ドル円 160円越えで為替介入を再警戒 2024-06-29

ドル円が160円を突破。

前回高値から約2ヶ月で値を戻してしまい、節目の攻防をせずにそのままブレイク。

為替介入の効果が明らかに薄くなっている事を証明。

為替介入へ再警戒していますが、それは応急処置であり、米利下げを待つ状況は変わらない。

仮想通貨は、SOL現物ETFが申請され、ETHの現物ETFは来週開始か?と

明るいニュースが続くが、価格に影響なし。

こちらも米利下げ待ちの状況が続いています。

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ビットコイン価格予想

SOL現物ETF報道もBTCは動かない

レンジが続きますが、3月9日からの見解に変更なし。

ETHやSOLの現物ETF報道は、ビットコイン価格に影響を与えませんでした。

$60,000より下がる場面もありましたが、週足では安値切り上げとなり、

「上目線でのレンジ形成」という状況は変化なし。

$50,000前半まで下落、または、米利下げ開始のいずれかがないと、

状況変化はなさそうです。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)6種3.41%BTC、BGBなど
週足雲ブレイク41種23.30%ETH、SOLなど
週足雲に突入16種9.09%SUI、PENDOLなど
日200MAブレイク0種0.00%
日足雲ブレイク0種0.00%
日足雲内 or 下113種64.20%AVAX、ICPなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全176種から参照

SOLで現物ETF申請報道

ビットコインがレンジで元気がないまま、アルトコインは下落が続く。

恐怖指数も「30」に。

その中で、SOLの現物ETF報道があり、一時10%UPとなりましたが、

上昇圧力は弱く、上髭からの下落相場継続となっています。

アルト全体でも、週足雲転落がさらに増え、報道後も上昇の兆しはなし。

米国株主要株価指数

夏枯れ相場になるのか?曖昧な相場が続く

基本的な 米国株に対する考え方 に変更ない。

どの指数もまだ上昇する気配はあるものの、

3指数で週足でダイバージェンス発生中。

NVDAは、ATHから16%下落も、20%以上の下落に到達せず、

これがNVDAの直近ピークになるのか?判断がつかず。

NVDAがNASDAQの指標になる状況も変わらず。

NVDAは、夏枯れ相場への入り口に見えたが、16%で反発。

日足で、雲とMAをみると、$105.00程度までは下落想定で、

それが夏枯れ相場への入り口とされているが、まだ確認はできず。

金利と為替

ドル円が前回為替介入(4月29日)160円を節目にすることなく、そのまま突破。

テクニカルがどうであれ、介入がどうであれ、米利下げの目途が立たない限り、

その円安方向への圧力は変わらない状況が続く。

【米国市況】円が対ドル160円80銭台、38年ぶり安値-国債売りの一因に
外国為替市場で円相場は対ドルで1ドル=160円80銭台に下落。1986年以来の安値に沈んだ。円安・ドル高の進行を受けて、神田真人財務官が市場をけん制したが、発言後も円売りに歯止めがかからなかった。通貨当局による円買い介入再開への警戒感が高ま...

いつ為替介入があるのか?という目線になりますが、

その目線自体が3回目で、効果が確実に薄まっています。

米国経済指標

PCEコアデフレータ(5月)

市場予想通りの鈍化

米PCEコア価格指数、5月は伸び減速-年内利下げの論拠後押し
米個人消費支出(PCE)コア価格指数は5月に伸びが鈍化した。年内利下げの論拠を補強する格好となった。

市場予想通りの鈍化で、年内の利下げ開始を後押しする結果に。

市場予想通りという事で、株価には大きない影響なし。

ドルインデックスはレンジ推移も、ドル円は160円を突破しています。

来週の主な指数発表

7月1週の主な指数発表は下記の通り。

最注目は雇用統計。

雇用が弱いトレンドになるのか?が利下げ後押しの根拠の一つになります。

今週の仮想通貨ニュース

アルトコインのETFに申請報道

イーサリアム現物ETF、米SECが独立記念日までに承認する可能性浮上
米国の仮想通貨イーサリアムの現物ETFについて、SECが7月4日(独立記念日)までに承認する可能性が浮上した。

イーサリムのETFは来週、取引開始がささやかれているが、価格に影響はなし。

大手資産運用会社VanEck、米国初のソラナ現物ETF「VanEck Solana Trust」を申請 SOL価格が急騰
大手資産運用会社VanEckが、米国で初となる暗号資産(仮想通貨)ソラナの現物ETF(上場投資信託)「VanEck Solana Trust」の登録届出書を米SEC(証券取引委員会)に提出したことがわかった。これに伴い、ソラナ(SOL)価格...

米VanEckは、SOLの現物ETFを初めて申請。

SOLは一時10%上昇。

これを機に、アルトの現物ETF申請が相次ぐ可能性があるので、

マクロの地合いによって、その銘柄が高騰する可能性があります。

今週の米国経済ニュース

米大統領選、注目のTV討論会

バイデン氏の失点目立つ、与党内でも憂慮深まるか-米大統領選討論会
11月5日の米大統領選に向けて、再選を目指すバイデン大統領とホワイトハウス返り咲きを狙うトランプ前大統領の最初の討論会が27日夜(28日午前)、ジョージア州アトランタのCNNのスタジオで聴衆なしで行われた。

バイデン大統領の失点が目立つ

バイデン氏の年齢(現在81歳)を懸念する声が高まっているが、

その声を正当化する討論会になってしまった。

政策というより、言い間違いなど、老齢を感じさせる場面が多く、

いい勝負だった両者の戦いは、今回でトランプ氏が明確にリードした印象。

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