上昇サインが日に日に集まっており、底打ちが濃厚か。
米中貿易摩擦が和らぐ期待から、米国株は上昇。
但し、実際に交渉が進んでいるわけではない為、トランプ大統領の言葉一つで市場が反転する状態は変わらず。
仮想通貨もつられて上昇開始しています。
ビットコイン価格予想

重要ラインを上抜けで上昇トレンドへ
2025-03-0→のまとめから変更なし。
$100,000→ATHと越えていくまで、まだ下落の可能性を残しますが、
短期では「下落トレンド上抜け」「$90,000付近の重要ラインを大陽線で上抜け」と上昇トレンドに転換しているサインが多数出ています。
特に、月足、週足で2024年初めから続いているトレンドライン(週足:週50MA、月足:月足雲転換線)をそれぞれサポートにできており、日足では雲と日200MA上抜けと
大統領就任式以降で、一番上値が軽い状況になっています。
米国株同様に、トランプ氏の発言で市場が一変する状況に変わりませんが、状況は好転しています。
アルトコイン

大幅増多数でセンチメント改善に向かう

日足雲攻略したコインが多数あり、CryptoFear&Greed Indexは65とついにGreed入り。
相場が完全に上向きとは言えませんが、トランプ関税で大きく下落したころに比べて、そのセンチメントが大きく改善。
ミームコインの大幅上昇が多数ありましたが、個の力で継続する力強さはなく、BTCの連れ高による上昇。
米国株主要株価指数


米国株は先週より底打ちがより鮮明に
貿易摩擦が和らぐ予想から株価は大きく上昇し、底打ちがより現実的に。
・4指数で10%以上上昇し、トレンド転換を確認。
・更に、RSIも30付近を底に上昇
・恐怖指数も大きく上昇(60over)後、緩やかに下がる。
・フォロースルーデー(出来高を伴い、前日の陰線を包み陽線で越えていく)も確認。
・Fear&Geed IndexもExtremeFearからFearに。
次々と底打ちと言われる根拠が積み重なっています。
2025年4月15日のアップデートから予測に変更はありませんので、このまま様子を見ていきます。
但し、トランプ氏の発言で反転するリスクはそのままであり、関税も何かが決まったわけではないので、買い過ぎないように注意します。

金の大相場が続いていますが、史上最高値を更新した後、長い上髭となっており、短期では調整入りとなりそうです。
長期では、金もまだまだ上昇相場が続きそう。
金利と為替

トランプ関税の緩和報道も重なり、ドル円は140円付近で予定通り、円安に反転。
一旦は150円を目指して折り返すことになりそう。
その後は、円安か円高か日米両政府のそこまでの政策次第。
テクニカルでは円高が続き、週200MAも割れていきそうですが、
ファンダメンタルでは、長期で円安が継続されていますので、まだ判断が難しいところ。
決め打ちせずに、その動向を見守ります。
米国経済指標
来週の主な指数発表
5月1週の主な指数発表は下記の通り。

雇用統計が最注目ですが、メガテックの決算、PCEデフレータとFOMC前の重要情報が盛りだくさん。
重要な経済指標では、トランプ氏の発言ではなく「マクロ要因でどこまで株価が動くのか?」を確認しよう。
今週の仮想通貨ニュース
ストラテジー社、6556ビットコインを追加購入 5年以内に株価が10倍以上になるとの予測も

SEC、ポール・アトキンスの新委員長就任を発表 アルトコインのETF審査加速に期待感

米FRB、銀行の仮想通貨・ステーブルコイン活動に対する規制緩和を発表

今週の米国経済ニュース
対中関税に動きがあり、株価は底打ちへ






トランプ米大統領、パウエルFRB議長解任の意図はない

米企業決算
◎ | 売上高・EPSが市場予想を上回る好決算 クラウド事業が中心になりつつあることを証明 | |
TESLA | × | 売上高・EPSともに市場予想を下回り、厳しい決算 マスク氏が政府業務から退き、テスラ専念を表明で株価は時間外上昇 |
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