仮想通貨上昇の土台ができ始める 2024-10-19

仮想通貨上昇の土台が固まりつつある。

中国の景気刺激策、ビットコインETF再流入、継続的な利下げ、トランプ氏勝利(上院下院とも)の可能性上昇、ブラックロックの仮想通貨取引所との話し合い等

仮想通貨が上昇しそうな報道が、たくさん目に付くようになってきました。

来週から米企業決算も本格化しますが、マグニフィセント7の決算が良ければ、

NASDAQもATHに向かい、いよいよ仮想通貨爆上げモードの地合いが整ってくる印象。

ソフトランディング、利下げ、トランプ氏が勝利など、どれも未確定要素が多いので、

まだ土台固めではありますが、仮想通貨市場が楽観的になってきた。

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ビットコイン価格予想

コメント

3月9日からの見解に変更なし。

3月からの下落トレンドラインを上抜けしそうな気配になってきました。

この下落トレンドラインを上抜けすると、そのまま$70,000→ATHと

勢いよく上昇しそうなイメージ。

中国の景気刺激策 → ビットコインETF再流入 → トランプ氏の当選確率が大きく上昇

→ ハリス氏が仮想通貨に肯定的な発言(当選のためのリップサービス?)と上昇要因が

連続で続いており、仮想通貨市場も以前より楽観論が強くなってきました。

市場雰囲気はだいぶ良いですが、今は我慢して最初の予定通り、

その時(BTCのATH)を待ちます。

アルトコイン

センチメントはさらに改善

8月には75%以上あった日足雲内↓のコインが、今では約30%にまで減少

ビットコインより先行して、大きく噴き上げるコイン(今週はTURBO、DOGE、SUPERなど)も

日替わりであり、明らかにセンチメントの改善が続いています。

ビットコインがATHするまで、見方は変更しませんが、明らかにATHしそうな雰囲気が漂ってきました。

米国株主要株価指数

NASDAQもATH間近

9月21日アップデートに変更なし

NVDAとNASDAQはまだATHせずにもみ合い中。

しかし、来週からの米企業決算(NVDAは1か月以上先)で、

ともにATHしそうな雰囲気となっています。

市場も、どちらに振れるかわからないというより、明確に上を目指せる

「その時を待っている」というセンチメントに。

但し、大統領選挙を筆頭に、雇用統計での失業率など、土台となり得るものが

未確定なものも多く、一撃でセンチメント悪化は大いにあり得ます。

上にいくだろうと準備していますが、現金比率は50%以上を維持しておきます。

金利と為替

ドル円は、もみ合いが予想されている150-152円に近づいてきました。

これを円安円高どちらに振れるかで中期のトレンドが決まっていきそうです。

11月の利下げ予想は、ついに金利据え置き派は0%となり、ほぼ25bp利下げに。

大きな変化張りませんが、大統領選挙の行方もあり、来年以降の利下げ予想は、

コロコロと入れ替わる状況が続いています。

当面は、11月25bp利下げが決定的で、12月にも追加で利下げを行うのか?がポイント。

まずは、来週からの米企業決算と雇用の強さがまずは注目され、

その結果、FFレートがどうなるのか?で株価を形成していく雰囲気に。

大統領選挙の行方

先週から、トランプ氏が大きくリードし始めています。

仮想通貨や株式相場も少しずつそれを織り込み始めている様子が見て取れる。

さらには、Presidency(大統領)のみならず、ずっと共和党に傾いているSenate(上院)だけでなく、

ついにはHouse(下院)も、共和党に傾きつつあります。

トランプ大統領が勝利しても下院でのねじれが想定されておりましたが、

3つ全てで共和党が勝つと、共和党の政策に障害がなくなり、

仮想通貨には更なる追い風となることが予想されます。

米国経済指標

小売売上高(9月)

底堅い米消費を示し続ける

米小売売上高、9月は0.4%増-市場予想を上回る伸び
9月の米小売売上高は広範囲の分野で増加し、市場予想を上回る伸びとなった。個人消費の堅調さが示された。

予想を上回る伸びで、底堅い米消費をトレンドで示し続けている。

コロナ経済以降、「2021年に株価が先行して下落→AIブームで上昇」の期間ずっと、

底堅い米消費を示し続けています。

少なくとも、この指数単体では、リセッションどころか、

ソフトランディングまたはノーランディングを連想させるような結果に。

来週の主な指数発表

10月4週の主な指数発表は下記の通り。

最注目は、米企業決算の本格化。

NVDAの決算は、まだ1か月以上先ですが、マグニフィセント7の決算結果次第で、

NASDAQもATHが視野に入っています。

NASDAQのATHは、市場の楽観論に追い風となりますので、最注目です!

