ビットコインが史上最高値更新。
日本円建てでは1,000万円を超えて、世界中の注目が集まっています。
仮想通貨ニュースは価格高騰の報道一色。
但し、3月8日(金)に世界のけん引役NVDAが$1,000の節目を前についに反落(-5.55%/day)。
NVDAも米国株も仮想通貨の待望の調整入りになる気配が出てきました。
ビットコイン価格予想
そのままの勢いで史上最高値を更新!!
1月中旬$45,000到達時から、くるくると言われていた押し目を挟まずに、
勢いそのままでATH($69,000)を更新!!
日本円建てでも1,000万円を超えて、注目が集まっています。
NVDAの反落は調整の引き金か
くるくると言われている調整はいつ来るのか?
ついに、NVDAの反落がBTC超整理の引き金となりそうな気配が出てきました。
ビットコイン単体では、悪材料もなく上昇していますが、
NVDAが調整入りした場合は、現段階だとおそらく世界中の株価と
コモディティに余波がありそう。
格好の調整材料となり、30%~50%の調整が予想されています。
$70,000から30%:$49,000
$70,000から50%:$35,000
現実的には、$53,000~$48,000で指値が入れられるといいかなと想定。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 20種 | 11.83% | BTC、RNDRなど |
週足雲ブレイク | 94種 | 55.62% | ETH、SOLなど |
週足雲に突入 | 30種 | 17.75% | XRP、APTなど |
日200MAブレイク | 22種 | 13.02% | ARB、APEなど |
日足雲ブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲内 or 下 | 3種 | 1.78% | XDC、FAMEなど |
全体のセンチメントはさらに上昇
週足雲侵入は全体の85%
200MAより上推移は98%
ビットコインにつられて、アルト全体のセンチメントは
先週より更に上昇しています。
アルトドレインが一巡で天井近いか
けん引していたAVAXなどの上値が重く、今まで上昇しなかった
UNIやミームコインの爆上げが目立ちます。
アルトドレインの天井近いこと+NVDAの反落で、
アルトも天井近いことを示唆する材料が増えてきています。
特に小型アルトは、チキンレースに突入どころかその不安も超えて、
既にチキンレースの崖が近いとすら感じます。
今は買わずに現金を持って、その時を待ちます。
今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 4.079% | -2.51% | ダウ | 38,722.70 | -0.93% |
DXY | 102.741 | -1.10% | SP500 | 5123.68 | -0.26% |
ドル円 | 147.05 | -2.00% | NASDAQ | 16,085.11 | -1.17% |
VIX | 14.73 | +12.43% | 金(Gold) | 2,179.10 | +4.63% |
原油 | 77.962 | -2.54% | BTC | 68,124.20 | +7.94% |
米国株主要株価指数
3指数(ダウ、SP500、NASDAQ)が史上最高値更新後も上昇。
Russel2000も節目の$2,030を超えて、週足で押し目のない上昇が
20223年10月末から続いています。
NVDAの反落は調整開始のサインか
1月中旬から、まだまだかと待ち続けた調整がついに訪れそうです。
NASDAQを一人でけん引し続けたNVDA。
2023年10月$400から決算を挟んで上昇を続けて、ついに$1,000間近で反落。
悪いニュースはありませんが、さすがに調整がはいりそうです。
テクニカルを無視し続け唯一無二の強さを誇ったNVDAの調整は、
おそらく米国株全体、日本株、仮想通貨を含むコモディティと
世界中の株価を調整入りさせる可能性を秘めています。
米国株が長期下落に転じる想定はまだしていないので、
何%の調整になるのか?をみています。
米国経済指標
ISMサービス業景況感指数(2月)
50より上の推移継続も予想より低下
50より上の推移を維持していますが、市場予想より低下。
雇用指数は48となり、縮小圏に再び低下しています。
「ISMサービス業、雇用統計、小売売上高」3つの強さがソフトランディング成功のカギを握ります。
引き続き50より上の推移を継続できるか?に要注目。
これまで毎月、その強さを示し続けてきた米雇用市場についに陰りが。
- 失業率の増加 (3.7% → 3.9%)
- 雇用者数の前回速報値を大幅下方修正 (353K → 229K)
この2つが米国市場が少しずつ弱まっている状況を示しています。
特に「大幅修正」が2か月連続であり、今後発表される指数の信ぴょう性に関わってきます。
利下げ期待も改めて増加。
「強い米国株」のトレンドを変えるほどの結果ではないが、
上がり過ぎた相場が「探していた調整材料」にはなり得るミックスシグナル
来週の主な指数発表
3月3週の主な指数発表は下記の通り。
来週の最注目はCPI。
3月FOMCを控えて、ミックスシグナルとなった雇用統計と同じく
数値が下がっていくのか?に注目が集まっています。
また、10日にはサマータイムが開始されます。
指数発表時間が変更になりますので、注意。
今週の仮想通貨ニュース
BTCが史上最高値更新(ATH)
現物ETFの流入額から逆算すると、ビットコイン総発行数の4%が現物ETFとなる。
その流入量を背景に、押し目のない爆上げが続き、ついに半減期前にATH!!
円安もあり、日本円では1,000万円を超えて、世界中で改めて注目が集まっています。
ここにきて待望のNVIDIA大幅安。
NASDAQを一人でけん引してきた銘柄だけに、仮想通貨のみならず、
世界中へ波及しそうな大幅安になっています。
価格暴騰のニュースが連発
円建てビットコインが1,000万円到達
ミームコイン大暴騰
マイクロストラテジー、BTC買い増しへ資金調達
AI関連銘柄が高騰
今週の米国経済ニュース
スーパーチューズデー
共和党はトランプ氏の圧勝で「もしトラ」がトレンド入り
スーパーチューズデーを終えて、各党の代表者は、
共和党トランプ氏、民主党バイデン氏がほぼ決まりとなり、
2020年の再選となりそうです。
「もしトラ」(もしもトランプが大統領に再選したら)がトレンド入りとなり、
今から各所への影響が予想されています。
スーパーチューズデーでこの2候補が勝つことは、ほぼ規定路線だったため、
株価などには大きな影響なし。
パウエル議長証言
利下げにはインフレに関する追加の確信が必要
ECB、政策金利を据え置き
インフレと成長見通しを下方修正
金利据え置きは市場予想通り。
インフレの鈍化は明らかだが十分な根拠はないとしており、
6月頃のデータで多くのことがわかるだろうとの総裁発言。
半年遅れで、米国経済を追っている印象でしたが、
場合によっては、米国より先に利下げが始まる可能性もあり、
引き続き、重要な世界情勢として確認していきます。
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