超好決算しか許さない決算期 2024-07-27

超好決算しか許さない米国株の決算市場。

良い決算でもあらを探して株価下落する厳しい決算期となっています。

資金流出で下落するメガテックを横目に、ビットコインは底堅い値動き。

Russel2000が大きく上昇を続けていることが米国経済の希望。

日銀の利上げ話も浮上し、ドル円は円高へ転換か。

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ビットコイン価格予想

急落からの全戻しでレンジ継続

3月9日からの見解に変更なし。

レンジ内での細かい動きになるが、急落しても全戻しする強気相場か。

全てのMAと雲を下に従えて、サポートは厚い状況。

RSIも上がり過ぎておらず、チャート的にはレンジ上抜けを試しそうにみえる。

最近すっかり逆相関となっているNASDAQは下落を続けており、

下抜けの警戒も必要な状況は続いています。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)8種4.47%BTC、BGBなど
週足雲ブレイク37種20.67%ETH、SOLなど
週足雲に突入24種13.41%XRP、AAVEなど
日200MAブレイク0種0.00%
日足雲ブレイク2種1.12%XLM、HNT
日足雲内 or 下108種60.34%AVAX、MATICなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全179種から参照

アルトコインは下落が続く

急落から急上昇したビットコインに対して、

急落したが、上昇にはついていけないアルトコインが多い。

イーサリアムの現物ETF取引開始を一端の天井として、仮想通貨全体は下落。

先週より一段下に下落したまま推移しています。

アルトコインから全体を勢いづけるコインを探すことは難しく、

ビットコインの上昇を待っています。

強いて言えば、最近はETHよりSOLの方が市場への影響力が強く感じます。

SOLの上昇がアルトコインに波状していく可能性がありますので、

その価格推移に注目します。

米国株主要株価指数

Russel2000の力強さがソフトランディングを後押し

7月6日にアップデートした内容のまま変更なし。

4指数が連動していた夏前に比べて、「強い:ダウ、Russel2000」

「弱い:SP500、NASDAQ」の2極化がより明確になってきました。

米国決算が本格的に始まり、この流れが継続するかに注目。

メガテックから米小型株への資金循環だとすると、

「ソフトランディング→もう一段の中期株高」が見込まれます。

NVDA

直近高値から25%調整が入って、日足雲で支えられている状況。

いったん反発しそうですが、雲から落ちると次は日200MAタッチの$90前後か。

最後の日200MAタッチは、2023年1月まで遡る。

世界中で「NVDAの決算がとても重要」なので、チャート分析はしますが、

決算まではNVDAを判断しないように注意。

為替と金利

来週日銀会合の利上げ予想3割、最多10月不変も前倒し進む-サーベイ
日本銀行は来週に開く金融政策決定会合で、国債買い入れの減額計画と共に追加利上げを決めるとみているエコノミストは3割程度にとどまっている。
ブラックロック、日銀は当面金利を据え置くと予想-日本株の追い風に
世界最大の資産運用会社であるブラックロックは、日本銀行は現在の政策金利を当面据え置き、日本株に追い風が続くと予想する。同社は日本株のオーバーウエートを確信の高い投資だとみている。

米国金利は常に世界の注目となっていますが、ここにきて来週会合の

日銀がついに利上げかとドル円が乱高下しています。

但し、1日ごとに利上げ濃厚 → 据え置きか → 植田総裁は沈黙 と、

先の読めない報道が続きます。

来週、同日開催のFOMC&日銀決定会合での金利動向が注目され、

米国は逆イールド解消から数か月で、景気後退入りするかどうかで

こちらも意見が分かれています。

確定的な事がない状況なので、積み立て継続でどちらか一方への

リスクはとらないように注意する時期です。

米国経済指標

実質GDP速報値(4-6月)

ソフトランディングに向かっているか

米GDP、4-6月に予想を上回る伸び-堅調な需要浮き彫り
米経済は4-6月(第2四半期)に予想以上に成長が加速した。借り入れコスト上昇に圧迫されながらも、需要が持ちこたえている状況が浮き彫りになった。

市場予想を超える成長率で、堅調な需要が示される。

ソフトランディングを目指すFRBにとっては良い結果となる。

速報値であり、もう少し下がるとは考えますが、強い米経済はいまだ継続している様子。

PCEデフレータ(6月)

