アルト市場活性で日替わり爆上げが止まらない!!
FOMCハト派転換から、米国株は続伸、市中金利は下落。
BTCは天井感を出すものの時価総額が低いコインまで上昇多数!!
ビットコイン価格予想
直近高値から30%以上の深い調整を待つ
直近高値($45,000)の上値が重い。
引き続き「ビットコインはさすがに上げすぎ」の雰囲気は変わらず。
基本的には、直近高値から30%以上の深い調整を待っている状況です。
アルトコインは活況ですが、ビットコインは「承認確実か!?」を超える
ファンダがないと、調整なしでこのまま上抜けするのは難しい状況。
ビックファンダでこのまま上抜けするのか?
テクニカルシナリオ通りに深い調整を挟むのか?
いずれにしても、今は「待ちの相場」です。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 14種 | 8.75% | OKB、ORDIなど |
週足雲ブレイク | 46種 | 28.75% | BTC、ETHなど |
週足雲に突入 | 35種 | 21.88% | DOGE、UNIなど |
日200MAブレイク | 56種 | 35.00% | MATIC、SANDなど |
日足雲ブレイク | 2種 | 1.25% | BONE、LTC |
日足雲内 or 下 | 7種 | 4.38% | GST、PSGなど |
アルト市場活性はSOL・AVAX・BCR-20がけん引
ATHは、ほとんどが今年上場のBCR-20系コイン。
逆に、日200MA以下の5%コインは、ファントークン系コイン。
日替わりコインの爆上げが続いており、市場雰囲気はとても良いが、
同時に、時価総額の低いコインの爆上げもあり、ピーク感も感じます。
ビットコインが深い調整となる場合は、短期では「ここが最後のアルトターン」
となることも十分想定されますので、ガチホ分以外はポジション調整推奨です。
大きな調整があることは踏まえて、現金は残しておきましょう。
今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 3.901% | -0.31% | ダウ | 37,385.98 | +0.22% |
DXY | 101.709 | -0.86% | SP500 | 4,754.46 | +0.75% |
ドル円 | 142.387 | +0.18% | NASDAQ | 16,777.40 | +0.93% |
VIX | 13.03 | +6.11% | 金(Gold) | 2,053.200 | +1.67% |
原油 | 73.363 | +1.96% | BTC | 43,969.04 | +6.27% |
米国株主要株価指数
Russel2000がレンジ上抜けできるか
ATHを明確に上抜けしたのはダウのみ。
SP500とNASDAQは、引き続きATHにチャレンジ中!!
引き続き「強い米国株」の市場センチメントは変更なく、
・3指数が全てATHを上抜けできるか?
・Russel2000が直近高値($2,030)を超えていけるか?
が注目ポイントです。
但し、Fear & Greed Indexが非常に高い数字になっています。
流動性が少ない年末年始で狙われることも多いので、
短期のポジションは十分に注意が必要です!
米国経済指標
実質GDP(確定値)
7-9月期:確定値はインフレも消費も鈍化
確定値は、インフレも消費も鈍化。
消費は年末上昇している印象があるので、インフレのみ鈍化していくと、
FRBにとっては理想的なシナリオに。
PCEデフレータ(11月)
3年ぶりのマイナス成長で利下げを後押し
PCEデフレータ、コアともに、市場予想より鈍化。
特にPCEデフレータは、前月比-0.1%で、20年4月以来の前月比マイナス成長。
来年3月から利下げ開始とする「楽観的過ぎる市場予想」を更に後押しする結果に。
市中金利・株価には大きな影響はありませんでしたが、
FFレートの市場予想値は、さらに3月の利下げを織り込み始めています。
来週の主な指数発表
今年の主な指数発表はこれでおしまいです。
米国株はクリスマス以降、極端に流動性が下がる傾向があります。
「値動きが少なくなる」のが一般論ですが、今年のように
見通しが不安定な場合は、流動性が少ない分ボラティリティが
出やすい傾向があります。
心に余裕を持ったポジションで年末年始を迎えるよう調整しておきましょう!
今週の仮想通貨ニュース
ビットコイン現物ETF:承認確実の報道ばかり
一辺倒に偏った報道は天井示唆か
連日、ETF承認ありきの歴史比較やETFの他社競争など、
年末から年始にかけて承認90%以上!!とする一辺倒な報道が続きます。
ETF承認は肯定派であり、その通りになると思いますが、
さすがにこれは「価格織り込み済み」となりそう。
いずれにしても、来る大きな調整に向けて、現金比率を上げていく時期です。
ビットコイン現物ETFの承認スケジュールは、→こちら
今週の米国経済ニュース
日銀は緩和政策を持続
早期正常化の意図はなく、路線変更はなし
日銀政策決定会合で「金融緩和を解除する方向に転換か?」との
見方が市場に広がっていましたが、結果は前回踏襲のまま路線変更なし。
物価高が続いていますが、「賃上げ・物価上昇の好循環を見極めたい」
との見解で、粘り強く緩和政策を続ける表明となりました。
世界の先進国で日本だけがマイナス金利政策を続ける姿勢に、
再度、円安に大きく振れています。
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