米利下げ時期後退 2024-04-13

利下げ時期後退か。

6月7月で利下げできない場合は、米大統領選挙もあり、年内利下げなしも視野に。

米国株、仮想通貨は急落。米国債とDXYが上昇に。

待ち続けた「短期調整」がやっとくるかもしれない!

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ビットコイン価格予想

米国株と一緒に下落

3月9日の見解から変更なし。

大きな調整もないが、レンジで安値を切り上げる判断が難しい状況。

先週同様、深い調整待ちですが、香港の現物ETF承認の話もあります。

どちらにいっても、問題のないポジションに調整しておきます。

「数カ月先には上昇相場」が基本目線ですので、あまり欲張らずに、

ガチホorドルコスト平均法で様子見が良さそうです。

半減期は4/20(土)予定

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)10種5.65%BTC、OKBなど
週足雲ブレイク91種51.41%ETHSOLなど
週足雲に突入55種31.07%MATIC、APTなど
日200MAブレイク5種2.82%SEI、OGなど
日足雲ブレイク0種0.00%
日足雲内 or 下16種9.04%XRP、APEなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全177種から参照

ビットコインにつられて20-30%の調整

ビットコインにつられて、アルトコインは20-30%調整するものが多数。

中には既に50%調整しているコインも。

しかし、恐怖指数はいまだ「ExtremeGreed」

高いボラティリティで、恐怖指数が下がってこない感じがバブル感を演出します。

全体の87%以上が週足雲の上を推移しており、長期での上昇トレンドは全く崩れていない。

振り落とされないように注意します。

今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債4.526%+2.77%ダウ37,983.25-2.37%
DXY106.013+1.66%SP5005,123.40-1.56%
ドル円153.210+1.06%NASDAQ16,175.09-0.45%
VIX17.31+7.99%金(Gold)2,344.235+0.60%
原油85.811-1.31%BTC67,116.52-3.24%
4月13日終値の週間騰落率

米国株主要株価指数

ダウを先頭にやっと調整入りか

先週の包み陰線が調整始まりを示唆しておりましたが、

2週連続の大陰線でやっと調整入りとなりそうです(5か月ぶり)。

2023年11月18日の見通し から変化なし

調整を挟まずに大きく上昇してきていますので、深い調整も視野。

下がれば淡々と買っていきます。

ドル円が152円を突破

利下げ予想時期が後退したことから、DXYが急上昇。

ドル高につられて、ドル円がついに152円を突破。

為替介入が噂されていますが、円安の基本構造が変わらないまま、

重要ラインを突破し、160円は時間の問題と言われています。

それまでに為替介入が入ると思いますが、2022年から約2年続いた状況で、

既に日銀の言葉は「口先介入」というより「オオカミ少年」に近い印象に。

やはり、基本構造が変わらないと大局で円高に流れていかない為、

しばらくは「円安局面として、為替介入を警戒」の基本姿勢。

米国経済指標

CPI(3月)

3カ月連続の予想上振れ

米消費者物価指数、3月は前月比0.4%上昇-前年比では3.5%上昇
3月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が3カ月連続で市場予想を上回る伸びとなった。インフレ圧力が再度強まっていることを示唆しており、今年見込まれている米利下げ開始が後ずれする可能性がある。

3カ月連続で市場予想を上振れる結果で、「インフレの高止まり」が

一時的なものではなく、トレンドとして継続しそうな流れに。

これを受けて、利下げ開始の予想時期は6月から9月まで後退。

米金利は急上昇し、米国株安、ドル高に。

PPI(3月)

PPIも予想を上回る数値が続く

米生産者物価指数、3月は前月比0.2%上昇-市場予想0.3%上昇
3月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.3%上昇だった。前年同月比では2.1%上昇した。市場予想は2.2%上昇。

