強い米雇用で、米国株は急落。
仮想通貨はBTCが下落後も底堅い動きを見せて他コモディティより安定している印象。
急落の米国株に対して、底堅い仮想通貨で逆相関となり、この逆相関が継続していくかに注目。
ソフトランディングがより濃厚になってきているが、あまりの強さに利下げ期待も後退。
2025年で利下げ予想が1回となり、これ以上利下げ予想が後退することはなさそうで、
ソフトランディングに向けた株価の調整は、織り込み終えたようにも見える。
ビットコイン価格予想
強い米雇用もBTCは底堅い値動き
2024-11-23のまとめから変化なし。
20-30%程度の調整を挟みながら、$130,000ドルを目指す。
2024年以降、ETFの流入で時価総額が大きくなり始めており、
過去のバブルより上昇に時間がかかったり、その上昇率も小さくなる可能性が高い。
(それでも他アセットより断然資金効率は良い)
$92,000-93,000前後で底堅い動きを見せており、BTCが大きく崩れない為、
先行して売られたアルトコインも買い戻されている展開です。
引き続き、状況を見守ります。
アルトコイン
底堅いBTCにつられ、急落は回避
急落しそうになりましたが、BTCの底堅さにつられ、アルト市場も
BTC同様に、一定の下落で事なきをえる。
未だ、75%は日200MAの上を維持できており、Fear&GreedIndexもいまだ「Greed」。
大きく下落した米国株とは異なる値動きとなり、今後も米国株と仮想通貨の逆相関が
継続していくのか?が注目です。
米国株主要株価指数
強い米雇用、4指数でブリティッシュハンマー↓
上目線継続も調整局面。
強い雇用統計の結果を受けて、4指数で包み大陰線となるブリティッシュハンマーが発生。
どこまで調整するかは、大統領就任後の大統領令と次のFOMCでの利下げ期待へのコメントによる。
大局観は、先週2024-11-23のまとめから変更なし。
金利と為替
強い米雇用統計をうけて、市中の長期金利が上昇。米国株と債券の同時安、ドル高に。
FFレートの利下げ予想はさらに後退し、2025年の間に1回の予想になりました。
逆に、これ以上、利下げ予想が後退することは考えづらく、ソフトランディングに向けた
株価の調整は一旦区切りがつけられそうな印象もある。
米国経済指標
ISM製造業景況感指数
低迷も2カ月連続の上振れで景気の上向き示唆か
製造業は2カ月連続で市場予想を越える持ち直しで、次月は50を超えそうな勢い。
長らく2022年末から長らく50以下を低迷しており、もし50を超えて回復してくるようなら、
ソフトランディング成功にまた一歩近づく印象です。
ISMサービス業景況感指数
予想よりも強く底堅いサービス業を示す
また市場予想を上振れる「底堅いサービス業」を示す結果に。
こちらもソフトランディングに向けた数値になった。
同時刻に発表されたJOLTS求人(11月)が上振れした為、利下げ期待の後退から市場は急落。
FOMC議事要旨
FOMC当日の印象に近い
ドットチャートが年利下げ2回と示されたように、利下げペース減速の必要性を示唆。
これまでに比べれば「タカ派」の内容で、FOMC当日にパウエル議長から受けた印象と
概ね一致していました。
雇用統計
強い米雇用&失業率4.1%
3つ全てで強い数字となり、後退している利下げ期待を更に後押し。
市中金利は大きく上昇し、米国株は大陰線。
仮想痛通貨はBTCが反発を見せ、他コモディティより底堅い動きとなっている。
来週の主な指数発表
1月3週の主な指数発表は下記の通り。
強い雇用統計に続き、CPIと小売売上高に注目が集まる。
TSMCの決算もあり、米決算シーズンが始まります。
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