仮想通貨
ビットコイン
ビットコインは、そのまま記録更新の8週連続陰線で確定。現時点では9週連続もあり得る展開です。
米国市場は1週間を通して、一旦の反発( 後述 )を見せていますが、仮想通貨はついて行けず。
狭い範囲でのレンジ相場で、日足では、上図のようなディセンディングトライアングルを形成しているように見えます。今の弱気相場を鑑みると、そのままサポートラインを割れて、もう一段下の可能性が高いように見えます。
BTCの週足RSIが35を切りましたので、セオリーでBTCを少額購入しました。まだまだ下目線ですので、本当に少額です。長期目線でも、週足200MAの$21,000、そこで反発しても、もう一段下まで想定内の相場です。
それぞれの購入判断は、自己責任で慎重にしてください。
BTCは今のところ、$26,000と$21,000の間に、歴史的に重要な数値が見受けられません。$26,000を割り込む場合は、一気に下抜ける可能性があるので、視野に入れておきましょう。
イーサリアム
イーサリアムが先行して、5/12の直近安値を割り込み、それを機に、他アルトコインも大幅な下落となっています。
2020年から始まる一連の仮想通貨バブル相場は、DeFi、NFTの台頭に代表されるイーサリアムが市場をけん引していた印象がありますが、ここでもBTCや他アルトより先に、イーサリアムが動き出した印象です。
イーサリアムは安値を切り下げ、RSIは底打ちしている強気ダイバージェンスの初動にも見えます。
2021オリンピック開始の底値($1,700)は、重要なサポートラインです。これを割らずに、強気ダイバージェンスで上にいくか、割り込むと$1,500、$1,200が次のサポート目標になります。
BTCもETHも、2021年5~7月の安値を守っていますので、ここのラインが守れるかどうかが当面の争点となります。
イーサリアムは、今週の週足RSIが35を切りそうです。
週足の確定を待ちましょう。
アルトコイン
ビットコインに比べて、アルトコインが全体的に大きく下落しました。
前項目 の通り、イーサリアムから先行下落しましたが、STEPNが中国規制の対応で、中国本土のユーザーをブロックし、STEPN関連銘柄が特に大きく下落しています。
また、注目のLUNAは、再生案が可決され、新LUNAがエアドロップとなり、今までのLUNAがLUNCへの名称変更となりました。
LUNAの再生案による相場への影響は、今のところ、ありません。
これだけの崩壊を見せた通貨が果たして復活するのか?は、どちらにしても、仮想通貨業界に大きな影響を与えるため、今後もウォッチしていきます。
アルト全体では、先週同様ビットコインの方向性待ちで、方針に変更なしです。
米国株
週明け5/23から、4指数とも日足陽線が続き、終わってみれば、週足も4指数ともにつつみ陽線で終える結果となりました。久しぶりの緑一色の相場となりました。
5/26(木)に発表された前回FOMC議事録にサプライズがないことを市場は好感し、そのまま継続上昇となったようです。
▶ 参考ニュース https://s.kabutan.jp/news/n202205260065/
明らかに売られすぎだった市場が一旦反発したという印象です。
「ここが底」感は全くありませんので、この反発がどの程度の強さなのか?を見守りましょう。
▶ 参考ニュース https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-27/RCK03YDWLU6C01?srnd=cojp-v2
ドルインデックスは$101.635まで下がり、金も日足200MAの上で推移しています。数週間前に比べれば、それぞれの指数が落ち着き始めました。但し、まだ長期下落トレンドの入り口にいるという想定を忘れないように。
仮想通貨がこの上昇についてこれなかったことが気になりますが、NASDAQとBTCの相関が徐々に外れていくのか?経過を見守ります。
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