三度、週末のトランプタリフ発動で米国株は包み大陰線に。
仮想通貨市場も連れ安へ。
投資家のリスク回避姿勢が1ヶ月を通じて継続となりました。
ビットコイン価格予想

週末のトランプタリフで三度、連れ安へ
2025-03-01のまとめから変更なし。
長期目線での上目線は変更ないものの、日足では日200MAでの重要な攻防中。
週足では安値切り上げで週50MAに沿って上昇できるか。
また、月足では3月を$80,000より上で終えられるかが重要。
マクロ情報に連られる状況が続いていますが、4月上昇につながるよう3月月足が重要になる。
アルトコイン

センチメントは先週から変更なし

ビットコインにつられた続落が続く。
単独上げは、BRC20コイン(PEPEなど)。
Extreme Fearは抜けているが、相変わらずセンチメントの悪い状態が続く。
ETFや準備金関連のよい報道も、短期的な価格上昇には繋がらず。
米国株主要株価指数

ダウ以外は包み大陰線で引け
2025/2/15のアップデートから変更なし。
週末のトランプタリフ報道で、ダウ以外の3指数で包み大陰線となっており、週明けの値動きに注目。
それぞれの重要ラインを割ってくると、もう一段段階下落して、再上昇にも時間(数か月以上)がかかりそう。
それでも、トランプ大統領が中長期目線で株価を無視するとも思えず、全体的な上目線は変わりません。
金利と為替


年内2-3回の利下げとされていたが、年3回利下げが濃厚に。
こちらもトランプタリフ報道を受けて、利下げ期待が進んでいます。
しかし、パウエル議長はこれまでも「トランプ氏の政策と利下げペースは関係ない」と示唆することが多く、実際には年内2-3回は楽観論的予測。
米国経済指標
PCEデフレータ


コメント

コアでわずかに上回り、インフレ圧力の持続が示唆。
総合指数は安定しているが、サービス価格の上昇が継続されており、インフレにつながる可能性が懸念されています。
来週の主な指数発表
4月1週の主な指数発表は下記の通り。

雇用統計で米経済の失速が見えるかどうかがポイント。
当日より、前のJOLTとADAの数字で株価が動き、それを織り込むケースが近年は多い。
今週の仮想通貨ニュース
ストラテジー社、買い増しでビットコイン保有数50万BTC突破

日本ではメタプラネット社もBTCを買い増し

準備金確立が進む報道が多いが価格は下落




今週の米国経済ニュース
トランプ氏、25%自動車関税を4月2日発動-米国産以外「全て」対象

関税(トランプタリフ)の限定的な緩和情報もあったが、結果的に強硬で株価は下落。
報復関税を含めて、続いていくのか。
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