続くか、その確認ができる位置づけになっています。

今週の仮想通貨ニュース

イーサリアム現物ETFをブラックロックが申請か

ETH大幅高、ブラックロックが現物型イーサリアムETF上場申請へ
仮想通貨イーサリアム(ETH)は約4ヶ月ぶりに2000ドル台復帰。背景には、米資産運用大手ブラックロックが米9日にデラウェア州で「iShares Ethereum Trust」という信託の登録書類を提出したことだ。

イーサリアム関連銘柄が急騰

ビットコイン現物ETFの承認期待が日々上がっている中、

イーサリアムの現物ETFもブラックロックが申請する準備が進んでいる

報道され、イーサリアムやLDOなどが急騰。

ビットコイン現物ETFが承認されれば、こちらもタイミングをずらして、

ビットコインも、「ブラックロックが申請」したことで、市場のセンチメントが

大きく変わりました。

ブラックロックのETF申請の承認率は、驚異の99.8%!!

承認されるのでは?と価格への織り込みが進んでいます。

SECへの批判(仮想通貨業界保護)が米下院を通過

「SECの仮想通貨企業取り締まり資金の使用を禁止」米下院が業界保護法案を可決
米国のトム・エマー下院議員は、米SECのゲンスラー委員長を強く批判し、SECの法的執行から仮想通貨業界を保護する法案を提出した。

SECがガイドラインを示さない姿勢を批判

SECがガイドラインを示さず仮想通貨業界を批判する姿勢を

改めて批判し、業界を守る法案として米下院にて可決。

日に日に、SEC(正確にはゲンスラー委員長)への信頼が失墜している。

これに伴って、過去に「証券扱い」された銘柄がSOLを中心に、

Matic、AVAXなど急騰して、息を吹き返しています。

また、同様の流れで急落していた取引所の通貨(FTX:FFTセルシウム:CEL)や

仮想通貨バブル崩壊の決定打になったLUNAも、急上昇。

ここでも、ビットコイン現物ETF承認を後押しするような報道が続く。

今週の米国経済ニュース

世界的な金利上昇の終焉か

世界的な利上げは終了、市場が織り込む-2024年半ばには緩和開始か
金利トレーダーは、過去数十年で最も急激な世界的金融引き締めは終わったとみて、2024年半ばから金融緩和が始まると予想している。

市中金利の先行下落には要注意!!

コロナショックからのインフレ対策として続いていた

「世界的な金利上昇」が終わりつつあります。

但し、市場がそれを織り込みすぎると、市中金利が先行下落してしまい、

「追加利上げを検討する」というジレンマがまだ残ります。

様子見ではあるものの、市場のセンチメントは確実に「金利高止まり」から

「利下げ時期はいつなのか?」という期待に変わりつつあります。

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