ETF承認可否にBTC乱高下 2024-01-06

ETF承認か否認か?の報道一色の年始相場。

米国株は、堅調な労働市場から利下げ予測が一歩後退。

ビットコイン現物ETFが承認されるかどうかに世界が大注目!!

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ビットコイン価格予想

ビットコインチャート

ETF承認可否が分かるまで見守り相場に

年始に$45,000をブレイクしたり、ETF否認の噂で10%下落したりと、

年明けから大きく乱高下。

長期足エリオット波動第一波の目標価格$45,000には既に到達済みであり、

ポジションを落として、市場の様子を見ています。

ETF承認に関する報道があまりに多すぎて、

承認可否」も「その結果価格がどちらに動くか」も読みにくい状況。

1月の結果が出るまで(1月中旬頃)までは、あまり動かずに

動向チェックだけ行います。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)15種9.20%OKB、ORDIなど
週足雲ブレイク45種27.61%BTC、ETHなど
週足雲に突入43種26.38%DOGE、UNIなど
日200MAブレイク44種26.99%MATIC、SANDなど
日足雲ブレイク0種0.00%
日足雲内 or 下16種9.82%XRP、APEなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全163種から参照

ETF関連報道に乱高下も爆上げコイン発生

ビットコインのETF承認可否に伴う乱高下にアルト市場も大幅下落多数。

その中で、DEXの「APEX」ETHチェーンのL2レンディング「LDO」が爆上げ!!

取引所やレンディング銘柄が、他に比べて大きく上昇しています。

基本的には、BTCの価格に連れ安、連れ高となりそうですが、アルトコインの独歩高が

日替わりで継続されており、アルト市場への継続的な資金流入を証明しています。

いずれにしても、こちらもETF承認可否を見守る状況です。

今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債4.05%+4.76%ダウ37,466.12-0.59%
DXY102.435+1.04%SP5004,697.59-1.52%
ドル円144.595+2.56%NASDAQ16,305.98-3.09%
VIX13.35+7.23%金(Gold)2,045.625+0.11%
原油73.889+2.19%BTC44,145.12+4.40%
1月6日終値の週間騰落率

米国株主要株価指数

米国株主要株価指数

年末の利益確定売りは短期下落トレンドの起点か

4指数ともに、2023年末の2カ月押し目なしで上昇を続けています。

年末年始の利益確定売りは当然の流れとして、

これがトレンド転換となるかのか?を市場が判断している印象。

年が変わると、雰囲気が一気に変わる傾向は強いので、

このまま短期で下落トレンドに入る可能性は高そうです。

米国金利と為替

金利と為替

年始は市中金利もDXYも上昇

市中金利も2カ月ぶりの大きな上昇で年明け。

こちらも、株価同様、年明けから雰囲気がガラリと変わる開幕に。

株価同様、トレンド転換となり、短期で「金利上昇」「DXY上昇」「円安」

向かいそうな気配があります。

特にドル円は、2024年のトレンドは円高とされています。

日銀政策次第で、今年も乱高下する可能性がありますので、

日々確認していきます。

米国経済指標

ISM製造業景気指数(12月)

ISM製造業景気指数
ISM製造業景気指数

14か月連続の50割れ

米ISM製造業総合景況指数、12月は47.4に上昇-市場予想47.1
米供給管理協会(ISM)が発表した2023年12月の製造業総合景況指数は、14カ月連続で縮小圏にとどまった。受注の軟化が響いた。

14か月連続で50を割れ、2000年以来、最長の連続縮小期間に。

46付近で底打ちしているように見えており、担当者の2024年見通しは

楽観が強まってきています。(FRBの利下げ開始見通しから)

雇用統計(12月)

非農業部門雇用者数
非農業部門雇用者数
失業率
失業率
平均時給
平均時給

堅調な労働市場の継続を示唆

米雇用統計、非農業部門雇用者数の伸び加速-3月利下げ観測後退
昨年12月の米雇用統計では雇用者数の伸びが加速し、賃金の上昇率は市場予想を上回った。米利下げ時期が迫っているとの観測が後退した。

雇用者数は、2カ月連続で市場予想を超える結果で、堅調な労働市場の継続を示唆。

平均時給も前年比4%前後の上昇をいまだ続けています。

それを受けて、利下げの市場予測は少し後退しています。

「少し」しか後退しないのは、市場が「今後の労働市場の悪化」を想定しているように感じます。

しかし、インフレ率が落ち着き始めた2023年7月頃から、

いずれ悪化すると言われもう半年以上堅調な推移が続いています。

そろそろ労働時市場に対する「市場の見方」が変化してきても良い頃です。

2023年に最注目は「CPI」でしたが、2024年は「雇用統計」が最注目。

雇用統計で米景気動向(&利下げ時期)を測るようになっていきそうです。

ISMサービス業景気指数(12月)

