誤報(コインテレグラフのETF承認報道)もBTC上昇のきっかけに。
承認のカウントダウンは始まっているとされており、リップル社に有利な棄却あり。
日本では分離課税の要望が提出されるなど、仮想通貨業界にとって、
将来の特大ファンダになり得る報道が目白押し。
ビットコイン価格予想
待望の週足雲横抜けへ
ついに待望の週足雲の横抜けに成功!!
2021年12月(前バブル後期)以来、2年ぶりの雲抜けで上値が軽くなりました。
同時に、週足雲&週200MA、日足雲&日200MAも上抜けており、
過去2年で最も上値が軽い状態になっています。
押し安値($24,800)を下抜けるか、直近高値($32,000)を上回るかで
次の展開が決まりそうですが、現状では上抜けに期待ができそうです。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 0種 | 0.00% | |
週足雲ブレイク | 9種 | 6.62% | BTC、XRPなど |
週足雲に突入 | 5種 | 3.68% | SOL、XLMなど |
日200MAブレイク | 5種 | 3.68% | AAVE、TWTなど |
日足雲ブレイク | 5種 | 3.68% | XEM、IOSTなど |
日足雲内 or 下 | 112種 | 82.35% | ETH、MATICなど |
BTCに先導されて上昇
やはり、先導役はBTC。
米国株を横目に、仮想通貨業界全体のセンチメントも好転。
リップル裁判の進捗もあり、SOL、XRPを中心に”証券扱いの銘柄”が急上昇!!
ビットコインがこのまま上昇を続けるか?
また、アルトコインはそれにどの程度、追従できるのか?ドミナンスにも注目です。
今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 4.918% | +6.63% | ダウ | 33,087.3 | -1.58% |
DXY | 106.163 | -0.48% | SP500 | 4,224.15 | -2.39% |
ドル円 | 149.828 | +0.18% | NASDAQ | 14,560.88 | -2.90% |
VIX | 21.71 | +12.37% | 金(Gold) | 1,980.900 | +2.51% |
原油 | 89.831 | +1.87% | BTC | 29,669.05 | +9.26% |
米国株主要株価指数
三角持ち合いは下抜け濃厚か
引き続き、SP500、NASDAQの三角持ち合いの結果待ち。
但し、今週がどの指数も「大きな包み陰線」となっており、
このままでは下抜けからベア相場入りが濃厚な目線となります。
その場合は、週200MAをサポート目安に、米金利の状況を見守っていきます。
米金利
米10年金利は5%を超えていくか
・米10年金利が5%を超えていくのか?
・10年金利と2年、3ヵ月の逆イールドが解消するのか?
に注目しています。
少なくとも、米金利が上昇している間は、株価は軟調が続きますので、
まずは米10年金利から確認するようにしています。
米国経済指標
小売売上高(9月)
底堅い消費を示唆
小売売上高、コア小売売上高ともに、3ヵ月連続で市場予想を上回る伸びに。
7-9月が連続上昇となったため、GDP(四半期毎)が上昇に転換されるととして、
追加利上げが懸念され、長期金利も上昇しています。
小売売上高は、1年前から一貫して底堅い消費を示しており、注目度が高まっています。
来週の主な指数発表
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 市場予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|---|
10月26日(木) | 21:30 | 米 | 実質GDP | 4.1% | 2.1% |
10月26日(木) | 21:15 | 欧州 | ECB政策金利 | — | 4.50% |
10月27日(金) | 21:30 | 米 | PCEデフレータ | 3.4% | 3.5% |
10月27日(金) | 21:30 | 米 | PCEコアデフレータ | 3.7% | 3.9% |
マグニフィセント7の決算(日本時間)があります。
10月25日(水) 5:00 GOOG,MSFT
10月26日(木) 5:00 META
個人消費は高いものの、米国の実経済は本当に堅調なのか?
各企業(マグニフィセント7)の決算が、指数と同様に注目されています。
PCEデフレータも、ディスインフレが確認できるかがポイントです。
今週の仮想通貨ニュース
ビットコイン現物ETF承認の誤報
誤報後も「承認は近い」旨の報道が続く
報道で高騰しましたが、誤報とわかって一転下落。
しかし、誤報前の価格を上回り、上昇のきっかけとなっています。
SECがETF承認をしない一因に「価格操作不安」がありました。
その理由の正当性を与えてしまう結果に、懸念が残りますが、
1日経つと、基本的には年内または2024年1月には
ビットコイン現物ETFが承認されるのでは?とされています。
各企業ごとの申請スケジュール(期限)は、こちら
リップル裁判でSECが告発を棄却
これは和解ではなく、SECによる降伏だ
また、XRP関連裁判も、日に日にリップル社に有利な状況になっています。
「これは和解ではなく、SECによる降伏だ」として、XRPは5%以上の急騰。
但し、完全な決着ではありませんので、報道内容は注意深く確認していきます。
経団連が仮想通貨の分離課税案を提言
Web3企業への免税に続き、待望の分離課税も提案
日本の「仮想通貨 分離課税」は、価格上昇のビックファンダになり得ます。
また、日本で仮想通貨投資を行っている私達にとって、待望の法改正です。
Web3に注力している傾向がみられる現政府では、実現されてもおかしくありません。
但し、他方から見ると、増税に次ぐ増税で減税案が通るとも思えない状況もあります。
過度な期待はせずに、経過を見守ります。
メタマスクが一時Appダウンロード不可
自己管理ウォレットでも一企業に依存する危うさ
ダウンロード不可は一時的なもので、市場には大きな影響を与えてない。
但し、ウォレットでさえ、一企業の決定で利用できなくなる可能性を露呈し、
改めて仮想通貨のリスクヘッジが議論に。
市場全体が成長段階だからこそ、リターンが高いのですが、
同時に株や債券では考えられないリスクを孕んでいることを再認識すること。
取引所は最低3つ以上に分散し、ウォレットもメタマスクの中で分散するのではなく、
他のウォレットも利用することを推奨します。
フェラーリなどで仮想通貨決済を可能に
仮想通貨決済を取り入れる企業が続々
これまでも仮想通貨に高い関心を示していた企業が、仮想通貨決済の導入を発表しています。
今後は、関心を示す企業も増えていく事が予想されており、
イーロン・マスク率いるテスラの仮想通貨決済の再開、
X(旧Twitter)の決済導入などが予想ファンダで注目されています。
今週の米国経済ニュース
テスラ決算、引け後3%下落
売上高、利益、EPSで市場予想を下回る
売上高、利益、EPS全てで市場予想を下回る。
テスラでも、マクロ経済の影響を大きく受けて失速。
昨年をピークに頭打ち感のあるデータとなってしまい、
これから始まるマグニフィセント7の決算予想にも影響がありそう。
ソフトランディングに向けて、各社の決算が指標となりますので、
来週発表される実質GDP(速報値)と共に注目しています。
パウエル議長発言、追加利上げの可能性が減る
ブラックアウト期間前、最後の発言はややハト派
インフレ、中東情勢については、これまで同様の発言に終始。
追加利上げを問われると、市場金利が高騰を続けていることで、
既に利上げと同等の効果があると言及。
追加利上げの可能性が減り、現在は年内据え置き派が大勢に。
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