ファンダなき爆上げ でビットコインが止まらない!!
GBTCの売り一陣報道後から、ビックニュースを伴わずに、
2月の下落アノマリーの予想も覆し、大きな大陽線へ。
予想を大きく上回る1か月間の上昇で短期調整には要注意!!
アルトはさらに爆上げするも、熱狂は感じられず。
ビットコイン価格予想
2月は大陽線!!
アノマリーも弱かった2月を+43.57%の大陽線で終える。
1月のETF承認をピークに調整すると思われた相場は、
その予測から外れ、大きく上昇しています。
GBTCの売り一巡報道から上昇に転じて、強いファンダがない状態で、
日足で大陽線を連発する相場になっています。
機関投資家の継続買いが、私と同じような調整目線の個人投資家を
ショートスクィーズで巻き込んでいる流れが何度も発生しているように感じます。
それでも、下がらない相場はなく、高値から30%以上の調整がいつ入るのか?
という目線を継続して、押し目を待ちます。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 14種 | 8.43% | OKB、ORDIなど |
週足雲ブレイク | 83種 | 50.00% | BTC、ETHなど |
週足雲に突入 | 33種 | 19.88% | MATIC、APTなど |
日200MAブレイク | 31種 | 18.67% | XRP、APEなど |
日足雲ブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲内 or 下 | 5種 | 3.01% | GST、XDCなど |
60%が週足雲を突破へ
アルト全体の
60% → 週足雲を突破
70% → 週足雲に挑戦中
97% → 日足200MAより上を推移
と明らかに、ビットコインと同様のアルト活況が継続されています。
ミーム、GameFiの単独爆上げ
さらに、市場活況の指針となる単独銘柄の爆上げが、
ミームコインとGameFi銘柄で発生しており、日替わりでの単独上げも継続中。
「熱狂」という印象はありませんが、どのコインもRSIが高く、
ボラティリティが非常に高くなっているので、ここでもやはり
一度調整が入る目線は変更なし。
調整であり、基本的には上昇相場なので、乗り遅れがないように、
ポジションのバランスには注意。
今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 4.178% | -1.60% | ダウ | 39,087.39 | -0.11% |
DXY | 103.885 | -0.07% | SP500 | 5,137.07 | +0.95% |
ドル円 | 150.060 | -0.28% | NASDAQ | 16,274.94 | +1.74% |
VIX | 13.11 | -4.65% | 金(Gold) | 2,082.730 | +2.33% |
原油 | 79.991 | +4.11% | BTC | 62,387.90 | +20.61% |
米国株主要株価指数
2月も調整を挟まず大きく上昇
指数 | 2月終値 | 2月騰落率 |
---|---|---|
ダウ | 38,996.40 | +2.22% |
SP500 | 5,096.28 | +5.17% |
NASDAQ | 16.274.94 | +6.12% |
Russel2000 | 2.069.3 | +5.16% |
1月の終わりから「調整はいつか」と待ち続けているも、その調整を挟まず、
強い上昇が続いています。
アノマリーで弱いとされている2月もクリアし、本当にどこまでも
上昇していくように見える。
しかし、調整を挟まない相場はないので、ここから買い向かうことはせず、
調整入りを待ち続けます。
調整入りした場合の目標は上図の通り。
金利
2月FOMCから上昇した長期金利は、約1か月の上昇を終えて、下落に転じています。
利下げ予想は、先週同様、6月から始まり今年は3回まで織り込み済み。
やっとFRBメンバーと市場の考えが一致してきました。
しかし、想像以上に米経済が強く(好決算が多い)、高金利がその予想より
更に継続される可能性も高まってきています。
高い金利をものともしない米経済で、ディスインフレも2-3%を推移継続
となると、理想的な好循環となりますので、AI、半導体を中心に
米国相場がここからまだまだ上昇していく可能性も考えられます。
米国経済指標
実質GDP改定値(10-12月)
0.1%下方修正も予想にほぼ一致
市場予想とほぼ一致しており、ソフトランディングを目指す状況に変化なし。
景気が低迷する気配はなく、高い金利でも「落ちてこない経済」を物語っています。
PCEデフレータ(1月)
市場予想に一致
市場予想と一致しており、株価に大きな影響はなし。
こちらも強い経済を示す予想が続いており、ソフトランディングに
向かう経済を後押しする数値となっています。
但し、FRBメンバーの求める「インフレが持続的に鈍化する確信」となる
数値とは言えず、大勢に変化なし。
ISM製造業景況感指数
予想を大きく下回る
前回より上昇が予想されていたが、大きく下降。
製造業は、2022年11月を最後に50以下の縮小圏が15カ月連続。
ソフトランディングに現実味がある米国市場で、製造業は一貫して
苦戦を強いられている状況です。
来週の主な指数発表
3月2週の主な指数発表は下記の通り。
来週は雇用統計もありますが、大注目は米大統領選挙のスーパーチューズデー。
前半戦の山場となり、結果如何で今の強気相場の潮目が変わることもあります。
関連ニュースをチェックしていきます。
また、10日からサマータイム開始となります。
今週の仮想通貨ニュース
ビットコイン保有者の97%が含み益に
日本の仮想通貨決済が注目
日本は法整備も進み、決済導入数も多い
日本の法整備と決済導入数が多いことを英メディアが評価しています。
日本国内の仮想通貨の盛り上がりは、利用数増加から
念願の税制改革への近道となりえます。
日本国内の仮想通貨ニュースも要チェック!!
今週の米国経済ニュース
マスク氏がOpenAIを提訴
米国株には大きな影響なし
OpenAIの共同創業者であるマスク氏が、今のOpenAIは創業理念である
「人類の利益」よりも、営利を優先しているとして提訴。
現在は株価に影響があまり見られないが、「AI」と「半導体」という
キーワードは、現在の市場を牽引しています。
こういった些細な報道から潮目が変わることもあるので、注意深く観察しておきます。
コメント