仮想通貨
ビットコイン ▶9週連続陰線でストップも上げきれず…
週足の連続陰線は、9週でようやくストップ。
長い上髭になりましたが、なんとか陽線で週足を更新しました。
しかし、後述の「SECがBNBを調査開始か?」や「インフレが拡大傾向」等もあり、価格が反転とはならず、そのまま相変わらずの狭いレンジを推移しています。
逆を言えば、マイナスファンダが出ても、ビットコインは底堅い値動きで、やはり一旦は上に向かいたいのかなという印象です。
日足雲が垂れてきたので、下限にタッチしそうです。
レンジ内ですが、安値を切り上げながら、日足雲に向かっています。
日足雲の下限&50MAと攻防するあたりでFOMC(6月14~15日)を迎えることになりそうなので、この辺で上か下かに決着がつくのでしょうか。
意識されるのは、引き続き、CMEの窓( $36,000 & $23,000 )と2021年7月の安値( $29,000 )です。
アルトコイン ▶米SECがBNBを調査か
▶参考ニュース 【米SEC】BNBトークンを調査か
https://coinpost.jp/?p=356677
仮想通貨を見ている人たちからすると、いつか来るとは思っていたというところでしょうか。
2020年11月にXRPが訴えられた時は衝撃的でしたが、「だったらBNBもだろう?」とその頃から考えている方は多いと思います。
ニュース後も、BNBは当日約5%しか下落していません。
むしろ下髭で日足を作り、このニュースをやり過ごしています。
そして、昨日のCPI発表後は-1.21%と、ビットコイン(-3.38%)より下げずに資産価値を維持しています。
仮想通貨に関する悪いニュースが数日おきに出てきますが、今以上には下げず、ここでも、上に行く機会をうかがっているように見えます。
米国株 ▶CPIは予想を超える数値でインフレ止まらず!
6月10日(金)に消費者物価指数 (CPI) が発表されました。
参考ニュース 【市場反応】米5月CPI、予想外に拡大、40年ぶり最大の伸び、ドル急伸
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202206101061
これを受けて、さらなるQTや利上げが予想され、株式市場は軒並み大きく下落しています。
6月10日(土)終値 | 前日比 | |
---|---|---|
ダウ | $31,477.00 | -2.73% |
S&P | $ 3,900.85 | -2.91% |
NASDAQ | $11,832.82 | -3.56% |
ラッセル | $ 1,800.90 | -2.84% |
米国主要株式の週足チャートでは、2週間前の大陽線を包むように同程度の大陰線で引けとなりました。
4指数とも安値を切り上げていることが救いですが、来週のFOMC(6月14~15日)を待ちましょう。
NASDAQ ▶週足200MAに向けてもう一段下落か
NASDAQは、目先目標だった$13,000に届かず大陰線となり、FOMCの結果次第では週足200MAタッチ( $10,800 )を目指して、もう一段下落の線も現実的になってきています。
中期予想は引き続き、「下落トレンドの入り口を通過している」という認識で、資産管理には十分気を付けていきましょう。
付録)なんでNASDAQを分析するの?
ひろパパはなんでNASDAQばかり分析するの?
ビットコインは歴史的にNASDAQと高い相関があります。
NASDAQを分析することで、仮想通貨業界の主軸であるビットコインのセンチメントを考えるようにしています。
現在は、利上げのターンであり、NASDAQには全くの逆風です。
以前のように、米国株市場をけん引していけるような力強さもNASDAQには見られません。
NASDAQと一緒に仮想通貨も下落するのか?NASDAQが下落していく中で相関が外れ、ビットコインがインフレに強い資産として退避先に選ばれる可能性は?という見方をしています。
また、機会があれば、ブログに専用ページを作って、書いていこうと思います。
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