中東の停戦で米国株ATH 2025-06-28

中東は停戦報道あり。

関税交渉は7月が期限とされていたが、ベッセント氏は執行猶予を示唆。

市場は好感して、米国株は史上最高値へ。

ビットコインは相変わらずのレンジ推移。

PCEデフレータは前月から伸び、インフレ再燃を警戒。

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ビットコイン価格予想

停戦合意報道で上昇もレンジ継続

2025-03-01のまとめから変更なし。

中東の停戦合意と関税交渉の執行猶予も、ビットコインはレンジ継続が続く。

日足では重要なサポートラインは全て下にあり、ATHの時を待つ状況は変わらず。

アルトコイン

BTCを待つ状況が続く

アルトもレンジで、状況変化なし。

停戦合意も、相変わらずBTCが牽引する状況が続いており、BTCのレンジ上抜けを待っている状況。

BTCに比べてセンチメントが改善されておらず、全戻しのコインも多く、BTCのATHと米利下げによる資金流入を待っています。

米国株主要株価指数

SP500とNASDAQが史上最高値更新

2025-05-17のまとめから変更なし。

「中東での停戦」「関税交渉に執行猶予」が付いたことを市場は好感。

株価は大きく上昇しています。

企業決算もよく、関税によるインフレ再燃リスクはあるが、利下げの理由となる。

リセッションやスタフグレーションのリスクはあるが、7月の企業決算周辺はどちらにしても株高となりそう。

金利と為替

ドルインデックスが大きく低下し、ドル安へ。

基本的目線は変わらず、直近のドル円は、週200MAでサポートされるかどうかが重要ポイント。

利下げは年内2-3回となっており、2回はされるだろうというのが市場予想。

米国経済指標

PCEデフレータ(5月)

予想より伸び、インフレリスクが表れ始める

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5月の米個人消費支出(PCE)は減少し、インフレ調整後の実質ベースでは1月以来の大幅なマイナスとなった。トランプ政権の経済政策を巡る強い不透明感が成長見通しを圧迫しつつあることが示唆された。

コアPCEの伸びが強まる:市場予想を超える上昇ペースで、FRBが慎重姿勢を続ける可能性。

利下げ時期の後退:インフレ高止まりにより「9月利下げ」の観測が依然後ろ倒し。

関税の影響が顕在化:6〜7月のデータでより明瞭化する可能性があり、政策判断に影響。

来週の主な指数発表

7月1週の主な指数発表は下記の通り。

四半期の始まりで、日銀短観が発表されます。

また、注目の米雇用統計は、金曜日が独立記念日の為、木曜日発表なので注意。

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