日米株価はV字回復へ 2024-08-17

日米株価はV字回復へ!クラッシュは長い下髭となる。

仮想通貨はNASDAQとの相関が外れた状況が続き、二番底への不安が募る。

CPIは9月利下げを後押しし、小売売上高は米経済の強さをまだ堅持できた様子。

米大統領選挙は、ハリス氏有利の報道が多くなってきています。

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ビットコイン価格予想

米国株についていけずに二番底を探る

2024年4-5月あたりから、NASDAQとの相関が外れており、

米国株の上昇にはついていけない状況が続く。

但し、その場合でもマクロ環境の下落時には、一緒に下落するのが仮想通貨。

上げられないけど、マクロで下落する二番底を試しそうな局面です。

3月9日からの見解に変更なし。

いずれにしても、$74,000から何%調整となるのか?

今の$49,000は全く問題ないが、「週足雲の下抜け」や「週200MAタッチ」と

なると、再上昇にはそのタッチから2-3年かかってもおかしくありません。

まだ短期調整を願っているものの、その長期保有も視野にポジションは、

一旦の高値(日200MA付近)で軽くしておくようにします。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)6種3.53%BTC、BGBなど
週足雲ブレイク26種14.53%ETH、SOLなど
週足雲に突入10種5.59%RNDR、AKTなど
日200MAブレイク1種0.56%XRP
日足雲ブレイク0種0.00%
日足雲内 or 下136種75.98%AVAX、MATICなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全179種から参照

先週の安値は割らないが、状況は悪化

ビットコイン同様に、元気のないセンチメントが続く。

ETHにもSOLにもミームにも、市場をけん引する力はなく、

ビットコイン頼みの状況で、じりじりと毎週センチメントは悪化しています。

特に、週足雲の上を推移するコインが25%以下で、

Crypto恐怖指数も「ExtremeFear:25」となっており、

中期で、センチメントが悪化していく様子が見てとれます。

マクロ経済から観察して、ビットコインがどちらのレンジに抜けるのか?を

しっかりと確認するまで、アルト市場はこの状況が続きそうです。

米国株主要株価指数

8月5日の急落から日本株と同様に2週続伸が続く

8月10日にアップデートした見解の通り。

上値の重さを解消して、急落分を取り戻す勢いの上昇で、

各指数のATH更新も見えてきました。

当面(9月FOMC or 大統領選終了まで)は、ATHと8月5日下髭の間でレンジになると予想。

但し、ATHを上抜けしても、週足RSIが弱気ダイバージェンスとなる可能性が高く、

いずれにしても、中期調整局面が近いと判断しています。

金利と為替

逆イールド解消に急速に向かっていますが、まだ解消には至らず。

「米景気後退懸念」が8月5日からだいぶ落ち着いており、

ドル円は一時149円まで戻す場面も。

急過ぎる円高には、「日銀からストップ」がかかった格好となり、

下髭の141.5円付近を下限としてレンジが形成され、

ゆるやかに下抜けを狙う局面となりそう。

利下げ予想は、相変わらず9月に利下げ確実視。

但し、25bp利下げが72.5%となり、だいぶ市場が落ち着いてきた印象。

年内3回のFOMCで、1.00%(4段階)の利下げ予想が80%以上は織り込み過ぎか。

「2段階利下げがない」場合は、最大でも年内3回利下げの為、

年内2~3回の利下げ予想が適正値と考えています。

こちらも徐々に解消してくると、さらに市場の見通しがしやすくなってきます。

大統領選挙の行方

Polymaeketでは、ハリス氏が有利になってきています。

トランプ当選を織り込み過ぎていた市場は、ハリス氏当選も織り込み始めています。

米国経済指標

PPI(7月)

市場予想を下回る鈍化

米PPI、7月は前月比0.1%上昇-市場予想は0.2%上昇
7月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を下回る伸びにとどまった。インフレ圧力の緩和が続く中、サービス価格が今年に入って初めて低下したことを反映した。

市場予想を下回り、コア、PPIともに2%台に着地。

CPI(7月)

シナリオ通りの鈍化で利下げを後押し

米CPI、コア指数が4カ月連続で減速-9月利下げの論拠を補強
7月の米消費者物価指数(CPI)では、食品とエネルギーを除いたコア指数の前年同月比の伸びが4カ月連続で鈍化し、米金融当局による9月利下げの論拠を支える結果となった。

CPIがついに、FRBが目標としている2%台に(2.9%)。

市場シナリオ通りの「段階的なインフレ率鈍化」が進んでいることを確認。

9月利下げがより確定的なものになってきました。

小売売上高(7月)

予想を上回る伸びで個人消費の底堅さを示唆

米小売売上高、7月は予想上回る伸び-個人消費の底堅さ示唆
7月の米小売売上高は2023年1月以来の大幅増となり、伸びは予想を上回った。物価高と借り入れコストの高止まりにもかかわらず、個人消費が底堅さを維持していることを示唆した。

個人消費は鈍化せずに、予想を上回る。

リセッションかソフトランディングかで揺れる米経済ですが、

個人消費は改めてその底堅さを継続して示しています。

雇用統計では、少しずつ上がり続ける失業率と下がり続ける雇用者数で、

米経済の後退を示唆しても、個人消費は底堅いミックスシグナル。

来週の主な指数発表

8月4週の主な指数発表は下記の通り。

民主党の党大会で正式にハリス氏が大統領候補に立候補予定。

FOMCの議事要旨も公表されますが、

最大の注目は、ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言。

例年、下半期の流れを占う会見となっています。

今週の日本経済ニュース

岸田総理、総裁選への不出馬を表明

岸田首相、自民党総裁選に立候補しない意向固める-報道
岸田文雄首相は14日午前、官邸で記者会見を開き、9月の自民党総裁選に立候補しない考えを明らかにした。岸田首相の出馬見送りで、自民党内では「ポスト岸田」候補の動きが加速する。

総裁選は本命不在の混沌へ

支持率の低下から、岸田総理の動向に注目が集まっていましたが、

今回は「不出馬」を表明し、米大統領選挙同様に、総裁選も混沌の様相に。

9月に国民が望んでいる「時代が変わる」ことを印象付けたい自民党ですが、

東京都知事選の小池都知事の当選然り、若い国民が望むような選挙になるか

注目しています。

海外投資家から日本株の注目が高まっている中、私たちの生活のみならず、

日本株の観点からも重要な選挙結果となります。

9月の自民党総裁選の日程は、8月20日に会合で決定する模様。

日本株は大幅続伸

【日本市況】日経平均が一時3%超上昇、米景気懸念後退で債券大幅安
16日の日本市場では株式が大幅続伸。良好な経済指標を受けて米国の景気後退懸念が和らぎ、リスク選好ムードが広がった。東証33業種は全て高く、東証株価指数(TOPIX)と日経平均株価は週間ベースで2020年4月以来の上昇率となった。

先週の暴落からV字回復へ

先週の暴落からV字回復で、日経225はクラッシュ前の価格に戻す。

ドル円も一時149円まで回復しており、まだ予断の許さない状況が続いていますが、

少なからず静観できるフェーズに好転しています。

米経済と大統領選挙の影響を受ける、日本の総裁選も近い、など

不確定要素が多数あり、未来の既定路線が決められない状況。

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