米国株
ISM非製造業景気指数
日時 | 時間 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
12月6日(火) | — | ISM非製造業景気指数 | 54.4 | 53.0 | 56.5 |
50を上回り、非製造業は堅調をキープ
先週のISM製造業は、50を下回り、景気鈍化が見られましたが、非製造業は50以上で堅調をキープ。当日の株安につながっています。
雇用統計に続き、「米国経済の好調」を表す結果に。
先週から、指数によって経済の好不調が入り乱れる展開で、株価や金利見通しに影響を与えています。
金利見通し
次回利上げは50bpに鈍化が優勢
来週に控えたFOMCの利上げ見通しは4週連続75bpから50bpに鈍化の見通し。
しかし、年間見通しでは、このままインフレが高止まりして2023年に利下げがないのでは?と「タカ派」な意見も増加中。
来週のパウエル議長の発言は、「来年の利下げ見通し」が注目されています。
為替
利上げペースの鈍化がみられることから、ドル買いに一服感あり。
バブル頂点から下落の基調にあります。
DXYは、日200MAでロールリバーサルしていますので、週足雲(102~104)で支えられるかどうか。
ドル円も同様に週足雲(128~130円)で支えられるかどうか。
来週のFOMCでの金利見通しでまた大きく動きそうです。
米主要株価指数
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 3.584% | +2.75% | ダウ | 33,471 | -2.54% |
DXY | 104.932 | +0.41% | SP500 | 3,934.39 | -3.37% |
ドル円 | 136.578 | +1.69% | NASDAQ | 11,563.33 | -3.59% |
VIX | 22.83 | +19.78% | 金(Gold) | 1,797.460 | -0.02% |
原油 | 71.777 | -11.04% | BTC | 17128.56 | +0.13% |
FOMC前のポジション調整も大勢に影響なし
ISM非製造業とPPIで、株安の原因になりそうな数値もありましたが、大勢に影響なし。FOMC前のポジションを調整する1週間に。
先週同様、ダウはWボトムを上抜けできるか?
他3指数(SP500、NASDAQ、Russel2000)は、2021年11月から続く下落トレンドを上抜けできるか?に注目。
来週の主な指数発表
日時 | 時間 | 指標 | 前回 | 市場予想 |
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12月13日(火) | 22:30 | 米CPI(消費者物価指数) | 7.7% | 7.3% |
12月13日(火) | 22:30 | 米CPI(消費者物価指数)コア | 6.3% | 6.1% |
12月14日(水) | 28:00 | FRB政策金利 | 4.0% | 4.5% |
インフレの重要指標であるCPIの翌日に、FRB政策金利が決まります。
50bp利上げの4.50-4.75%を既定路線として、最も注目が集まっています。
仮想通貨
ビットコイン
先週同様で目線変更なし
週足の強気ダイバージェンスは継続。
$17,600付近の上値が重く、先週同様、小幅なレンジ内を推移。
短期では、安値切り上げで上昇していますが、株価とのデカップリングも大きくなっており、来週FOMCで上昇できるかどうか。
大きな目線に変更なし。
目先では$17,600をクリアして、日足雲にチャレンジしたいところ。
下は、$15,500がサポートラインになっており、割れると次のサポートが$13,000として、$10,000~$8,000までは既に視野に入っています。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 1種 | 1.05% | TWT |
日200MAブレイク | 3種 | 3.16% | LTC、DASH、OKB |
日足雲ブレイク | 5種 | 5.26% | BCH、EOSなど |
日足雲内 or 下 | 86種 | 90.53% | BTC、ETHなど |
市場に勢いはなく、先導役はいまだ確認できず
ハードウェア系トークンも一服し、FTX騒動は一服している印象。
日足雲ブレイクも5種類あるが、上昇というより横抜けがほとんどで、市場を先導するような勢いはなし。
どのコインが単独上げをしても、やはりBTCが上がってこないと、上髭で終わってしまう事がほとんど。
先週同様に、BTCが上昇するきっかけを待っている状況です。
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