資金循環(メガテックから小型株へ) 2024-07-13

資金循環を示唆する米国株の値動きに。

トレンドで鈍化が確認できるCPIを受けて、メガテック急落と小型株上昇が同日に起こる。

小型株の上昇は、米国の経済状態を示す指標となり得ますので、

注目の値動きとして、当面はRussel2000に大注目!!

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ビットコイン価格予想

米国株の値動きとデカップリングが続く

3月9日からの見解に変更なし。

CPIの結果を受けて、大きな値動きがあった米国株や金利を横目に、

仮想通貨はビットコインを中心に大きな値動きなし。

長期目線はそのままで、Russel2000を中心に米国株に注目して、

ビットコインの値動きを待ちます。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)7種3.93%BTC、BGBなど
週足雲ブレイク34種19.10%ETH、SOLなど
週足雲に突入17種9.55%LINK、AAVEなど
日200MAブレイク0種0.00%
日足雲ブレイク0種0.00%
日足雲内 or 下120種67.42%AVAX、XRPなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全178種から参照

底から反発するも大きな変化はない

先週から反発するも、恐怖指数に大きな変化はなく、センチメントは変わらない。

米国株は、CPIを受けて大きな市場環境変化がありましたが、

アルトコインは、ビットコイン同様、静かな相場が続いています。

XRPが単独で急反発するなど、資金循環のテンプレを示唆する値動きも見られる。

米国株主要株価指数

小型株への資金循環が明確に

先週アップデートした内容のままですが、CPIを受けて、

「メガテックが下落し、小型株が大きく上昇」したことが印象的な一週間に。

「一部銘柄がけん引する市場は脆く、大相場の終わりを示す」と言いますが、

大相場の終わりではなく、資金循環となると、メガテックと小型株の上昇が

もう一巡あることも示唆されてきます。

今月中旬から、米決算が本格化してきますので、各企業決算に注目します。

NVDAも資金循環で下落も、決算次第

上記資金循環とされる大陰線がありましたが、NVDAは決算を確認するまで

短期的な値動きには惑わされないように、チャート確認のみとします。

市中金利も下落し、9月利下げが更に織り込まれる

「CPIによる市中金利下落」&「為替介入を示唆される急激な円高」

注目される1週間となりました。

9月に利下げされなかった場合は、株価下落も予見されていますが、

2024年度中の利下げは、97%が織り込まれており、

そのポジションを構成する人が増えてきている印象です。

米国経済指標

CPI(6月)

広範囲にわたるインフレ鈍化で利下げ根拠に

米CPI、6月は広範囲に鈍化-利下げの論拠高まる
米国のインフレは6月、広範囲に鈍化。住居費の減速が目立った。米金融当局は近い時期に利下げが可能だという、これまでで最も強いシグナルとなった。

市場予想を下回り、広範囲にわたるインフレの鈍化が確認できる結果に。

鈍化が完全にトレンドとなっていることがコアCPIで継続確認できている。

SP500とNASDAQは下落し、Russel2000は急上昇。

ドル円は、3円以上の円高に振れ、短期的なトレンド転換を示唆するチャートを形成。

景気減速を見込んで大型テック株は売られ、利下げを見込んで小型株が買われる

資金循環が明確に見られる相場になりました。

PPI(6月)

市場予想を上回り、拡大のトレンドが続く

米PPI、6月は予想を若干上回る伸び-利幅拡大が影響
米生産者物価指数(PPI)は6月に予想を若干上回る伸びとなった。財のコスト低下をサービス業の利幅拡大が上回った格好。

利幅拡大のトレンドが6カ月以上継続しているが、

PCEデフレータに使われるカテゴリは、予想より低く、

市場には大きな影響は与えない。

前日のCPIの結果がそのままトレンドとなりそうな気配。

来週の主な指数発表

7月3週の主な指数発表は下記の通り。

注目は、小売売上高と共和党大会。

また、来週末あたりから米企業が決算シーズンに入ります。

「米景気から判断する利下げ時期」「大統領選挙」が、

引き続き株価を形成する2大基準となっており、その変化を

見過ごさないようにチェックしていきます。

今週の仮想通貨ニュース

平均採掘コストは53,000ドル

米上場ビットコインマイニング企業の平均損益分岐点は53000ドル=CoinShares分析
仮想通貨投資企業CoinSharesの調査責任者James Butterfill氏は、ビットコイン価格が、マイナーの平均採掘コストに非常に近い水準で推移していると指摘した。

53,000がチャート急落の分岐点か

平均採掘コストが53,000ドルとの報道。

ここが現在のレンジ相場の分岐点となりそうです。

利下げまで、この価格を維持できるかどうかで、その後の上昇相場の

ターゲットが決まりそうです。

大統領選挙と仮想通貨を関連させる報道

米共和党が正式に仮想通貨を支持、トランプ氏の発言を裏付け
米共和党は、仮想通貨を支持する姿勢を公開文書で表明。トランプ氏の過去の発言を裏付ける内容で、ビットコインのマイニングの権利を保護することなどを記載している。
トランプ氏登壇確定、7月の米ビットコインカンファレンス
現在トランプ氏が代表する米共和党は今週、仮想通貨を支持する姿勢を公式で明示し、親仮想通貨の共和党員や若年層のビジネスマンからの支持を高めているところだ。

トランプ氏が仮想通貨支持層を取り込めるか

トランプ氏が仮想通貨を肯定する報道が多数。

元々、肯定的な立場だが、積極的な発信がさらに見えるように。

BTCは大きな価格変化なく、静観する相場となる。

今週の米国経済ニュース

CPI直後の円高(3円)に為替介入の噂

日本は11日に為替介入行った可能性高い、日銀当座預金見通しが示唆
円相場が対ドルで急騰した11日の外国為替市場で日本の通貨当局が円買い介入を実施した可能性が高い。日本銀行が12日公表した16日の当座預金増減要因の予想値と市場の推計値との差が大きかったためだ。
【米国市況】円上昇し一時157円38銭、介入観測くすぶる-株は上昇
外国為替市場で円相場は対ドルで上昇。政府・日本銀行が介入や市場参加者に相場水準を尋ねる「レートチェック」を行ったとの観測もくすぶる中、市場では神経質な展開が続いた。

介入なら3.5兆円規模か

円高に振れそうなCPI結果でしたが、それでも急激に振れ過ぎ。

為替介入の可能性が市場で噂されている。

いつも通り結果は、来月の公表まで待ちましょう。

大統領選は、民主党がバイデンを出馬させるのか?が不透明なまま

バイデン氏が進める二正面作戦、包囲網狭まる中でも衰えぬ出馬意欲
バイデン米大統領は現在、2つの前線で政治的戦いを進めている。敵は、大統領選撤退を求める民主党内からの圧力と、共和党候補指名を確実にしているトランプ前大統領だ。

TV討論会から2週間が経過するが、状況は変わらず。

バイデン大統領の年齢、健康問題がクローズアップされるが、

代わりになる候補はいなく、本人は強い出馬意思表明。

8月19日からの共和党大会に向けて、時間のない中での調整が続いています。

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