利下げ観測がより進む

【米国市況】株上昇、PCE好感し利下げ観測強まる-153円台後半
26日の米株式相場は上昇。6月の個人消費支出(PCE)価格指数が食品とエネルギーを除くコアベースで小幅な伸びにとどまったため、9月利下げの観測が強まり、買いが優勢になった。

2%に向かう最後の1マイルを進んでいると確認できる結果に。

9月FOMCの利下げ観測はより進み、ソフトランディングを目指しつつ、

9月利下げを待つという大局は変わらず。

来週の主な指数発表

7月5週(8月1週)の主な指数発表は下記の通り。

大注目は、もちろんFOMCだが、日銀の利上げ動向、

マグニフィセント7を筆頭に各企業決算も大注目。

今週の仮想通貨ニュース

イーサリアム現物ETFが開始

米SECがイーサリアム現物ETFを最終承認、取引は23日より開始へ
SECは各仮想通貨イーサリアム現物ETF銘柄への最終承認(S-1登録)を行い、正式にゴーサインを出している。

S1登録承認され、7月23日に取引開始

価格は、ビットコインの取引開始日同様に、ここを天井として下落に転じる。

調整を挟んで上昇していくとみるのが一般的な見方ですが、「マクロ経済に依る」状況は変わらない。

トランプ氏再選でビットコインが米国準備金に?

トランプ氏再選でビットコインが米国準備金に? 専門家の見解
米政府が仮想通貨ビットコインを準備金にすることは不可能ではないとDAIMのCEOが発言。この政策は共和党のDonald Trump氏が今週のイベントで発表するとの憶測が広まっている。

現実的には難しいが、トランプ氏ならそれもあり得る

誰が大統領になるか?見通しがつかない状況が続く中で、やはり

トランプ氏が当選することが、仮想通貨業界にとっては、一番追い風となるのか?

ただこの報道は、「現実的には難しいが、トランプ氏ならそれもあり得る」

という趣旨なので、エンターテイメントとして見ましょう。

マラソンデジタル社がビットコイン1億ドル分を購入

https://jp.cointelegraph.com/news/marathon-digital-buys-100m-bitcoin-hodl-strategy

マイニング会社のビットコイン購入は価格上昇への自信か

米最大手のマイニング会社マラソンデジタル社(MARA)が1億ドル分の

ビットコインを取得したことが話題になっています。

マイニング会社がビットコインを「購入」することは稀です。

特に、これだけ大規模な購入で「フルHODL」を発表したことは

今後の価格上昇への自信の表れという印象です。

中長期的な視野での話になりますが、マイクロストラテジー社が

ビットコインの1%を保有している事実もあり、米企業の仮想通貨保有が

当たり前の世界に移行しつつあります。

SBIが国内ビットコインETF参入準備か

SBIが米資産運用大手と新会社設立へ ビットコインETF参入準備か=日本経済新聞
SBIホールディングスが、米運用会社大手フランクリン・テンプルトンと年内を目処に合弁会社を設立する。国内の証券市場でビットコインETF(上場投資信託)が売買できるようになると、税制面で大きな優位性がある。

長期保有+積み立て希望の保有者には朗報

日本では税制問題もある為、日本国内でETFで保有できることは

海外以上のメリットがあります。

しかし、ETFだと日本の株式市場が開いている時間しか取引できない為、

夜に急激な価格変動が多い仮想通貨は保有者にとって、良い事ばかりではない。

それでも、ETFで長期保有積立を検討している人にとっては楽しみな報道です。

今週の米国経済ニュース

各企業決算

GOOGYOUTUBE部門の実績に失敗
TSLA×ガイダンスに失敗し、12.5%の株価下落

超好決算しか許さない

米国企業決算が始まっています。

特別に悪いという決算は少ないものの株価は急落が多い。

直近1-2年、常に予想を超える決算が続いた結果、現在は、少しでも

悪いところがあると騒ぎ始める、絶好調じゃないと許されない市場の空気がある。

現在の王様、NVDAの決算まで約1か月。

他企業も同様のケースが続くと思われますので、速報には要注意。

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