今週の仮想通貨ニュース

ブラックロックが仮想通貨取引所と話し合い開始か

「仮想通貨デリバティブ取引の担保にBUIDLの活用を」ブラックロックがバイナンスらと検討=ブルームバーグ
ブラックロックは、BUIDLを仮想通貨デリバティブ取引の担保に使用できないか探っていることがわかった。バイナンス、OKX、Deribitと話し合いを始めているという。

その内容よりブラックロックと仮想通貨取引所の提携に注目

「仮想通貨デリバティブ取引の担保にBUIDLの活用」という見出しも然ることながら、

ビットコインETFに続いて、ブラックロックが仮想通貨取引所にコンタクトを

とってきている事実に注目。

もう「仮想通貨は怪しい」と言って、別の商品を販売する企業の方がよっぽど怪しい

という時代に突入しています。

今でも過渡期であることは間違いないので、そのボラティリティに振り落とされないよう

仮想通貨業界の成長を見守ります。

マイクロストラテジー社、ビットコイン銀行構想

「ビットコイン銀行構想で1兆ドル企業へ」マイクロストラテジー会長
米マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長がビットコイン関連金融商品を核に時価総額1兆ドル企業を目指す壮大な構想を語る。
なぜ企業がビットコインを保有し始めているのか?マイクロストラテジーとメタプラネットの事業戦略は
上場企業による暗号資産(仮想通貨)ビットコイン保有が世界的に拡大し始めている。米国のマイクロストラテジーや日本の東証上場企業メタプラネットの事例から、企業がビットコインを選択する理由と、それが企業戦略にもたらす影響を詳しく解説。
マイクロストラテジー会長「ビットコイン投資は無限のマネーグリッチではない」
マイクロストラテジーのマイケル・セイラー会長がビットコイン購入戦略について語る。同社株式のプレミアム価格を正当化する意見も。

1兆ドル企業を目指す

企業の仮想通貨への資金流入は増加の一途を辿っています。

特に、先頭を走るマイクロストラテジー社の株価は、ビットコインよりも高い倍率で上昇を続けています。

現在のマイクロストラテジー社の株価の正当性も語っており、

マイクロストラテジー社の報道が一週間でいくつも出てくるなど、

経済界での注目度は急激に増しています。

ハリス氏勝利でも仮想通貨にはプラスか

米大統領候補ハリス氏が暗号資産規制に言及 枠組みの支持と投資家保護を明言
米民主党大統領候補ハリス氏が仮想通貨投資家保護を表明。黒人男性有権者の支持獲得を狙う政策の一環として提唱された。

トランプ氏優勢かつハリス氏勝利でも肯定的か

ハリス氏が暗号資産規制に言及。

その内容は、ハリス氏勝利でも仮想通貨業界にとってはプラスの内容。

トランプ氏優勢になってきていますが、どちらが勝利しても「仮想通貨業界」に

とってはプラスとなる記事で、市場は好感。楽観的な相場となっています。

今週の米国経済ニュース

半導体関連銘柄の決算に注目が集まる

ASML、半導体市場は「来年もかなりの期間」鈍い回復-CEO
オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングのクリストフ・フーケ最高経営責任者(CEO)は16日、半導体市場が「2025年に入ってもかなりの間」は遅々とした回復にとどまるとの見方を示した。前日公表した7-9月(第3四半期)決算は...
TSMC、7~9月の純利益は予想上回る-AI半導体ブーム続く
半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)は17日、2024年の売上高伸び率見通しを引き上げた。7-9月(第3四半期)の純利益は、アナリスト予想を上回った。世界的な半導体需要や人工知能(AI)ハードウエアブームの持続力を巡る懸念を和...

ASMLが失敗も翌日のTSMCは好決算

ASML社は、オランダの半導体装置製造会社。

決算で受注が予想の半分しか到達せず、来期見通しも下方修正で株価は大幅下落。

半導体業界に一時暗雲となりましたが、翌日のTSMCは好決算。

売上予測を上方修正して、純利益も予想を上回る。

NVDAの決算発表は、一カ月以上先ですが、始まった企業決算に注目が集まっています。

いずれにしても、「半導体関連企業が決算に失敗」すること自体、

AIブーム以降にはなかったこと。

バブル期は終えて、各企業により差が出てくる時期にシフトしてきているようです。

ECB2会合連続で利下げ

ECB、2会合連続で利下げ-悪化する経済下支え
欧州中央銀行(ECB)は17日、今年3回目の利下げに踏み切った。インフレの急速な後退により低迷する域内経済を支えることが可能になったと判断、2会合連続の利下げを決めた。
ECB当局者、12月利下げの公算大との見方-関係者
欧州中央銀行(ECB)当局者は、インフレ率がこれまでの想定よりも早く2%の目標に落ち着くとの見通しから、12月にさらなる利下げを行う可能性が極めて高いとみている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

12月も利下げの可能性は高いか

欧州は、一足先に2会合連続の利下げ(今年3回目)を決定。

インフレは急速に後退しており、低迷している域内経済を支える事ができると判断。

米国の一歩先を進んでいるという事なのか?消費の強い米国は欧州とは違う道を歩むのか?

いずれにしても、一足先に利下げを開始している事例として、欧州も注目です。

中国A50反発

中国株、急反発-習主席のハイテク重視発言や人民銀の動き織り込む
中国株は18日午後の取引で急伸。習近平国家主席がテクノロジー重視の姿勢を示し、中国人民銀行(中央銀行)による一連の動きが政策支援期待を再び強めた。
中国経済成長、7-9月にさらに鈍化-追加刺激策の必要性浮き彫りに
中国経済は7-9月(第3四半期)に成長が一段と鈍化した。今年の成長目標達成に向け、追加の景気刺激策を講じる必要性が裏付けられた。

新しい景気刺激策はまだ発表されていないが、株価反発

習近平国家主席がテクノロジー重視の姿勢を示したこと、

中国人民銀行(中央銀行)が発表した景気刺激策のテコ入れをはじめたこと、で中国株は反発。

中国政府がこのまま株価の下落を見過ごすとは思えず、いつもは「チャイナリスク」となる

要因と全く同じ理由で、今回は株価は大きく上昇していくのではないでしょうか。

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