トランプ氏銃撃&米国株は天井チャート 2024-07-20

トランプ氏銃撃 も命に別状はなく、米大統領選は、共和党トランプ氏が正式に候補に、

民主党はバイデン大統領が立候補するかいまだ混乱が続き、トランプ氏有利に傾いています。

大統領選挙の行方を予想して、一喜一憂する相場が続いていますが、

週末にはクラウドストライクがWindowsの大規模システム障害。

NASDAQを中心に、米国株4指数でテンプレ的天井チャートに。

仮想通貨は米国株とデカップリングして上昇しているが、米国株につられて下落しないのか?

7月のビットコイン月足チャートも重要になってきました。

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ビットコイン価格予想

レンジ継続も上昇機運が強い

3月9日からの見解に変更なし。

$53,000に届かずに反発して上昇。

ATH($73,800)を超えるまではレンジと見ますが、日200MAを上抜け、

全てのMAを下に、日足雲も越えており、上昇の気配は強い。

米国株はテンプレ的な天井チャートで、調整が濃厚。

仮想通貨はデカップリングしているものの、米国株につられないか?

警戒が必要な上昇相場です。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)7種3.93%BTC、BGBなど
週足雲ブレイク43種24.16%ETH、SOLなど
週足雲に突入23種12.92%1INCH、PENDOLなど
日200MAブレイク1種0.56%XRP
日足雲ブレイク6種3.37%XLM、ADAなど
日足雲内 or 下98種55.06%AVAX、MATICなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全178種から参照

センチメントは上向き

恐怖指数は、Fearから一気にGreedへ。

週足雲に帰ってきたコインも多く、センチメントは上向きに。

1日に10%上昇するコインも多く、アルトコイン界隈だけでみると、

まだまだ下落相場入りしているとは考えにくい。

米国株やマクロ経済に左右されやすい状況が続きますので、

下落の警戒は必要で、強気相場の始まりなのか?

ビットコインがATHを更新するまではレンジとして見ておきます。

米国株主要株価指数

全指数で上髭&包み陰線、トレンド転換か

7月6日にアップデートした内容のまま目線変わらずですが、

4指数で上髭&包み陰線となり、トレンド転換が濃厚。

これが調整かトレンド転換かはまだ不明ですが、少なくとも

9月FOMCまでは軟調な米国株相場となりそう。

メガテックから小型株への資金移動が本物か?

小型株の折り返し地点にもご注目!

Russel2000が$2,100より上で折り返し、レンジ上抜けが

確認できると米経済にとっても良いニュースになる。

NVDA

恐怖指数も急上昇しており、大幅な下落が様々な銘柄で確認できますが、

「NVDAの決算発表(8月28日)までは」と動かない投資家が多い印象。

どのような状況でその日を迎えるのか?決算内容と同じくらい

そこまでのトレンド(織り込み具合)も重要になります。

金利と為替

ドル円が155円で再度円安に折り返すのか?を確認中。

米利下げ開始によるドル安からの円高トレンド転換待ちの状況は変わらない。

但し、9月の利下げはほぼ100%織り込んでいる為、むしろ、

その決定で本当に円高になるのか?の不安も浮上しています。

利下げは9月開始、年内2回が市場予想

9月利下げが行われるか?は、米経済というより大統領選挙の動向の方が、

その影響が大きそう。

指数と同時に、パウエル議長の決断が注目されています。

米国経済指標

小売売上高(6月)

堅調な伸びで消費の底堅さを示唆

米小売売上高、自動車除くベースで堅調な伸び-消費の底堅さ示唆
6月の米小売売上高は、自動車ディーラーへのサイバー攻撃の影響を除くベースで堅調な伸びを示し、4-6月(第2四半期)終盤に個人消費が底堅さを維持したことを示唆した。

減速した雇用統計、インフレ鈍化を確認したCPIとは別に、

小売売上高は前月比で加速。

米経済の消費はいまだ底堅い印象に。

来週の主な指数発表

7月4週の主な指数発表は下記の通り。

PCEコアデフレータが注目なのはいつも通りだが、

マグニフィセント7の決算が始まるので米景気の指標として大注目です。

米国株の決算シーズンが始まります。

今週の仮想通貨ニュース

日本の暗号資産関連の税制改革を要望提出

JBAが暗号資産関連の税制改正要望(2025年度)を政府に提出  申告分離課税や損失の繰越控除など
日本ブロックチェーン協会(JBA)が2025年度の暗号資産(仮想通貨)税制改正要望を政府に提出した。申告分離課税や損失の繰越控除、暗号資産デリバティブ取引の適用、寄附税制の整備などを提案し、暗号資産の普及と市場活性化を図る。

申告分離課税をベースに継続的な要望提出

2021年以降、継続的かつ現実的な要望提出が続いています。

2024年3月にはGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がビットコインの運用を調査し始めるなど、

少しずつ減税が現実的な未来となりつつあります。

要望の内容は、「申告分離課税」「暗号資産同士の交換では課税しないこと」

中心に過去の提出から修正を続けているイメージです。

イーサリアムの現物ETFが来週ローンチか

フィデリティ含む5つのイーサリアム現物ETF、7月23日に登場へ
米デリバティブ取引所Cboeによると、フィデリティやヴァンエックなどのイーサリアム現物上場投資信託(ETF)は7月23日に取引を開始する予定だ。
イーサリアムの将来価格 ETFの米国承認後の影響とテック株との比較
2024年5月に承認された暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの現物ETFの影響と、株式市場上場後の将来価格を市場アナリストの見解を交えて解説。手数料収益に基づくテック株との比較も詳述。

