仮想通貨
BTCは、依然として米国株と相関が高い状態が続き、5月3日~4日のFOMCを受けて米国株に引っ張られるように、上昇からの全戻しとなる。週足の上昇雲に戻れず、下は週足100MA($36,220)に支えられるかどうかが争点。ここも下抜けると、次のサポートは、2021年7月の東京オリンピック開始日($29,000)、週足200MA($21,000)。
BTC | 終値 | 前日比 |
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5月4日(水) | $39,690 | +5.20% |
5月5日(木) | $36,552 | -7.90% |
5月6日(金) | $36,013 | -1.48% |
このまま週足が陰線で確定すると、BTCの週足チャート6週連続陰線は歴史上初。歴史上最大の下落となるのか?歴史上最大のバブルクライマックスを迎えるためのバネなのか?まだまだ重要局面が続いていきます。
アルトコインも、BTCに相関して下落トレンド。TRXがステーブルコイン(USDD)の発行(ローンチ日:5月5日)を受けて、単独上げをしている。
出来高を伴う大陽線で日足200MAを一気にブレイク!とトレンド転換の起点に見えるが、これまでの経験上、ファンダ上げはローンチ日が上昇の頂点であることが大半。BTCの方向性も決まっていないため、TRXも今週の買い向かいはしない。WAVES、ALGOも出来高を伴う大陽線だが、こちらもBTC方向性待ち。レイヤー1コイン達が少しずつ元気になってきている様子にも見える。
米国株
注目の5月FOMCは、織り込まれていた利上げペースよりハト派な結果と市場が捉え、一旦は大きく反発したが、翌日に売り叩かれる。ダウとS&Pは、週足雲下限と週100MAに到達。NASDAQは同基準を大きく割り込んできました。米国株は、今年は低調なパフォーマンスが続くであろうという市場予想は変わらず。NASDAQは、大きなファンダもない状態で全戻しの-5%は、市場がまだまだ下を試している根拠になりそう。『夏枯れ相場』の時期も近くなり、しばらくは低調な相場が続くとみて妥当。ドルコスト平均法だけ続けて、買い場はまだまだ先の話。
5月3日(水) | 5月4日(木) | 5月5日(金) | |
ダウ | $34,013(+2.56%) | $33,037(-2.87%) | $32,841(-0.59%) |
S&P | $4,300.16(+2.99%) | $4,146.86(-3.56%) | $4,123.35(-0.57%) |
NASDAQ | $13,535.71(+3.41%) | $12,850.55(-5.06%) | $12,693.53(-1.22%) |