アルト市場活性が続く 2023-12-23

アルト市場活性で日替わり爆上げが止まらない!!

FOMCハト派転換から、米国株は続伸、市中金利は下落。

BTCは天井感を出すものの時価総額が低いコインまで上昇多数!!

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ビットコイン価格予想

直近高値から30%以上の深い調整を待つ

直近高値($45,000)の上値が重い。

引き続き「ビットコインはさすがに上げすぎ」の雰囲気は変わらず。

基本的には、直近高値から30%以上の深い調整を待っている状況です。

アルトコインは活況ですが、ビットコインは「承認確実か!?」を超える

ファンダがないと、調整なしでこのまま上抜けするのは難しい状況。

ビックファンダでこのまま上抜けするのか?

テクニカルシナリオ通りに深い調整を挟むのか?

いずれにしても、今は「待ちの相場」です。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)14種8.75%OKB、ORDIなど
週足雲ブレイク46種28.75%BTC、ETHなど
週足雲に突入35種21.88%DOGE、UNIなど
日200MAブレイク56種35.00%MATIC、SANDなど
日足雲ブレイク2種1.25%BONE、LTC
日足雲内 or 下7種4.38%GST、PSGなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全160種から参照

アルト市場活性はSOL・AVAX・BCR-20がけん引

ATHは、ほとんどが今年上場のBCR-20系コイン。

逆に、日200MA以下の5%コインは、ファントークン系コイン。

日替わりコインの爆上げが続いており、市場雰囲気はとても良いが、

同時に、時価総額の低いコインの爆上げもあり、ピーク感も感じます。

CRYPTO BUBBLES

ビットコインが深い調整となる場合は、短期では「ここが最後のアルトターン」

となることも十分想定されますので、ガチホ分以外はポジション調整推奨です。

大きな調整があることは踏まえて、現金は残しておきましょう

今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債3.901%-0.31%ダウ37,385.98+0.22%
DXY101.709-0.86%SP5004,754.46+0.75%
ドル円142.387+0.18%NASDAQ16,777.40+0.93%
VIX13.03+6.11%金(Gold)2,053.200+1.67%
原油73.363+1.96%BTC43,969.04+6.27%
12月22日終値の週間騰落率

米国株主要株価指数

Russel2000がレンジ上抜けできるか

ATHを明確に上抜けしたのはダウのみ。

SP500とNASDAQは、引き続きATHにチャレンジ中!!

引き続き「強い米国株」の市場センチメントは変更なく、

3指数が全てATHを上抜けできるか?

Russel2000が直近高値($2,030)を超えていけるか?

が注目ポイントです。

但し、Fear & Greed Indexが非常に高い数字になっています。

流動性が少ない年末年始で狙われることも多いので、

短期のポジションは十分に注意が必要です!

米国経済指標

実質GDP(確定値)

実質GDP(確報値)
実質GDP(確報値)

7-9月期:確定値はインフレも消費も鈍化

米GDP、7-9月確定値は前期比年率4.9%増加-予想5.2%増
7-9月(第3四半期)の米経済成長率は、前期比年率4.9%に下方修正された。個人消費とインフレの数値も下がった。

確定値は、インフレも消費も鈍化。

消費は年末上昇している印象があるので、インフレのみ鈍化していくと、

FRBにとっては理想的なシナリオに。

PCEデフレータ(11月)

PCEデフレータ(11月)
PCEデフレータ(11月)
PCEコアデフレータ(11月)
PCEコアデフレータ(11月)

3年ぶりのマイナス成長で利下げを後押し

米個人消費支出、11月は前月比0.2%増-PCEコアは前年比3.2%上昇
11月の米個人消費支出(PCE)統計は、食品とエネルギーを除くコアベースでの価格指数の伸びが市場予想を下回り、来年の米利下げ見通しを強める内容となった。

PCEデフレータ、コアともに、市場予想より鈍化。

特にPCEデフレータは、前月比-0.1%で、20年4月以来の前月比マイナス成長。

来年3月から利下げ開始とする「楽観的過ぎる市場予想」を更に後押しする結果に。

市中金利・株価には大きな影響はありませんでしたが、

FFレートの市場予想値は、さらに3月の利下げを織り込み始めています。

FFレートの市場予測値
FFレートの市場予測値

来週の主な指数発表

今年の主な指数発表はこれでおしまいです。

米国株はクリスマス以降、極端に流動性が下がる傾向があります。

値動きが少なくなる」のが一般論ですが、今年のように

見通しが不安定な場合は、流動性が少ない分ボラティリティが

出やすい傾向があります。

心に余裕を持ったポジションで年末年始を迎えるよう調整しておきましょう!

今週の仮想通貨ニュース

ビットコイン現物ETF:承認確実の報道ばかり

米SEC、ブラックロックとグレースケールと再び会議 ビットコイン現物ETF上場申請めぐり
米SECは19日にも、仮想通貨現物型ビットコインETFの上場申請について、別々でブラックロックとグレースケールのスタッフと会議したことがわかった。BTCが再び44,000ドル台に復帰した。

一辺倒に偏った報道は天井示唆か

連日、ETF承認ありきの歴史比較やETFの他社競争など、

年末から年始にかけて承認90%以上!!とする一辺倒な報道が続きます。

ETF承認は肯定派であり、その通りになると思いますが、

さすがにこれは「価格織り込み済み」となりそう。

いずれにしても、来る大きな調整に向けて、現金比率を上げていく時期です。

ビットコイン現物ETFの承認スケジュールは、→こちら

今週の米国経済ニュース

日銀は緩和政策を持続

日銀総裁、基調物価2%上昇「確度少しずつ高まっている」-緩和維持
日本銀行の植田和男総裁は19日の金融政策決定会合後の記者会見で、2%物価目標が実現する見通しの確度は徐々に高まっているとしながらも、出口までの距離については明確にしなかった。会合ではイールドカーブコントロール(YCC)を軸とした大規模緩和の...

早期正常化の意図はなく、路線変更はなし

日銀政策決定会合で「金融緩和を解除する方向に転換か?」との

見方が市場に広がっていましたが、結果は前回踏襲のまま路線変更なし。

物価高が続いていますが、「賃上げ・物価上昇の好循環を見極めたい」

との見解で、粘り強く緩和政策を続ける表明となりました。

世界の先進国で日本だけがマイナス金利政策を続ける姿勢に、

再度、円安に大きく振れています。

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