訴訟報道連発も崩れないBTC 仮想通貨業界は上昇へ 2023-04-01

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米経済ニュース

実質GDP

日時時間指標前回市場予想結果
3月30日(木)21:30実質GDP2.7%2.7%2.6%
日本時間で表記
米GDP、10-12月確定値2.6%増-企業利益と国内総所得は減少
米国内総生産(GDP)統計によると、2022年10-12月(第4四半期)の企業利益が減少。2020年第4四半期以来の大幅なマイナスとなった。金利上昇を背景にコストが上昇し需要が軟化する中で、企業は苦戦を強いられた。

GDPは増加も企業利益は大幅減

GDPは市場予想に近い結果で、伸びも鈍化(前四半期は3.2%)。

また、内部データで企業利益が大幅(2%)減。

コスト増加によるものとの見解で、株価や金利に大きな影響はなし。

PCEコアデフレータ

日時時間指標前回市場予想結果
3月31日(金)21:30PCEデフレータ5.4%5.1%5.0%
3月31日(金)21:30PCEコアデフレータ4.7%4.7%4.6%
日本時間で表記

ディスインフレが確認できる数値で、株価は上昇

米個人消費支出、2月は前月比0.2%増-PCEコアは前年比4.6%上昇
米国では2月、金融当局がインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが市場予想を下回った。当局による積極的な利上げサイクルが終了に近づいている可能性が示唆された。

市場予想よりも若干低い数値で、ディスインフレ(インフレの減速)が確認できる数値に

米国株は続伸の1日となりました。

次回FOMCの利上げは、25bp利上げと利上げ停止が50%で意見割れ。

しかし、いずれにしてもそれが最後の利上げ有無の議論になるというのが市場観測です。

来週の主な指数発表

日時時間指標前回市場予想
4月3日(月)23:00ISM製造業景気指数47.747.6
4月5日(水)23:00ISM非製造業景気指数55.154.5
4月7日(金)21:30非農業部門雇用者数311.0千人235.0千人
4月7日(金)21:30失業率3.6%3.6%
4月7日(金)21:30平均時給4.6%4.3%
日本時間で表記

「雇用統計で強い雇用と賃金の上昇が止まるのか?」に注目が集まっています。

ほとんどの数値で前年比減速が市場予想となっていますので、どれだけ市場予想に近い減速になるか?という見方に。

米国株

銘柄終値騰落率銘柄終値騰落率
米10年債3.471%+2.69%ダウ33,329+3.24%
DXY102.594-0.51%SP5004,109.32+3.48%
ドル円132.728+1.54%NASDAQ13181.35+3.25%
VIX18.70-13.98%金(Gold)1,969.31-0.49%
原油75.574+1.80%BTC28465.36+1.78%
3月31日終値の週間騰落率

米主要株価指数

市場けん引役はダウからNASDAQに

昨年の下落相場で先行したダウはレンジを形成し、NASDAQが先に上昇。

NASDAQが先行して、1月末の年初来高値を単独で更新。

次は、$13,700(週足雲の上辺と昨年8月高値)をブレイクできると、Wボトム完成&週足雲上抜けで更に上値が軽くなります。

NASDAQの値動きを注視しながら、「今年は米国株も上昇基調」の基本目線に変更なし。

仮想通貨

米CFTCがBinanceとCZ氏を提訴

米CFTC、バイナンスとCZ氏を提訴 米国法違反の疑いで
米CFTCは、仮想通貨取引所バイナンスと同社のCZ氏らを提訴したと発表。バイナンス本体が米国法に違反したとし、提訴した具体的な理由を説明している。

相場への影響は限定的、市場は「ついにバイナンスか」程度

今回は、米SEC(証券取引委員会)ではなく、米CFTC(商品先物取引委員会)からの提訴。

いつもの「仮想通貨は証券だ」理論ではなく、「仮想通貨はコモディティ(商品)であり、それに関連する利益を登録なしで不当に得ていた」という主張。

米SECと米CFTCで意見が食い違っており、目新しい内容での提訴でもない為、市場への影響は限定的に。

バイナンスもXRPが提訴された後は、中央集権的要素がある自分たちもいずれ同様に訴訟問題となるだろうと対策と準備をしてきているはずで、現段階ではこれをトリガーに大きな出来事に発展することはなさそう。

但し、こちらもXRP同様、結論が出る時は、どちらに転んでも市場を揺るがす可能性がありますので、継続的にウオッチしていきます。

米SEC、仮想通貨取引所Beaxyを提訴

米SEC、証券法違反で仮想通貨取引所Beaxyらを提訴
米SECは、仮想通貨取引所Beaxyや幹部らを告訴。Beaxyはすでにサービス終了を発表した。SECは告訴の理由について説明している。
仮想通貨取引所Bittrex、米国での事業を閉鎖へ
仮想通貨取引所Bittrexは、米国の事業を4月30日に閉鎖すると発表した。規制の不透明さを主な理由として挙げている。なお、グローバル版の事業は通常通り続ける。

次々と米国の仮想通貨業界に訴訟が出るも、ビットコインは上昇

バイナンスに続き、こちらも仮想通貨業界の訴訟問題。

しかし、そういった問題を受けても、ビットコインは上昇し、年初来高値を更新!!

訴訟問題で下落しても、すぐに買われて「下ヒゲ決着」が多く、ビットコインの上昇が強いことを匂わせます。

ビットコイン

3月月足(+23.30%)で確定

仮想通貨業界の訴訟報道連発&米3銀経営破綻があった3月を+23.30%の大陽線で月足確定!!

月足RSI50付近、出来高も1月から継続して上昇中。まだまだ上昇の余地があります。

訴訟報道連発でも崩れないBTC

仮想通貨業界の訴訟問題が連発となりましたが、日足で見ても大崩れなし。

上昇路線に変更なしですが、日50MAとの乖離が大きく、目先に強いサポートもない為、直近安値($26,500)または週200MA($25,500)までの調整がありそう。

長期でも年間目線に変更なし。

アルトコイン

グループ占有率主な銘柄
ATH(史上最高値)4種%OP、OKB、BGBなど
週足雲ブレイク2種AGIX
週足雲に突入17種BTCMATICBNBなど
日200MAブレイク54種%ETH、AVAXなど
日足雲ブレイク0種
日足雲内 or 下49種SOL、NEARなど
ひろパパが毎日見ているアルトコイン全126種から参照

XRPを中心に日替わりで単独上げコインが多数

多くのコインが日200MAより上をキープしており、週足雲に突入してくるコインも増加中。

まだまだビットコイン先行の市場は変更ありませんが、仮想通貨業界全体のセンチメントが良いときは、日替わりでアルトコインが単独上げする事が頻発してきます。

「上昇基調が強い印象を受けますが、決定的な報道もなく上げきれない」というイメージ。

下落しそうな時も下ヒゲで持ちこたえることが多く、上昇目線で引き続き注視します。

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