トランプタリフ報道で続落 2025-03-29

三度、週末のトランプタリフ発動で米国株は包み大陰線に。

仮想通貨市場も連れ安へ。

投資家のリスク回避姿勢が1ヶ月を通じて継続となりました。​

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ビットコイン価格予想

週末のトランプタリフで三度、連れ安へ

2025-03-01のまとめから変更なし。

長期目線での上目線は変更ないものの、日足では日200MAでの重要な攻防中。

週足では安値切り上げで週50MAに沿って上昇できるか。

また、月足では3月を$80,000より上で終えられるかが重要。

マクロ情報に連られる状況が続いていますが、4月上昇につながるよう3月月足が重要になる。

アルトコイン

センチメントは先週から変更なし

ビットコインにつられた続落が続く。

単独上げは、BRC20コイン(PEPEなど)。

Extreme Fearは抜けているが、相変わらずセンチメントの悪い状態が続く。

ETFや準備金関連のよい報道も、短期的な価格上昇には繋がらず。

米国株主要株価指数

ダウ以外は包み大陰線で引け

2025/2/15のアップデートから変更なし。

週末のトランプタリフ報道で、ダウ以外の3指数で包み大陰線となっており、週明けの値動きに注目。

それぞれの重要ラインを割ってくると、もう一段段階下落して、再上昇にも時間(数か月以上)がかかりそう。

それでも、トランプ大統領が中長期目線で株価を無視するとも思えず、全体的な上目線は変わりません。

金利と為替

年内2-3回の利下げとされていたが、年3回利下げが濃厚に。

こちらもトランプタリフ報道を受けて、利下げ期待が進んでいます。

しかし、パウエル議長はこれまでも「トランプ氏の政策と利下げペースは関係ない」と示唆することが多く、実際には年内2-3回は楽観論的予測。

米国経済指標

PCEデフレータ

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コアでわずかに上回り、インフレ圧力の持続が示唆。

総合指数は安定しているが、サービス価格の上昇が継続されており、インフレにつながる可能性が懸念されています。

来週の主な指数発表

4月1週の主な指数発表は下記の通り。

雇用統計で米経済の失速が見えるかどうかがポイント。

当日より、前のJOLTとADAの数字で株価が動き、それを織り込むケースが近年は多い。

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