Bybitハッキング被害 2025-02-22

Bybit、週末の2月21日未明に2,100億円(史上最大規模)のハッキング被害。

アルトコインは全面安で真っ赤となりましたが、BTCは想定ほど下落せず。

また、同じ週末に、新型コロナに似た新たなウイルス検出が検出され、株式市場も急落。

ドル円は円高が進み、日本人にとってはWパンチで資産が目減りする状況に。

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ビットコイン価格予想

Bybit、史上最大規模のハッキング 仮想通貨相場が急落

Bybit、史上最大規模のハッキング 仮想通貨相場が急落
仮想通貨取引所Bybitがマルチシグコールドウォレットから14億ドル相当のETHが流出する史上最大の仮想通貨ハッキング被害に。CEOは流出額は総資産の約5%と明かし、顧客資産の全額補償を約束した。

Bybitハッキング被害もBTCの下落は限定的

2024-11-23のまとめから変化なし。

Bybitで史上最大規模のハッキング被害があった割にはBTCの下落は限定的(▲3%程度)。

改めて「ビットコインの底堅さ」を証明する報道に。

多くの報道はポジティブなのに価格転嫁されないが、悪い報道にはすぐ下落と典型的な下向き相場。

但し、下向きにもかかわらず、下落すると購入する層がおり、底堅さが際立ちます。

大局観は変わらないので、このまま継続して様子を見ます。

アルトコイン

Bybitハッキング被害で全面安

Bybitハッキング被害でアルトコインは全面安。

底堅さを見せたビットコインとは別の値動きに。

それでも、週足の大局では大きな変化はなく、史上最大規模のハッキング被害にしてはあまり暴落はしなかった印象(Bybitの反応が早かった為か)。

アルトコイン全体で上値が重い環境は続くが、上記のように単独上げするコインがまだ出てくる状況。

まだ完全に暗い状況ではなく、市場全体が上向く環境変化を待ちます。

米国株主要株価指数

コウモリから新型コロナに似た新たなウイルス検出、武漢の研究所発表

コウモリから新型コロナに似た新たなウイルス検出、武漢の研究所発表
中国の武漢ウイルス研究所は、新型コロナウイルスと同じ受容体を持つ新しいコロナウイルスがコウモリから検出されたと明らかにした。

世界的なウイルス危機を思い出させる出来事で、医薬品メーカーの株は急騰し、株価全体は大きく下落しています。

米国株4指数で包み大陰線

先週のアップデートから変更なし。

週末に新たなウイルス検出で、4指数全てで包み大陰線となりました。

仮想通貨同様で、良いニュースより悪いニュースに株価が反応する環境が続く。

それぞれの下落がどの幅になるのか?今後の値動き次第ですが、現状ではまだ下がれば買い場という認識です。

金利と為替

日銀が利上げを継続する姿勢を示し、円高トレンドが明確となりました。

150円を割れ、当面は140円を目指す値動きとなりそう。

米金利は、米経済が良い数字が出始めてきたことから、今年中に1-2回の利下げを織り込み始めています。

日米金利差が縮小の方向になりつつあり、円高もドル安も進むことから、為替の乱高下に振り回されないように今のうちから心構えしておきます。

米国経済指標

FOMC議事要旨

FOMC議事要旨、インフレ抑制で進展するまで金利を据え置くと示唆
米連邦公開市場委員会(FOMC)当局者は1月の会合で、根強いインフレと経済政策の不確実性を背景に、金利を据え置く構えを表明していた。

・インフレ抑制が発展するまで、高金利を維持。

来週の主な指数発表

2月5週の主な指数発表は下記の通り。

PCEデフレータでインフレを確認することも大切ですが、最注目は、NVDA決算。

DeepSeekショックの後、初めての決算で、市場のNVDAに対する期待がどのように変化したのか?決算後の値動きに注目。

今週の仮想通貨ニュース

グーグルがビットコイン参入を本格化、Googleアカウントでのウォレットログインなどで

グーグルがビットコイン参入を本格化、Googleアカウントでのウォレットログインなどで
グーグルがビットコインエコシステムとの連携を強化し、Web2ユーザー向けの参入障壁低下を目指す。グーグルアカウントでのウォレットログインやETFを活用した機関投資家向けサービスなど、仮想通貨普及に向けた取り組みを本格化。

