FOMCややハト派に転換するも、力強い反発はない。
経済見通しは悪化で今後の利下げ期待は前進したが、スタフグレーション懸念も消えず。
トランプ大統領の関税に関する発言がなかったので上昇したが、その懸念は何も変わらないという状況。
FOMCでややハト派に転換するも「無難に通過」程度の株価上昇しか得られず、反転と呼ぶには材料が乏しい一週間。
ビットコイン価格予想

目新しいファンダなく軟調が続く
FOMCはややハト派となりましたが、大きな値動きはなし。
デジタルアセットサミットにトランプ大統領が登壇と発表され、一時上昇したが、
目新しい情報はなく、むしろ下落しています。
大局ではFOMCを無事通過したという見方で、2025-03-01のまとめから変更なし。
アルトコイン

先週から変化なし

ビットコイン同様、先週から大きな変化なく、80%以上が日足雲挑戦の状況が変わらず。
単独上げはCAKE、TON、HNT、FARTCOINあたりか。
軟調で、市場が明るくなることを待っている状況ですが、毎週異なるコインの単独上げが続いているので、中期上目線は継続して、その時を待ちます。

米国株主要株価指数

FOMCややハト派も反発は乏しい
2025/2/15のアップデートから変更なし。
FOMCで米経済の鈍化から利下げ期待も前進したが、「トランプタリフによるインフレ」と「米経済の不確実性」により、反転と呼べる状況には至らず。
調整局面として下落想定ですが、中長期の上目線継続で、それぞれのサポートラインも変更なし。
金利と為替

FOMC後も小幅な値動きで大きな変化なし。
こちらも「トランプタリフ」と呼ばれるトランプ氏の関税に関する発言がなかった為に静かな一週間となりました。
米国経済指標
小売売上高(2月)


個人消費の減退を確認する結果に

強い米経済の源と言われていた「個人消費が弱くなってきた」という懸念がさらに進む結果。
先月速報値も下方修正され、個人消費が弱くなってきたことがトレンドで確認できる気配となってきた。
FOMC(3月)
・市場予想通りの金利据え置き(4.25-4.50%)
・ドットチャート更新:2025年2回、2026年2回の計4回が中央値
・関税の影響でインフレ見通しを引き上げも「一過性」の認識
・「不確実性」が高まっており、関税の経済への影響を見極める
・間接利下げ:4月から米国債のランオフ(償還に伴う保有証券減少)ペースの上限を月間250億ドルから50億ドルに減額
・パウエル議長は「ハト派より」米国株高、ドル安へ


利下げ期待が前進も「一過性」と「不確実性」

金利据え置きと間接利下げで、市場は株高に。
間接利下げ&利下げの織り込み加速で仮想通貨に良い環境となりました。
特にアルトコイン上昇には、利下げは必要不可欠なので、利下げの織り込みを確認していきます。
日銀金融政策決定会合(3月)
・利上げなく、金利は据え置き0.50%
・賃上げはやや強め
・物価上昇は日銀目標の2%を上回る
・実質金利は高いまま生活が苦しい国民が多く、消費に鈍さ
・金利が上がらないと円安加速リスクがある難しいかじ取り
国民の生活は苦しく、利上げに難しい判断

今回は、金利据え置きで無難に通過したものの利上げ判断が難しい環境が続く。
実質的に利上げが難しいとして市場は円安に振れやすくなっています。
来週の主な指数発表
3月4週の主な指数発表は下記の通り。

注目は、PCEデフレータでのインフレ確認。
この数値よりは、3月末という時期とトランプ発言にまた揺れ動く一週間となりそう。
今週の仮想通貨ニュース
ストラテジー社、130BTCのビットコイン買い増し

マイクロストラテジー社のビットコイン平均取得単価は、くじらの平均取得単価として見られることがあります。
保有枚数 | 499,096BTC |
平均取得単価 | $66,357 |
時価総額 | 412億ドル($82,400現在) |

メタプラネット株価高騰、トランプ大統領の次男を戦略アドバイザーに起用


SECとリップル社の法廷闘争終結へ ガーリングハウスCEOが「勝利宣言」

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