今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 4.070% | +5.91% | ダウ | 34,305 | +1.28% |
DXY | 102.266 | -0.82% | SP500 | 4,398.96 | -1.16% |
ドル円 | 142.068 | -1.38% | NASDAQ | 15,036.85 | -0.94% |
VIX | 14.83 | +9.12% | 金(Gold) | 1,925.565 | +0.31% |
原油 | 73.619 | +4.66% | BTC | 303744.70 | -0.89% |
ビットコイン価格予想
ビットコインは値動きの少ない1週間に
雇用統計で為替や株、金利織り込みは多く値動きがありましたが、ビットコインは小幅レンジ内の推移で値動きの少ない1週間に。
目線に変更なく、引き続き「ビットコインの週足雲上抜け」を待っている状況。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 1種 | 0.77% | OKB |
週足雲ブレイク | 5種 | 3.85% | BGB、AGIXなど |
週足雲に突入 | 21種 | 16.15% | BTC、ETHなど |
日200MAブレイク | 4種 | 3.08% | SOL、AAVEなど |
日足雲ブレイク | 8種 | 6.15% | UNI、WAVEなど |
日足雲内 or 下 | 91種 | 70.0% | MATIC、AVAXなど |
ビットコイン同様にレンジ内推移
仮想通貨はビットコインのみならず、全体的に値動きの少ない1週間となりました。
引き続き、ビットコインにつられる状況が続きますが、突出した銘柄が出てこないか観測中。
米国株主要株価指数
全指数が上値の重い展開
全指数が上値の重いレジスタンスの上抜けを狙っている状況で、きっかけがつかめず調整入りの可能性が高い状況。
上も下も、NASDAQまたはRussel2000がどちらに触れるかで、他指数も追従していきそうな気配。
明確な方向性がでるまで、積み立て以外は様子を見ている状況。
米市場の現状確認
【米市場の現状】
インフレのピークアウトは確認できているが、底堅い実態経済(特に労働市場)。
指数発表の度に、FRBが金利をいつ下げ始めるのか?の見通しを、市場が後ろ倒ししながら徐々に織り込んでいるイメージ。(現在は2024年5月)
金利が5.50-5.75%まで上がることは織り込まれており、それ以上にならない限り、論点になっていない。論点は「いつ利下げされるのか?」に限る。
但し、金利が上がるほど「結果として利下げ開始が早まる」ことから、金利上昇を示す指数で株価も上昇する逆転現象も確認でき始めています。
ドルインデックスが急低下
長期金利がさらに上昇の見通しもDXY(ドルインデックス)が急低下。
それに連動して、ドル円も円高に。
通常はドル金利が上昇するとDXYも上昇しますが、今回は急低下。
こちらも連動しないチグハグな状況が続いています。
今年の3月以降、景気減退を示すシグナルと実態経済の強さを示すシグナルが入り乱れており、為替のみならず相場の方向性が読みにくい状況が続いています。
米国経済指標
ISM製造業景気指数
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
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7月3日(月) | 23:00 | 米 | ISM製造業景気指数 | 46.9 | 47.1 | 46.0 |
市場予想に反して前月よりさらに下落
基準の50を下回るどころか前月よりポイントダウンで、活動の縮小に。
低水準が持続されており、この指数からは経済が弱まっている傾向が見て取れる。
ISM非製造業景気指数
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
7月6日(木) | 23:00 | 米 | ISM非製造業景気指数 | 50.3 | 51.0 | 53.9 |
サービス業が依然として強い
毎月、活動の縮小が見て取れる製造業に対して、サービス業は依然として底堅い米経済を示す。
4か月ぶりの高水準で、市場予想よりも高いどころか、大きく上振れ。
同日発表のADP雇用統計も予想を大きく上回る数値が出ており、翌日の米雇用統計発表を前に、更なる金利上昇を織り込む動きとなっています。
雇用統計
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
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7月7日(金) | 21:30 | 米 | 非農業部門雇用者数 | 30.6万人 | 22.5万人 | 20.9万人 |
7月7日(金) | 21:30 | 米 | 失業率 | 3.7% | 3.6% | 3.6% |
7月7日(金) | 21:30 | 米 | 平均時給 | 4.4% | 4.2% | 4.4% |
予想下回り減速も平均時給は上昇
雇用者数は減速したものの平均時給は高い水準を維持。
ここでも景気後退への入り口と底堅い労働市場のチグハグを示す結果となり、7月FOMCでの利上げが完全に織り込まれる結果に。
年内利下げなしは決定的であり、7月FOMC後のさらなる追加利上げも視野に入り始める。
パウエル議長が昨年末から言っていた通りのシナリオをここにきて、市場も織り込み始めました。
来週の主な指数発表
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 |
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7月12日(水) | 21:30 | 米 | CPI | 4.0% | 3.6% |
7月12日(水) | 21:30 | 米 | CPIコア | 5.3% | 5.0% |
7月13日(木) | 21:30 | 米 | PPI | 1.1% | 0.2% |
7月13日(木) | 21:30 | 米 | PPIコア | 2.8% | 2.6% |
今週の仮想通貨ニュース
ブラックロックCEOがビットコインに肯定的な言及
ビットコインはデジタル化された金
ブラックロックが提出している注目の「ビットコイン現物ETF」の承認に自信を見せています。
改めて将来的に、金に代替する資産になりえるとアナウンス。
今週の米国経済ニュース
FOMC議事要旨を公表
利上げの見解は思うほど揃っていない
概ね、パウエル議長の発言通りの議事要旨でしたが、唯一、利上げに関する見解は「全会一致」というほど揃っていないことが分かった。
ただし、インフレが減速しているものの高止まりの可能性があり、7月FOMCでは利上げされるだろうという市場予想を後押しする結果に。
(7/6時点で7月FOMCでの25bp利上げ予想が95%)
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