CPI 利上げ根拠にはならず 2023-10-14

CPI、PPIが発表されましたが、利上げ根拠にはならず。

但し、景気後退には程遠く、米金利を「高く長く」する根拠に。

米10年金利が節目の5%に到達してしまうのか?が市場の関心事。

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ビットコイン価格予想

ビットコイン

BTC待望の週足雲横抜けが近い

日足では、直近押し安値$24,800と週200MAに挟まれたレンジ相場が続く。

下は日50MA、日足雲で支えられており、目線変更なし。

週足では、BTC待望の週足雲横抜けが見えてきました。

2021年仮想通貨バブル後、初めてBTCの上値が軽くなります。

少しずつ上昇の条件が整ってきていますので、積み立てを続けて、

その時を待ちましょう。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)0種0.00%
週足雲ブレイク7種5.15%TRX、XDCなど
週足雲に突入7種5.15%BTC、XRPなど
日200MAブレイク1種0.74%OGN
日足雲ブレイク4種2.94%TWT、Tなど
日足雲内 or 下117種86.03%ETH、MATICなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全136種から参照

ETHが週足雲から転落

アルトコインは、BTCより弱い相場が続いています。

特に、ETHがついに週足雲から下落。

まずは、BTCの週足雲上抜けがいつになるか?が論点ですので、

それまで下落せずに持ちこたえたいところ。

米国株主要株価指数

米国株主要株価指数

SP500、NASDAQの三角持ち合い

SP500、NASDAQの三角持ち合いの結果待ち。

米経済の先行指標といわれるRussel2000が、勢いなく失速しているのも気になるところ。

相変わらず、「指数発表の結果による米金利乱高下」に大きく左右される相場が続いています。

先週同様、「金利高止まりによる下落圧力」があるものの、

「アノマリー、テクニカル的には上昇も見込める」という難しい相場。

三角持ち合いの結果が出るまで、待ちましょう。

米金利

米国債10年物利回り
FFレート 市場予想

米国債10年金利が5%超えていくのか?

市場で最大の関心になっている米金利。

節目の5%を超えていくかで、米国株に更に大きな影響が出てきそう。

また、短期金利との逆イールドが進んでおり、

解消された時はリセッション入り間近と言われています。

FFレート市場予想は、PPI・CPIを受けて、FRBの利上げ予想は減少。

年内のFRB追加利上げは、約30%しか織り込んでいません。

FRB高官、再び利上げ見送りに傾く-利回り急伸で金融環境タイト化
米金融当局の高官らは、最近の米国債利回りの急上昇を受けた金融環境の引き締まりが、追加利上げの代わりになり得るとの考えでまとまりつつある。

当面は、米国株と一緒に、米金利の関連数値も確認していきます。

米国経済指標

PPI(9月)

PPI
PPI
コアPPI
コアPPI

市場予想より高い伸びで3か月連続上昇

米生産者物価指数、9月は前月比0.5%上昇-市場予想上回る
9月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びとなった。エネルギーコストの上昇が影響し、持続的なインフレ率低下への道筋が引き続き不安定になっている。

6月に底打ちした後、3ヵ月連続の上昇。

翌日のCPIも同様の傾向になる可能性があると市場は乱高下があったが、

CPIは市場予想通り(後述)であり、株価にも大きな影響なし。

CPI(9月)

CPI
CPI
コアCPI
コアCPI

CPIは市場予想に一致

米消費者物価指数、9月は前月比0.4%上昇-前年比では3.7%上昇
9月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が前月比ベースで8月と同率の伸びとなった。政策金利を「より高く、より長く」維持する方針を掲げる金融当局の論拠が裏付けられた格好だ。

CPIは、市場予想に一致し、米国株に大きな影響はなし。

重要なコアCPIは、前年比で継続的な鈍化がみられる。

FOMCでの追加利上げ論拠になるかは微妙ですが、少なくとも

金利を「高く長く」持続させる論拠にはなりそうです。

来週の主な指数発表

日時時間指標市場予想前回
10月17日(火)21:30小売売上高0.2%0.6%
10月17日(火)21:30コア小売売上高0.1%0.6%
日本時間で表記 市場予想はInvesting.comより

上記以外には、米国株の決算シーズンが本格化してきます。

マグニフィセント・セブンからはTSLA(日本時間:10月19日(木)6:00)の決算があります。

今の米国株の価格を決めるのは「金利」と「実経済」。

金利の高止まりがほぼ決定的な中、各企業の決算が落ち込まないのか?

注目が集まっています。

今週の仮想通貨ニュース

ARK、ビットコイン現物ETFの申請を修正

承認率高める狙いで現物型ビットコインETFの申請を修正、米ARK
米大手ヘッジファンドARK Investとパートナーである21Sharesは米SEC審査中の現物型ビットコインETFの申請内容を修正した。承認率を高める狙いだ。
SEC控訴せず グレースケールのビットコインETF転換訴訟で
米SECがグレースケール・インベストメンツが主力投資信託GBTCを現物のビットコインETFに転換することをめぐる裁判の判決について控訴しなかった。

承認率を高めるために修正案を提出

ブラックロックの承認が期待されていますが、同時期にビットコイン現物ETFを

申請しているARKが修正案を提出。

現物ETF承認に向けて関連ニュースが注目されています。

市場がどの程度、承認を織り込んでいるのか?意識しながら、確認します。

今週の米国経済ニュース

FOMC議事要旨はサプライズなし

FOMC議事要旨、高水準の政策金利「当面」維持が必要と判断
米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月19、20両日に開いた会合では、景気抑制的な政策を当面維持すべきだとの認識で政策当局者が一致した。一方で、引き締め過ぎのリスクとインフレ鈍化を維持することとのバランスを取る必要があるとの見解も示した。1...

FOMC当日のまとめで大方の見方通り

FOMC議事要旨は、大方の見方通りでサプライズなく通過。

内容もFOMC当日のまとめにほぼ一致。

「ハマス」とイスラエルの武力衝突

【イスラエル】イスラエルが国連に通告、ガザ北部から職員退避を
イスラエルのネタニヤフ首相はイスラム組織ハマスに対し、「前例のない」武力を行使する用意が政府にはあると述べた。

中東での武力衝突リスクを米国株は織り込めていない

先週10月7日に、ハマスの大規模攻撃で始まったイスラエルとの武力衝突。

原油・金は上昇したものの、株価にはあまり織まれていないように見える。

米国が参戦するリスクも、ウクライナと同じく長期化するリスクもあるので、

対岸の火事ではない事を認識して関連報道を確認してく。

*一刻も早い紛争の解決を記念しています。

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