仮想通貨
ビットコイン
ビットコインは、記録更新の7週連続陰線で確定。現時点だと8週連続も現実味を帯びています。
今週は、値動きの少ない様子見相場になりました。5/18(水)に米国株は大きく下落(後述)し、連れ安となりましたが、ビットコインは、先週安値を割らずに耐えています。
ついにビットコインの週足RSIが35を割ろうとしています。
もし、割るようなら、直近ではコロナショック(2020年3月)、世界同時株安(2018年12月)以来となり、週足の買い場基準と言えそうです。但し、目先は$21,000、またもう一段下への下落リスクも視野に入っていますので、購入金額は少額で慎重に判断します。
週足の短期目線では、先週の下ヒゲからつつみ陽線でトレンド転換したかったが、反発はほぼなし。
このまま下を2~3回試して$26,000-$29,000を割れなければ、それが底固めとなり、上にトレンド転換していくように見えます。(2021年6月~7月と同じような値動きをイメージ)
但し、底固めをしてからの上昇は、勢いがつかないので、上がっても日足200MA(到達時予想で$40,000程度)くらいまでか。
底固めに失敗して、$26,000を割れた場合は、そのまま一気に$21,000まで下落も視野です。
週足の確定を待ちましょう。
アルトコイン
LUNAは、5/18(水)に、テラコミュニティ向けに再生案が発表されて、投票が行われています。現時点では「テラネットワークの復活」に賛成多数となっており、結果は5/25(水)に決まります。
▶参考ニュース https://jp.cointelegraph.com/news/early-polling-from-terra-vote-indicates-91-are-in-favor-of-rebirth
現時点では、LUNAの再生(投票)で価格に大きな影響は出ていません。但し、その動向はチェックしましょう。
他では、ATOMとMATICが長めの下ひげをつけて、RSI35以下になっています。
しかし、ビットコインの方向性が決まらないため、まだ買い向かいはできず。
ビットコインの方向性が決まらないうちは、長い下ヒゲとなった安値を守るかどうかに要注目。
米国株
5/18(水)終値 | 前日比 | |
---|---|---|
ダウ | 31,443 | -3.84% |
S&P | 3,923.67 | -4.04% |
NASDAQ | 11,928.31 | -5.06% |
NASDAQ
5/18(水)にNASDAQが5%以上の下落。
ビックニュースがない状態での大幅下落で、今のNASDAQの弱さが際立つ結果になりました。5/20(金)には、もう一段下落して、結局先週の安値を更新しています。
先週時点で長い下ヒゲが短期トレンド転換の起点に見えましたが、反発できず。
NASDAQ週足でコロナショックを起点に、フィボナッチ・リトレースメントを引くと、
- 0.382 ( $12,945 )
- 0.5 ( $11,766 )
- 0.618 ( $10,586 )
ここで耐えて、一旦目先の$13,000(先週記述の目標)に向かえるか?
このまま安値を割り込む場合は、週足200MA($10,702)とフィボナッチ0.618($10,586)が重なる同価格帯が次のサポートラインになります。
ドルインデックス(DXY)
ドルインデックス(ドル指数)は、ユーロや日本円、英ポンド、カナダドル、スイスフランなど複数の主要通貨に対する「米ドルの総合的な価値」を示す指標で、個別の一通貨のみの為替レートよりも、世界経済における米ドルの価値(強弱)を正確に見ることができます。
iFinance ドルインデックスの概要 より
ドルインデックスが少し下がってきました。
一般的にドルインデックスと金は逆相関の関係になると言われています。
ドルの買われすぎに一服感が出て、金も日足200MAの上で推移できると、米国株市場も今よりは多少安定した相場となれそうです。参考指標として継続確認していきます。
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