前日のCPI同様に、予想の上振れが続いています。

CPI発表時に、織り込まれ始めている為、大きな変化はありません。

CPIが示した「インフレのが高止まり」を更に強調する結果になっています。

来週の主な指数発表

4月3週の主な指数発表は下記の通り。

注目は米小売売上高での米国消費。

また、決算シーズンが開始され、テック系でTSM、NFLXが決算発表あります。

現在は、実体経済が重要とされており、指数より大型銘柄の決算に注目が集まります。

今週の仮想通貨ニュース

メルカリのビットコイン決済が1か月で10万件

ビットコイン決済月10万件 メルカリが200万口座突破
メルカリの子会社メルコインが開始した仮想通貨ビットコイン決済サービスが、全ユーザーに開放されてから1ヶ月で10万回の使用を達成。この新機能により、メルカリアプリを通じて即座にビットコインの購入・売買が可能になり、多くの初心者が簡単に暗号資産...

サービス利用者が200万人突破

暗号資産取引未経験者が83%というアンケートもあり、

暗号資産市場の裾野を広げる役割を担っています。

日本国内のサービス利用の話で、大いに歓迎なのですが、

利用者は、今の税制状態を知っているのだろうか?と疑問も。

利用者が増加している今、早急に分離課税を進めてもらい、

利用しやすい環境が整ってくればと思っています。

「仮想通貨取引の申告分離課税検討すべき」自民党web3PTの新ホワイトペーパー
仮想通貨取引を申告分離課税の対象にすることを検討すべきなどの提言を盛り込んだホワイトペーパーを自民党web3PTが公開。DAOやNFTなど、ほかにも様々な提言を行なっている。

香港のビットコインETFが価格を押し上げるのか?

香港のビットコイン現物ETF、中国から巨額資金流入の見込み
Matrixportの分析によると、香港の仮想通貨ETFは中国本土の投資家から年間最大250億ドルの需要を引き出せる。

中国本土からの資金流入に期待

最短で4/15(月)にも香港で、ビットコインの現物ETFが承認発表される見込みが浮上。

同時にイーサリアムのETFも、オンチェーンステーキングの問題解決に向けて、動いている様子。

もし、これが承認されると、中国本土から巨額の資金流入が期待されています。

特に中国の経済状態が悪く、他に期待できる投資先が乏しいことから、

このタイミングでの承認に大きな期待が寄せられている。

但し、米国の承認も、承認後にビットコイン価格の調整が入り、

そこからの上昇となっている為、すぐに飛びつくことは注意。

イーサの現物ETF、5月承認は半々

イーサリアムの現物ETF承認確率50%以下 JPモルガン分析
JPモルガンのアナリストは、仮想通貨イーサリアムの現物ETFが5月までに承認される確率は50%以下だと意見している。訴訟になる可能性にも言及した。

今週の米国経済ニュース

ECBは利下げ据え置きも6月利下げへ

ECB、中銀預金金利を4%で据え置き
欧州中央銀行(ECB)は11日、5会合連続で政策金利を据え置いた。インフレ低下に伴い近く利下げをすることが可能だと、これまでで最も明確なシグナルを送った。

データ次第も6月利下げが既定路線

強い経済でインフレが鎮静化しない米国とは別に、

欧州では6月利下げのシグナルが送った。

インフレ低下が確認できたことが要因。

米国は、強い経済を維持していることから、悪いことではないが、

一足先に利下げされる欧州にも先行指標として注目が集まります。

各市場で大きなボラティリティが発生

【米国市況】株下落し国債上昇、中東情勢懸念で逃避-153円25銭近辺
12日の米金融市場では、地政学リスクの高まりから株式相場が大幅安。一方で逃避需要から国債やドルを買う動きが広がった。

4/12(金) 米国株を中心に乱高下

  • 地政学的リスク(イラクの攻撃懸念)
  • ミシガン大学消費者マインド指数(4月速報値)の市場予想以上の低下
  • 銀行(JPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴ)決算

が重なり、米国株は大幅安、国債とドルは上昇し、

各コモディティも大きく乱高下する日となりました。

週明け数日で調整が終えるのか?

この日を境に、中期調整相場となるのか?の境目となる1日。

来週から本格化する米企業決算に更に注目が集まります。

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