CPI予想通りの鈍化を好感 2024-05-18

CPI予想通りの鈍化を好感。

米国株は3指数でATHを更新して、短期調整完了か。

ビットコインも同時に上昇しているが、こちらはまだレンジ相場。

OpenAIとGoogleが連日、AIに関するインパクト抜群の発表!!

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ビットコイン価格予想

週足は包み大陽線

CPIの結果を受けて、米国株と一緒に上昇。

週足では包み大陽線となり、上昇トレンドの起点になりそうなチャートに。

このまま上に行くなら、高値から24%下落で調整が終わったことになり、

ビットコインにしては浅すぎる調整となる。

いまだ下落トレンドの中におり、様子見ですが、米国株に勢いもあり、

このまま上昇に転換することも視野に入れて、ポジションを調整します。

来週のNVDA決算がどうなるかで、大きく目線が変わっていきそう。

基本的には、3月9日からの見解に変更なし。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)6種3.39%BTC、BGBなど
週足雲ブレイク75種42.37%ETH、SOLなど
週足雲に突入56種31.64%SUI、SANDなど
日200MAブレイク4種2.26%WLD、MNTなど
日足雲ブレイク0種0.00%
日足雲内 or 下36種20.34%MATIC、ARBなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全177種から参照

短期上昇も週足トレンドには変化なし

ビットコイン同様に、大陽線でトレンド転換を示唆するコイン多数。

数値では市場センチメントも改善しているように見えますが、

週足では大きな変化なし。

ここが起点になるかもしれませんが、現時点では大きな転換点になれず。

来週のNVDA決算結果によりけりで、まだどちらにでもトレンド転換がありそうです。

今週のマーケット

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債4.422%-1.73%ダウ40,003.60+1.24%
DXY104.497-0.78%SP5005,303.26+1.54%
ドル円155.640-0.07%NASDAQ16,685.97+2.11%
VIX11.98-4.62%金(Gold)2,414.715+2.30%
原油80.095+2.13%BTC67,024.00+9.01%
5月17日終値の週間騰落率

米国株主要株価指数

3指数でATH更新

市場の不安材料だったCPIが「市場予想通りに鈍化できた」ことを好感。

その勢いで、3指数が同時にATHを更新し、調整が完了された見方が大勢。

10%未満の浅い押し目となりましたが、上昇トレンドに転換しそうです。

米国株に対する考え方に変更なし。

金利と為替

ドル円は、これまでのボラティリティに比べれば、値動きのない様子見相場。

CPIと小売売上高を受けて、米市中金利は低下。

年内利下げ予想2回は変化ありませんが、織り込みが進んでいます。

インフレ再燃の懸念は払しょくされつつある相場観

ドル円も米国株も、インフレ再燃から米金利高止まりの懸念が

数か月続いておりましたが、雇用統計・CPIを終えて、

その不安が少しずつ払しょくされつつあります。

米国株には良い土壌が整いつつありますので、継続して確認していきます。

米国経済指標

PPI(4月)

市場予想と一致で影響は小

米生産者物価指数、4月は前月比0.5%上昇-全ての予想上回る
4月の米生産者物価指数(PPI)は前月比の伸びが市場予想を上回った。ただ、米金融当局が重視する個人消費支出(PCE)価格指数の算出に用いられる主要カテゴリーは比較的落ち着きを示した。

PPI、コアPPIともに、市場予想と一致しており、大きな影響はなし。

PPIは、前月速報値2.1から1.8に下方修正された。

今月は、CPIより先に発表されるスケジュールの為、市場の注目が高かったものの

市場予想通りで大きな混乱なし。

CPI(4月)

市場予想通りの結果

米CPI、4月は前月比0.3%上昇-前年比では3.4%上昇
4月の米消費者物価指数(CPI)は変動の大きい食品とエネルギーを除くコアベースで、前月比の伸びが6カ月ぶりに鈍化した。米金融当局が年内の利下げ開始を検討する上で小さな一歩となった。

市場予想通りの「伸び鈍化」となり、米国株は上昇しています。

インフレ再燃が懸念される中、注目度が高かっただけに、

市場予想通りの結果を市場は好感。

各指数がATHを更新して、上昇トレンド転換への起点となりそうです。

小売売上高(4月)

前月比0.0%で横ばい

4月の米小売売上高は横ばい、予想下回る-過去2カ月分は下方修正
4月の米小売売上高は前月比で横ばい。その前の2カ月は伸び率が下方修正された。高い借り入れコストと債務増加により、消費者が慎重姿勢を強めていることが示唆される。