価格に影響が感じられない

米国でイーサリアムの現物ETFが来週開始されることが

確実視される報道が続きますが、あまり価格に影響していない印象。

イーサリアムの現物ETF開始が既に価格に織り込まれているか?が

論点になっており、ローンチ後の価格が注目されています。

過度な期待はせずに、報道を見守ります。

今週の米国経済ニュース

TSMCは予想を上回る決算

TSMC、4~6月の純利益は予想上回る-AI投資拡大
半導体の受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)が18日発表した4-6月(第2四半期)の純利益は、高めとなっていたアナリスト予想を上回った。世界的に人工知能(AI)投資が拡大している。

今のAIブームが継続するのか?最も重要なことはNVDAの決算だが、

その先行指標として、他社のAI・半導体関連企業の決算が注目されています。

まずはTSMCが決算クリア。

しかし、市場は大統領選挙や利下げに翻弄され、乱高下しています。

ECBは中銀預金金利は据え置き

ECB、中銀預金金利を3.75%で据え置き
欧州中央銀行(ECB)は18日、中銀預金金利を3.75%で据え置いた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想では55人全員が据え置きを見込んでいた。

米国よりもインフレ鈍化が進んでいる欧州が先行して利下げするか

注目されていたが、結果は据え置き。

サプライズはないが、米国金利の先行指標となっている為、欧州の金利も確認していきます。

共和党はトランプ氏を正式に大統領候補に

トランプ氏が演説中に銃撃される

トランプ氏、銃撃直後の一瞬捉えアピール-バイデン陣営戦略練り直し
トランプ前米大統領のショーマンシップへの本能は、絶対的な恐怖の直後に発揮された。

政治的暴力は許されることではなく、非難されるべき事件ですが、

トランプ氏が銃撃された事件で、結果的にはトランプ氏有利に働いています。

各党の候補者選定

トランプ氏が政権構想明かす、経済・防衛・外交網羅-FRB議長運命は
ブルームバーグ・ビジネスウィークは6月25日、トランプ前米大統領に単独インタビューした。トランプ氏は私邸があるフロリダ州パームビーチの会員制高級リゾート「マールアラーゴ」で、11月の大統領選でホワイトハウス返り咲きを果たした場合の政権構想を...
バイデン氏、健康悪化ならハリス氏に権限委譲いとわず-BETに語る
バイデン米大統領は再選を果たしても健康上の理由で任期を全うできなくなった場合、ハリス副大統領に権限を委ねることもいとわないと述べた上で、そうしたシナリオが現実になる可能性を一蹴した。

民主党は、バイデン氏に候補を一本化していたはずですが、

代わる候補の擁立に向けて、奔走する献金者も増え始め、党の意見が統一できていない状況

バイデン氏に代わる候補擁立を急げ、民主党献金者が求める危険な賭け
バイデン米大統領に選挙戦からの撤退を求める民主党献金者たちは、代替候補を探すためのオープンな選考プロセスを求めている。ただ、それは実際には政治的リスクをはらむ賭けとなる。
バイデン氏は選挙戦に「これまで以上に尽力」-陣営幹部が撤退否定
米民主党内ではバイデン大統領の選挙戦からの撤退は不可避との見方が出始めている。撤退圧力や批判が強まる中でもバイデン氏は19日、来週から選挙活動を再開すると表明した。

第二次トランプ政権なら、世界中にインパクト

「第2次トランプ米政権」に備えよ、世界が奔走-鍵はディール外交
世界の指導者が「第2次トランプ米政権」に向けた準備を加速させ始めた。トランプ前大統領返り咲きの可能性が高まったとの見方が暗殺未遂事件後に強まっているためで、多くが不可避と考えるシナリオへの対応を本格化させている。

トランプ氏が大統領になるなら、暗号資産業界のみならず、世界中にインパクトが予想されており、

報道の視点によって、伝えるニュースが変わる不透明な状況になっています。

クラウドストライクのシステム障害で世界的大混乱

日米欧でオンライン障害、セキュリティーソフトに問題との報道
マイクロソフトが自社のオンラインサービス全体に問題が生じたことを報告し、米国からアジア、欧州にかけて異常な障害が連鎖的に発生した。米サイバーセキュリティー会社クラウドストライク・ホールディングスのソフトウエア更新で不具合が発生、マイクロソフ...
世界でマイクロソフトITに大規模システム障害 仮想通貨への影響は?
世界各国のマイクロソフトITシステムに障害が発生した。分散型システムを取る仮想通貨に注目が集まったとする意見が上がっている。

世界中のWindows、Azureで大規模障害

Windowsのセキュリティで障害となったため、米国、アジア、欧州を中心に、

大規模な障害となりました。

発生から12時間以内に復旧していますが、世界中で多岐にわたるサービスが停止するなど

ITの弱点が再認識される障害となりました。

AI・半導体ブームに水を差す障害となる可能性もありますので、注意して市場観察します。

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