ステーブルコイン運用柔軟化と利用者の暗号資産保護を強化へ 金融審議会が承認

ステーブルコイン運用柔軟化と利用者の暗号資産保護を強化へ 金融審議会が承認
金融庁は2月19日、暗号資産やステーブルコインを含む送金・決済制度の規制見直し報告書を承認。破綻リスクや新たな仲介業制度を整え、利用者保護と事業参入の両立を図る。

米国で国や州での準備金承認が着々と進む

米金融大手数社がついに仮想通貨カストディ事業参入へ SECルール撤回で事業拡大の狙い
世界第2位の資産管理機関ステート・ストリートと第4位のシティグループが仮想通貨カストディ事業に参入する計画だ。SEC規制緩和により米銀行の参入障壁が低下する見込み。
米ユタ州、ビットコイン公的投資法案が上院委員会審議へ進展 2025年施行目指す
米ユタ州の「ブロックチェーンとデジタルイノベーション改正案」が上院常任委員会に付託され、州財務官による公的資金の最大5%をビットコイン投資に充てることを認める法案審議が重要段階に。2025年5月施行を目指し、全米初の暗号資産公的投資法となる...
米国の金準備の監査提案がブロックチェーン採用を加速か 国家資産管理の透明性向上へ
米国の金準備に対する監査要請が高まる中、国家資産の透明性確保にブロックチェーン技術が注目を集めている。専門家は実時間監視と検証可能性を強調し金価格3,000ドル突破の可能性も指摘。

世界初のXRP現物ETF、ブラジルで承認 XRP価格7%高

世界初のXRP現物ETF、ブラジルで承認 XRP価格7%高
資産運用会社Hashdexがブラジルで世界初となるXRP現物ETF(上場投資信託)の承認を得たようだ。XRPの価格はこれを受け上昇。

米SECも各審査を活性化

米SECがCanary CapitalのXRP ETF申請を公的審査へ
米SECがCanary CapitalのXRP現物ETF提案を審査プロセスへ移行。パブリックコメント受け付け開始で、アルトコインETFの拡大に期待が高まっている。今後の展開を詳しく解説する。
米SECがイーサリアムETFのステーキング追加案を審査段階へ 報酬還元が実現するか
米SECが21SharesらのイーサリアムETFステーキング追加提案を審査開始。保有ETHから報酬を生む仕組みに注目が集まり、連邦官報掲載後のパブリックコメント期間を経て承認可否が決定される見通しだ。
SECがオープンシー調査を終了、コインベース訴訟撤回に続く規制緩和の動き
SECはついにOpenSeaの調査も終了。Coinbaseへの訴訟撤回と相まって仮想通貨業界における規制アプローチの重要な変化を示す。

今週の米国経済ニュース

日銀利上げ 継続の姿勢を維持で日本株安、円高へ

見通し実現していけば、一段のギアシフトを進める局面-高田日銀委員
日本銀行の高田創審議委員は19日、賃上げなど前向きな企業行動の持続性が確認されて経済・物価見通しが実現していけば、利上げで一段のギアシフトを進める局面にあるとの見解を示した。宮城県金融経済懇談会で講演した。
【日本市況】長期金利上昇、日銀高田委員の会見にらみ-円高、株安
19日の日本市場では長期金利が1.435%と約15年ぶり高水準を連日で更新した。日本銀行の利上げ継続が意識される中、高田創審議委員の発言を受けて売られた。円は1ドル=151円台後半に上昇。株式は米関税政策への警戒で反落した。
【日本市況】円が150円台に上昇、日銀利上げ観測高まる-株は大幅安
20日の日本市場では、円が対ドルで一時約2カ月半ぶりに150円を突破して上昇した。前日に行われた日本銀行の高田創審議委員の講演を受けて早期利上げ観測が高まり、円買いが優勢になった。債券は中長期債中心に下落。株式は米関税や円高進行が懸念されて...

欧州は景気は弱いが金融相場入りで欧州株高

ECB、利下げ中止の時期近づいている-シュナーベル理事がFT紙に
欧州中央銀行(ECB)は間もなく、利下げの一時停止または終了について議論する必要に迫られるだろうと、シュナーベル理事が英紙フィナンシャル・タイムズに語った。
ユーロ圏の景気の弱さ、予想以上に根強い-イタリア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのパネッタ・イタリア中銀総裁は19日、ユーロ圏の景気の弱さが予想以上に長引いていると述べ、これまで堅調だった雇用市場にもひびが入る可能性があると警告した。

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