トランプ関税「またか…」 2025-03-15

トランプ関税の報道が続いており、不安定な相場が続く。

それでも以前より情報の出尽くしが感じられ、乱高下はなくなってきた。

今後も「トランプ関税」「米経済は後退するか」「利下げはいつか」の3つが米国株の主な論点。

トランプ関税の報道による上げ下げがあるが、市場が慣れ始め、ボラティリティが少なくなり始めています。

スポンサーリンク

ビットコイン価格予想

コメント

2025-03-01のまとめから変更なし。

先週に続き、トランプ関税の報道が続いていますが、市場が慣れてきた&新しい情報もなくなってきており、以前ほどの乱高下はなくなってきた。

それでも、いつ何が起こるか?という不透明さは残っています。

現在の日200MAがサポートになるか?レジサポになるか?が直近のターニングポイント。

下落となっても、長期上目線に変更はない。

アルトコイン

先週から印象に変更なし

センチメントは先週から大きな変更なし。

しかしながら、今週もETFなどの進展があっても、BTCにつられた上昇があるのみで、個別の大きな単独上げは見られず。

週足が長い下髭で終えられそうなコインもある為、週足確定を待ちましょう。

Crypto Fear&Greed Indexは、Fearを抜けて、50に近づいています。

米国仮想通貨ETFの審査状況まとめ ソラナからリップルまで

米国仮想通貨ETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど
ビットコインやイーサリアムに続き、ソラナやリップルなど多数のアルトコインETF申請が進行中。2025年の米国規制環境で加速するETF審査状況を整理しました

米国株主要株価指数

各指数に長い下髭で上向けるか

先週同様、トランプ関税の新しい情報に市場が右往左往する展開。

それでも週末には上昇し、各指数が長い下髭で終えており、翌週に期待の持てる終値。

まだまだ下落余地がありますが、転換のサインが出始めてきた印象。

2025/2/15のアップデートから変更なし。

Fear&Greed Indexは、まだExtremeFearが継続中。

トランプ氏は、一期目に自分の改革が思うようにできず、今回は周到に準備をしているとする報道もある。

大改革をしようとしており、「株価の一時的な下落は大した要因ではない」と発言するなど、今は株価の下落を容認しているように見える。

但し、最終的に株価を上昇させていく考え方が強い為、任期の前半に関税など株価に逆風な政策を行っているとの見方が大勢となっています。

金利と為替

トランプ関税による報道が続くものの、先週のDXYの大幅下落に比べれば落ち着いた一週間。

目大局に目線変更はなく、一時的な円高に振れているものの週200MAを割ることはなく、

長期では「実質金利がいまだ緩和状態にある日本の円安」が進む方向。

米金利の市場予想は、年3回が中央値となっています。

米国経済指標

CPI(2月)

予想より鈍化

米CPI、2月は予想下回る伸び-上昇率は4カ月ぶりの低さ
2月の米消費者物価指数(CPI)は4カ月ぶりの低い伸びにとどまり、過去数カ月にわたって停滞していたインフレ抑制に一定の進展が見られる内容となった。

インフレ加速していないことで市場は一安心しているが、そもそも関税によるインフレ加速が数値として現れるのは夏以降の話。

今は昨年までの政策が成功しているかどうかの見極め時期。

来週の主な指数発表

3月4週の主な指数発表は下記の通り。

FOMCは金利据え置きが前提とされており、パウエル議長の今後の利下げ判断が最注目。

同日に日銀金融政策決定会合もあるが、こちらも金利据え置きだが、長期見通しは利上げが濃厚。

日米の金利差は、為替の前提となりますので、よく確認します。

今週の仮想通貨ニュース

仮想通貨の規制緩和へ舵を切る米SEC

委員長代行がゲンスラー時代のATS規制案撤回を指示

仮想通貨の規制緩和へ舵を切る米SEC、委員長代行がゲンスラー時代のATS規制案撤回を指示
米SECのウエダ委員長代行が仮想通貨関連の代替取引システム(ATS)規制案撤回の検討を指示した。トランプ政権下で仮想通貨企業への提訴取り下げなど、規制緩和の動きが加速している。

米国内、各州で法案が進む

100万BTC取得目指す ルミス議員、トランプ大統領のビットコイン準備金計画を法制化するBITCOIN法案を再提出
ルミス米上院議員がトランプ大統領の戦略的ビットコイン準備金計画を法制化するBITCOIN法案を再提出した。財務省による100万ビットコイン購入プログラムの創設と国家債務削減を目指す。
米上院委員会、ステーブルコイン法案を可決 
米上院銀行委員会がステーブルコイン規制「GENIUS法案」と銀行の「評判リスク」排除「FIRM法案」を可決。超党派のステーブルコイン規制枠組みが形成される中、下院のSTABLE法案との統合も視野に。

「可能な限りビットコインを取得」ホワイトハウス高官発言

「可能な限りビットコインを取得」 ホワイトハウス高官発言、トランプ政権の準備金計画で
トランプ政権のデジタル資産担当高官が「可能な限りビットコインを取得する」と発言。100万BTCの購入を指示する法案の支持を示唆する一方、民主党は利益相反を懸念し計画停止を要求。

今週の米国経済ニュース

トランプ関税

トランプ米大統領、鉄鋼・アルミ25%輸入関税を例外なく予定通り発動
トランプ米大統領は東部時間12日未明(日本時間同日午後)、鉄鋼とアルミニウムの輸入に対する25%の関税を予定通り発動した。例外や適用除外はなく全ての貿易相手国・地域に適用される。
トランプ氏、欧州ワインなどに関税200%の方針-EU報復措置に対抗
米国のトランプ大統領は13日、欧州産のワイン、シャンパン、その他のアルコール飲料に200%の関税を課す方針を自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で明らかにした。米国と欧州連合(EU)間の貿易戦争がさらに激化しそうだ。

予想されていましたが、報復合戦への様相が強くなってきました。

日銀利上げ予想は7月が依然最多

日銀利上げ予想は7月が依然最多、最終到達点1.25%に上昇-サーベイ
日本銀行が追加利上げを決めるタイミングについて、7月の金融政策決定会合と予想するエコノミストが半数程度と引き続き最多となっている。一方、今回の利上げ局面での政策金利の最終到達点であるターミナルレートの想定は1.25%に切り上がっている。

コメント

タイトルとURLをコピーしました