中東は停戦報道あり。
関税交渉は7月が期限とされていたが、ベッセント氏は執行猶予を示唆。
市場は好感して、米国株は史上最高値へ。
ビットコインは相変わらずのレンジ推移。
PCEデフレータは前月から伸び、インフレ再燃を警戒。
ビットコイン価格予想

停戦合意報道で上昇もレンジ継続
2025-03-01のまとめから変更なし。
中東の停戦合意と関税交渉の執行猶予も、ビットコインはレンジ継続が続く。
日足では重要なサポートラインは全て下にあり、ATHの時を待つ状況は変わらず。
アルトコイン

BTCを待つ状況が続く

アルトもレンジで、状況変化なし。
停戦合意も、相変わらずBTCが牽引する状況が続いており、BTCのレンジ上抜けを待っている状況。
BTCに比べてセンチメントが改善されておらず、全戻しのコインも多く、BTCのATHと米利下げによる資金流入を待っています。
米国株主要株価指数




SP500とNASDAQが史上最高値更新
2025-05-17のまとめから変更なし。
「中東での停戦」と「関税交渉に執行猶予」が付いたことを市場は好感。
株価は大きく上昇しています。
企業決算もよく、関税によるインフレ再燃リスクはあるが、利下げの理由となる。
リセッションやスタフグレーションのリスクはあるが、7月の企業決算周辺はどちらにしても株高となりそう。
金利と為替

ドルインデックスが大きく低下し、ドル安へ。
基本的目線は変わらず、直近のドル円は、週200MAでサポートされるかどうかが重要ポイント。

利下げは年内2-3回となっており、2回はされるだろうというのが市場予想。
米国経済指標
PCEデフレータ(5月)


予想より伸び、インフレリスクが表れ始める

コアPCEの伸びが強まる:市場予想を超える上昇ペースで、FRBが慎重姿勢を続ける可能性。
利下げ時期の後退:インフレ高止まりにより「9月利下げ」の観測が依然後ろ倒し。
関税の影響が顕在化:6〜7月のデータでより明瞭化する可能性があり、政策判断に影響。
来週の主な指数発表
7月1週の主な指数発表は下記の通り。

四半期の始まりで、日銀短観が発表されます。
また、注目の米雇用統計は、金曜日が独立記念日の為、木曜日発表なので注意。
今週の仮想通貨ニュース
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トランプ政権、7月に複数仮想通貨規制法案成立の見通しか=サックス仮想通貨特命官

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