米国株 ▶堅調な雇用統計で、積極的な利上げとなるか!?
指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 | ||
8月5日(金) | 21:30 | 米7月雇用統計 | 37.2万人増 | 25.0万人増 | 52.8万人増 |
8月5日(金) | 21:30 | 失業率 | 3.6% | 3.6% | 3.5% |
雇用統計は、市場予想を大幅に上回る。
→堅調な経済を示し、次回FOMC(9月)での0.75%利上げの予想が優勢となる。
来週、米CPIの結果(物価が下がってこない場合)によっては、株価が大きく下落する可能性もありますので、注意しましょう。
株価は、引き続き短期で上昇しており、それぞれの下落トレンドを上抜けできるか?様子を見ています。
長期下落目線であることは忘れずに。
市場予想を大幅に上回る雇用統計の結果を受けて、ドルインデックスと米国金利が急上昇(反発)しています。
2年金利と10年金利の逆イールドは、7月5日から徐々に広がり続けています。
3か月金利と10年金利も逆イールドになると、株価が下落すると一般的には言われています。こちらも接近しておりますので、注視しましょう。
米国株主要指数は、それぞれの下落トレンドを上抜けできるかアタックしています。
S&P500は、週足で上抜けが確認できそうです。
これにNASDAQが続いていけるか?は、来週のCPI次第でしょう。
来週の主な指標発表です。
| | 指標 | 前回 | 市場予想 |
8月10日(水) | 21:30 | 米CPI(消費者物価指数) | 9.1% | 8.8% |
インフレ抑制が最重要課題となっている現在の米国にとっては、FOMCと並び、最も重要な日と言えます。
NASDAQ ▶2021年末から続く下落トレンドを超えられるか!?
短期上昇トレンドへ転換。
2021年末から続く下落トレンドにアタック中。
上抜けすれば、目先は$14,000(日足200MA)が目標。
下に割れれば、日足50MA、100MAでそれぞれサポートできるか。
こちらも長期下目線は継続されているので、要注意!!
$13,000のロールリバーサルに成功して、この下落トレンドを抜けたいところだが、来週のCPI次第。
ロールリバーサル
日本語訳:役割転換
CoinPost より一部抜粋
相場には「節目」が存在しており、ある一定のラインを基準にそれ以上安値にならなかったり、高値にならなかったりということを繰り返します。
つまり、レジスタンスライン(抵抗線)がチャートに存在しており、そのラインをブレイクした瞬間にレジスタンスラインがサポートライン(支持線)に転換することを「ロールリバーサル」と言います。
逆も同様で、レジサポ転換、サポレジ転換と同義語となります。
仮想通貨 ▶日本の暗号資産税制要望を公開
日本の税制改正が、以前より現実味を帯びてきました。
日本の仮想通貨の税制は10年以上前に制定されたものであり、WEB3を国家戦略として議論するようになった現代では、その背景も大きく異なります。
業界全体のムーブメントの後押しとなるよう良い税制改正となる事を期待しています。
待望の「BTC現物ETF」とまでは言いませんが、米ブラックロックの仮想通貨提供は、業界にとってはとても大きなニュースです。
しかし、そのビックニュースが価格にほとんど影響を与えられない事で、いかに現在の「仮想通貨業界」が冷え込んでいるのか?が分かります。
やはり長期はまだまだ下目線ですね、、、
ビットコイン ▶週足200MAの上で推移が継続できるか!?
引き続き、週足200MA($22,800)をサポートとして、$28,000付近(5月もみ合い価格)に上昇できるかどうか。
月足は月足50MA($21,950)、週足は週足200MA($22,870)を上抜けてそれぞれ確定しました。
市場のセンチメントは、以前に比べてだいぶ良くなり、「ずるずると下落するようなことはない」ものの、「もう一段力強く上を目指す根拠もない」といった印象です。
予想を大幅に上回った雇用統計の結果を受けても、その値動きはほとんどなかったように思います。
こちらも長期下目線は変わらずですが、どこまで反発(短期上昇)できるかを見守っています。
アルトコイン ▶先導組は日足200MAでロールリバーサルに成功!!
アルトコイン達は、ひろパパが見ている69種類中
日足雲進軍中・・・31種(44.93%)ビットコイン含む
日足雲を上ブレイク・・・35種(50.72%)ETH、BNBなど
日200MAブレイク・・・3種(4.35%)UNI、ETC、ENS
雲ブレイクしたコインが少し増えましたが、大きな目線に変更はありません。
ビットコインを先導できるよう、より多くのコイン達が日足200MAブレイクとなっていくか注視していきます。
先頭を走るUNI、ETC、ENSは、日足200MAでロールリバーサルに成功しています。
下を固めてもう一段上を目指しそうなので、次は2022年4-5月の前回高値を超えていけるかどうか、日足200MAが上向きになっていくか、に注視していきます。
来週はCPIがあるので、下落する場合は、各日足200MAにサポートされるかどうかを確認しましょう。
日足200MAブレイクのコインが増えれば増えるほど、ビットコインが日足200MAに到達できる可能性が高まります。先行指標として見ていきます。
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