AI関連が爆上げ、他は調整の一週間 2023-02-11

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米国経済

金利

パウエルFRB議長、さらなる利上げが必要に-労働市場は力強い
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、インフレ沈静化のため複数回の追加利上げが必要になると指摘した。また労働市場の力強さが続いた場合は、借り入れコストのピークを従来の想定より高くする必要があるかもしれないと述べた。

予想FFレートは5月FOMCまで2回利上げが既定路線

FedWatchツールより 年間利上げ予想

先週の雇用統計と今週のパウエル議長の講演を受けて、5月FOMCまであと2回の利上げが既定路線に。

但し、6月利上げの可能性も近似値となっており、インフレ鈍化が継続できるか、毎月のCPI数値がより重要に。

為替

日銀総裁は戦後初の学者出身「植田氏」を登用へ

Yahoo!ニュース
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発表直後は円高に振れましたが、長い下髭をつけて発表当日を終える。

ドル安は一服、ドル円のトレンドは新総裁の方針次第か

DXY ドル円 ユーロドル 週足チャート

DXYは、週足雲に支えられ、FFレートの利上げ見通しもついたことから、ドル安は一服の印象。

ドル円が円高継続するかは、新総裁の方針次第に。

DXYとビットコインは逆相関の傾向が強いので、DXYも定期的に確認していきます。

来週の主な指数発表

日時指標前回市場予想
2月14日(火)CPI(消費者物価指数)6.5%6.2%
2月14日(火)CPI(消費者物価指数)コア5.7%5.5%
2月15日(水)小売売上高コア-1.1%0.9%
2月16日(木)PPI(生産者物価指数)6.2%5.4%
2月16日(木)PPI(生産者物価指数)コア5.5%4.8%
日本時間で表記

先日の雇用統計が大きく予想と違う数値となり、「CPIもインフレ鈍化を示せない」場合は、市場センチメントがもう一度、下落に傾く可能性あり。

今の市場の最注目は「米国インフレが抑制できるか?」になるので、兎にも角にもCPIが下がってくるかが最重要。

逆を言えば、CPIさえ下がり続ければ、それ以外の関連指標が多少予想と違っても、大勢に変化はありません。

CPIへの注目が一段と高まっています。

米国株

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債3.742%+6.13%ダウ33,865+0.42%
DXY103.578+0.57%SP5004,090.45+0.22%
ドル円131.418+0.19%NASDAQ12,304.92-0.62%
VIX20.53+12.00%金(Gold)1865.350-0.02%
原油79.706+9.03%BTC21625.19-5.70%
2月10日終値の週間騰落率

米国主要株価指数

日足調整の一週間

米主要株価指数 日足チャート

先週末の雇用統計で高すぎる数値が出ており、来週のCPIに向けて警戒感もあり、調整の一週間に。

週足は上昇トレンド継続で来週のCPI次第に

米主要株価指数 週足チャート

どの指数も長期下落トレンドライを抜けた後は、順調に上昇トレンド継続中。

一足早いダウに追いつけるよう、他3指数も週足雲を上抜けしたい。

来週のCPI次第で、今後1か月のトレンドが決まりそう。

仮想通貨

ChatGPTの影響からAI関連銘柄が多数爆上げ

ビットコイン様子見ムード、株やアルト市場でAI関連銘柄の物色つづく
エコノミッククラブのパウエル講演が迫り株やビットコイン市場には警戒感が広がる。OpenAIの「ChatGPT」流行の影響で、アルト市場ではThe Graph(GRT)やSingularityNET(AGIX)などAI関連銘柄の物色つづく

業界の話題の中心を行く「ChatGPT」の影響で、AI関連の仮想通貨銘柄が爆上げ!!

1日で100%以上の上昇をするコインも出ています。

世の中で話題になった関連銘柄が爆上げするあたり、ここでも市場のセンチメントが上を向いている印象です。

OpenAI創業者が仮想通貨Worldcoinで資金調達

OpenAIの創業者、仮想通貨プロジェクトWorldcoinで資金調達へ
仮想通貨スタートアップのWorldcoinは、最新の投資ラウンドで最大158億円を調達する計画だ。同社はChatGPT創業者サム・アルトマン氏が主導する仮想通貨プロジェクトである。

話題のChatGPTを開発したOpenAIの共同創業者(CEO サム・アルトマン氏)が2020年に設立した仮想痛通貨プロジェクト「Worldcoin」が注目を集めています。

トークンが今年前半に発行される予定とされていますので、関連ニュースをチェックしていきます。

Pos通貨に新たな試練!?ステーキング禁止の噂

https://coinpost.jp/?p=431963

XRPの裁判から、BNB調査、PoSは証券扱いか?などSEC(米証券取引委員会)と仮想通貨の間には、マイナスファンダが絶えません

法整備が進む過程と捉えていますが、定期的にあるSECの動向は、価格に直接影響を与えますので、常にウォッチしていきます。

今回の報道は「噂」程度ですが、価格は調整程度で大きな下落なし。

ここでも、仮想通貨全体の地合いの強さを感じます。

ビットコイン

BTCUSDT 日足、週足、月足チャート

調整完了で週200MAにチャレンジできるか!?

先月に$15,000→$24,000まで、ほぼ休みなく上昇を続けて160%上昇。

2月にやっと調整が入り、ここから週200MAを目指したいところ。

来週のCPI結果次第で、もう一段深く調整するか再上昇していくかが決まりそう

いずれにしても、週200MAを下回っている現在は「週足トレーダーのひろパパ」にとってコツコツ積立の継続目線です。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)2種1.68%OP、OKB
週足雲ブレイク1種0.84%AGIX
週足雲に突入10種8.40%LTC、MATIC、BNBなど
日200MAブレイク44種36.97%BTC、ETHなど
日足雲ブレイク46種38.66%SOL、ADA、NEARなど
日足雲内 or 下16種13.45%CHZ、TWTなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全119種から参照

BTCと一緒に調整するも、AI関連銘柄の爆上げが目立つ

BTCの調整を受けて、アルトコインも多くが調整の一週間になる。

その中で、ChatGPTの影響を受け、AI関連銘柄のみが爆上げしています。

スポット的に爆上げしても、その勢いが継続できるかどうかは「BTC次第」の市場センチメントは変化なし。

大幅上昇したアルトコインに後乗りせずに、ビットコインの分析を継続。

ビットコインが200MAを上回るまでは、下がりすぎたアルトコインに買い場がないかウォッチしています。

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