ドル円が160円を突破。
前回高値から約2ヶ月で値を戻してしまい、節目の攻防をせずにそのままブレイク。
為替介入の効果が明らかに薄くなっている事を証明。
為替介入へ再警戒していますが、それは応急処置であり、米利下げを待つ状況は変わらない。
仮想通貨は、SOL現物ETFが申請され、ETHの現物ETFは来週開始か?と
明るいニュースが続くが、価格に影響なし。
こちらも米利下げ待ちの状況が続いています。
ビットコイン価格予想
SOL現物ETF報道もBTCは動かない
レンジが続きますが、3月9日からの見解に変更なし。
ETHやSOLの現物ETF報道は、ビットコイン価格に影響を与えませんでした。
$60,000より下がる場面もありましたが、週足では安値切り上げとなり、
「上目線でのレンジ形成」という状況は変化なし。
$50,000前半まで下落、または、米利下げ開始のいずれかがないと、
状況変化はなさそうです。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 6種 | 3.41% | BTC、BGBなど |
週足雲ブレイク | 41種 | 23.30% | ETH、SOLなど |
週足雲に突入 | 16種 | 9.09% | SUI、PENDOLなど |
日200MAブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲ブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲内 or 下 | 113種 | 64.20% | AVAX、ICPなど |
SOLで現物ETF申請報道
ビットコインがレンジで元気がないまま、アルトコインは下落が続く。
恐怖指数も「30」に。
その中で、SOLの現物ETF報道があり、一時10%UPとなりましたが、
上昇圧力は弱く、上髭からの下落相場継続となっています。
アルト全体でも、週足雲転落がさらに増え、報道後も上昇の兆しはなし。
米国株主要株価指数
夏枯れ相場になるのか?曖昧な相場が続く
基本的な 米国株に対する考え方 に変更ない。
どの指数もまだ上昇する気配はあるものの、
3指数で週足でダイバージェンス発生中。
NVDAは、ATHから16%下落も、20%以上の下落に到達せず、
これがNVDAの直近ピークになるのか?判断がつかず。
NVDAがNASDAQの指標になる状況も変わらず。
NVDAは、夏枯れ相場への入り口に見えたが、16%で反発。
日足で、雲とMAをみると、$105.00程度までは下落想定で、
それが夏枯れ相場への入り口とされているが、まだ確認はできず。
金利と為替
ドル円が前回為替介入(4月29日)の160円を節目にすることなく、そのまま突破。
テクニカルがどうであれ、介入がどうであれ、米利下げの目途が立たない限り、
その円安方向への圧力は変わらない状況が続く。
いつ為替介入があるのか?という目線になりますが、
その目線自体が3回目で、効果が確実に薄まっています。
米国経済指標
PCEコアデフレータ(5月)
市場予想通りの鈍化
市場予想通りの鈍化で、年内の利下げ開始を後押しする結果に。
市場予想通りという事で、株価には大きない影響なし。
ドルインデックスはレンジ推移も、ドル円は160円を突破しています。
来週の主な指数発表
7月1週の主な指数発表は下記の通り。
最注目は雇用統計。
雇用が弱いトレンドになるのか?が利下げ後押しの根拠の一つになります。
今週の仮想通貨ニュース
アルトコインのETFに申請報道
イーサリムのETFは来週、取引開始がささやかれているが、価格に影響はなし。
米VanEckは、SOLの現物ETFを初めて申請。
SOLは一時10%上昇。
これを機に、アルトの現物ETF申請が相次ぐ可能性があるので、
マクロの地合いによって、その銘柄が高騰する可能性があります。
今週の米国経済ニュース
米大統領選、注目のTV討論会
バイデン大統領の失点が目立つ
バイデン氏の年齢(現在81歳)を懸念する声が高まっているが、
その声を正当化する討論会になってしまった。
政策というより、言い間違いなど、老齢を感じさせる場面が多く、
いい勝負だった両者の戦いは、今回でトランプ氏が明確にリードした印象。
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