前月比横ばいで、消費者が慎重になっていることを示唆。

市場はこれを好感して、株価は上昇しています。

コアでは市場予想通りの0.2%。いずれにしても鈍化が確認できています。

来週の主な指数発表

5月4週の主な指数発表は下記の通り。

FOMCの議事要旨確認と業界大注目のNVDAの決算。

直近は、どんな期待も上回り、市場にインパクトを与え続けたNVDA。

さすがに期待が大きすぎるようになってきたと思うが、

その結果が、世界中の株価に影響するといっても過言ではない決算になります。

今週の仮想通貨ニュース

SECの仮想通貨保管ガイドラインを覆す議案が米両院で可決

SECの仮想通貨保管ガイドライン覆す決議案、米両院で可決
米連邦議会上院は、下院に続き、SECが発行した仮想通貨の保管に関する会計公報を覆す決議案を可決した。議員やSECがコメントを発表している。

ビットコイン現物ETFが上場されたことで、SECと仮想通貨業界との争いも

一定の決着がついた印象がありますが、その後も仮想通貨業界に有利な決定が続いています。

大統領選挙の結果次第で、ゲンスラー委員長の交代が予見されており、

年末に向けて、イメージしている未来に確実に近づいています。

今週の米国経済ニュース

OpenAIがGPT-4oを発表

「GPT-4o」で進化したChatGPTを、今後も有料版で使い続けるべき理由
OpenAIの最新AIモデル「GPT-4o」は、無料版のChatGPTからも利用可能だ。しかし、有料版の「ChatGPT Plus」なら、さらに多くのプロンプトと最新の機能を利用できる。

スムーズな音声会話で新しい時代の扉が開く

「大幅に短縮された応答時間」「スムーズな音声会話」「リアルタイム翻訳」

など目玉アップデートが目白押し。

特に人間並みにスムーズな音声会話のやり取りが注目を集めています。

「夢が広がるわくわくするような未来」を想像させる内容でした。

Google I/O 2024

Google I/O 2024の発表内容まとめ - ろぼいんブログ
2024年5月15日(日本時間)に開催されたGoogle I/O 2024では、GoogleのAIの情報を中心とした発表が行われました。Googleは、長年にわたるAIへの投資と研究開発の成果を披露し、AIモデル「Gemini」を中心とした...

OpenAIの発表翌日にこちらも神アプデ

Gemini1.5Proが更に進化し、Google検索、Googleフォト、WorkSpace

Android、その他アプリと連動することが発表。

既存サービスとAIとの融合に焦点を当てたイベントとなりました。

ChatGPT 1強の時代ですが、AIに詳しい方だと、Gemini使ってるという人も

チラホラ見るようになってきています。

まだまだ市場規模は、ChatGPTですが、追い付け追い越せの勢いを

感じさせるイベント内容で、更なる進化が期待されます。

OpenAIに比べて、「よりAIを実用的に今どう便利に使えるか?」

という発表でした。

円安で「老後4,000万円問題」になる試算

「老後2000万円問題」もはや「4000万円」と専門家が分析 円安、物価高が直撃(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
5年前に発表された、老後の30年間でおよそ2000万円が不足するといういわゆる「老後2000万円問題」に、最近の物価高が直撃しています。専門家が計算したところ、不足額は倍の4000万円ほどになる可

円安で老後に必要な資産も倍増していくか?

このまま円安が続くと、老後2,000万円どころか、

20年後には「老後4,000万円」が必要になる試算がある。

現実的かどうかはさておき、その単純な計算方法にも一理ある。

資産分散が重要な時代になってきています。

米金利の高止まり長期化を示唆

パウエル議長、当局は忍耐強くあるべきだ-インフレ沈静化進展なし
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、米金融当局は忍耐強くあるべきで、インフレが継続的に鈍化している証拠を待つ必要があるとの見解を示した。政策金利をより長期にわたって高水準に維持する必要性を強調した。

パウエル議長、金利高止まりの可能性を示す

新しい情報ではありませんが、改めて「今の状況では金利を下げない」

という姿勢を示唆。

引き続きインフレ率2%を目指して、その確信まで忍耐強くあるべき

という姿勢を再確認しています。

バイデン・トランプ両氏がTV討論

バイデン・トランプ両氏初対決、6月27日にCNNでテレビ討論会
バイデン米大統領とトランプ前大統領は6月27日にテレビ討論会に臨む。それぞれが明らかにした。今年の選挙戦で最初となる対決は予想より数カ月早く舞台が整った。

仮想通貨業界にインパクトがある日になるか

トランプ氏が票集めの為に、積極的に仮想通貨に肯定的な姿勢を見せていることから、

この討論会が仮想通貨業界に与える影響があるのでは?と注目が集まっています。

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