ISMサービス業景気指数
ISMサービス業景気指数

堅調だったサービス業が急減速

米ISM非製造業指数、活動拡大ペース急減速-雇用は大幅な縮小
米供給管理協会(ISM)が発表した昨年12月の非製造業総合景況指数は低下し、活動がほぼ停滞したことを示した。雇用の指数は、約3年ぶりの大幅な活動縮小を示した。

2023年で他指数に比べ、堅調を続けていた雇用、小売売上高、

サービス業の3指数でしたが、ここにきてサービス業が急減速。

50を超えて拡大水域にいるものの、市場予想より大きく減少。

このまま緩やかにでも減少が続くようだと、米国景気後退を後押しして、

利下げ時期を後退させることに。

3カ月以上の継続的な下落になるのか?注視します。

来週の主な指数発表

1月2週の主な指数発表は下記の通り。

インフレ率を確認するCPIの他、13(土)に台湾総統選挙があります。

結果によって、台湾情勢に変化があると、日米にも大きな影響があるかもしれません。

注意深く確認していきます。

今週の仮想通貨ニュース

ETF承認可否に仮想通貨全体で乱高下

ビットコインETF上場申請が承認される可能性高いか、SECの金曜日発表に注目 TechCrunchリポーター
IT系スタートアップやWeb分野の著名ニュース配信プラットフォームTechCrunchのクリプト専門リポーター Jacquelyn Melinek氏が5日に自身のSNSで「ビットコイン現物ETFは、SECによって"複数"企業の申請が承認され...
今週中にSECが複数のビットコインETF上場申請で判断結果下す可能性=米FOXビジネス報道
取引所との会議進める米証券取引委員会(SEC)は米時間水曜日、ニューヨーク証券取引所、ナスダック、シカゴ・ボード・オプション取引所など、ETFが取引される主要取引所の担当者と会議を行ったようだ。FOX Businessが3日に取材報道で伝え

否認の可能性報道で急落も長い下髭

年明けから、ETF承認に関する報道ばかりが続いています。

中でも、1月3日に否認の可能性を示唆する報道が出た時に、10%以上の下落。

但し、長い下髭で戻しており、底堅い強さも示す結果に。

その後も、大きく下げると下髭で戻す展開が続いています。

現状では、「承認か否認か」は判断がつかず、また承認しても価格が

「上昇するか下落するか」も判断がつかない様子見の状態。

現金比率を増やして、まずは1月上旬の承認可否を見守ります。

今週の米国経済ニュース

FOMC議事要旨

・政策金利はピーク(またはそれに近い状況)

2024年中の利下げが検討開始されているが、本格的な議論はなし

・2024年の経済見通しは「極めて不確実」で全員一致

2024年の利下げは視野

FOMC議事要旨、高水準の金利「当面」維持へ-24年の利下げ視野
米連邦公開市場委員会(FOMC)が昨年12月12ー13日に開いた会合では、景気抑制的な政策スタンスを「当面」維持するのが適切との見解で一致した。一方、政策金利はピークにある可能性が高く、2024年中に利下げが開始されるとの認識が示された。1...
FRB量的引き締め、終了接近と市場に観測-FOMC議事要旨が示唆
米金融当局はバランスシート圧縮からどのように手を引くか、検討に入る適切な時期を見極めようとしている。これまでの予想より終了が近い可能性を示すものだ。

FOMCの印象と概ね変更ないが、利下げ時期の本格的な議論はなし。

もう一段の利上げの可能性も残しており、市場は「早い利下げ」を織り込み過ぎている状況。

米経済がソフトランディングに成功するなら、3月の利下げはむしろ時期尚早。

夏~秋の利下げ開始が現実的なところではないでしょうか?

逆に、米経済が急速に悪化し、景気後退サイクルに入っていくようなら、

3月から毎月利下げもあり得る。

台湾総統選挙

民進党優勢も結果に世界が注目

1/13に台湾大統領選挙があります。

親米派の与党「民進党」中国との緊張緩和を目指す「国民党」

激しい論争を繰り広げています。

台湾の国際情勢は、日本とアメリカの経済状況を左右しかねない問題であり、

また、TSMCが通常運転できるかはAIトレンドに必要不可欠です。

その動向をチェックしていきます。

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