仮想通貨
LUNAが歴史に名を刻む大暴落で、FOMCの結果を受けて上昇に向かえなかった仮想通貨業界を直撃!!LUNA発行のステーブルイコンUSTのペッグが完全に外れ、99%以上の下落となりました。
ビットコイン
テラ(LUNA)ショックを皮切りに、ビットコインも急落。先週サポートを試していた週足100MA($36,220)を一気に下ブレイク。現在は$29,000地点でもみ合い中。
ビットコインは、歴史上初めての6週連続陰線で週足が確定。今週も陰線で確定すると、記録更新の7週連続陰線。
$29,000で下ひげをつけて一旦の反発を見せている為、今週の週足確定を待ちましょう。
もう一段下げるなら、週足200MAと月足50MAがともに$21,000なので、ここで止まるかどうか。前回のバブル崩壊もコロナショックもこのサポートで反発しており、歴史的にはかなり固いサポートです。
◆週足確定後のイメージ
- $26,700以下 週足200MAを試しに急落?
- $29,000以下 もう一段低い価格帯($27,000~$31,000)でレンジになるか?
- $30,000以上 ギリギリ上昇の期待を残して、来週も様子見
- $34,000以上 長い下髭の陽線となり、中期反発で上昇雲突入($43,000)へのチャレンジ権を得る
2022年5月14日現在、ビットコインレインボーチャートでは$29,000以下は買い水準(BUY!)を示しています。Fear & Greed Index も2020年3月のコロナショックを超えて「9」となっています。
まだまだ底を試す展開も考えられますが、中長期では明らかな買い場に差し掛かろうとしています。
アルトコイン
アルトコインは、軒並み30%以上の下落。とくにアルゴリズム型ステーブルコインの発行基盤となっていた「レイヤー1」、「レイヤー2」のコイン達が、軒並み大幅下落。
取引所系のコイン(BNB、FTT、Bitdaoなど)はほかに比べて浅い下落という結果でした。(それでも20-30%の大幅下落ですが…)
アルトコインは、今週の週足確定時に、週足RSI35以下で下ヒゲが長いコインが出てくれば、指値を置いていこうと思います。
米国株
米国株市場は、週明け(5/9)に先週末の下落の勢いそのままに続落。5/12で反転して、長い下ひげとなりましたので、6週続いた短期下落トレンドはとりあえずの底打ちに見えます。
NASDAQ
NASDAQは先週、年初来-21.60%で一般的には弱気相場入りとされていますが、今週が短期の底だとすると、年初来-28.68%となりました。
新しい材料もない状態で、どこまで反発できるのか?が見ものです。6週連続陰線の始まりを起点に、フィボナッチ・リトレースメントで0.382が($13,042)。0.5が($13,467)。0.5と週足50MAが交差しそうな$13,000-$13,500あたりが目先の目標値。
週足50MAにタッチできるか?またタッチする時の値動きに注目。