米経済ニュース
CPI(消費者物価指数)
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
5月10日(水) | 21:30 | 米 | CPI | 5.0% | 5.0% | 4.9% |
5月10日(水) | 21:30 | 米 | CPIコア | 5.6% | 5.5% | 5.5% |
インフレ圧力は続いているが、予想通りの鈍化
ほぼ市場予想通りの結果で、インフレ圧力が続いている市場センチメントは変わらず。
株価は小幅上昇。
PPI(生産者物価指数)
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
5月11日(木) | 21:30 | 米 | PPI | 2.7% | 2.6% | 2.3% |
5月11日(木) | 21:30 | 米 | PPIコア | 3.4% | 3.3% | 3.2% |
市場予想より鈍化
昨日のCPIに続き、こちらは市場予想より鈍化。
同様に「インフレ圧力はあるものの鈍化傾向が見て取れる」といった印象。
利上げ停止はより強まったと市場は考えています。
米国の債務上限問題
まだ株価に影響ないが、テールリスクになるか
これまでも政治パフォーマンスに使われたことが多い「債務上限問題」。
今回も最終的には、債務上限を引き上げ、デフォルト回避する事が既定路線。
但し、下記の懸念で、通常よりテールリスクとして意識されています。
- ねじれ国会になっており、意思決定がスムーズにいかない
- 反論している共和党にトランプ氏など強硬姿勢の者が多い
- 金融不安が完全に解消されていない など
テールリスク・・・発生確率は非常に低いが、起こった時に想定外の暴落を起こす事象。
まだ株価に影響はないが、話が進まないまま、市場がテールリスクを感じ始めると上値が重い展開になりそう。
関連情報は、こまめにチェックしていきます。
来週の主な指数発表
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 |
---|---|---|---|---|---|
5月16日(火) | 21:30 | 米 | 小売売上高 | -1.0% | 0.7% |
5月16日(火) | 21:30 | 米 | 小売売上高コア | -0.8% | 0.3% |
小売売上高もインフレ圧力を示す指標として注目されます。
米国株
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 3.470% | +0.84% | ダウ | 33,243 | -1.24% |
DXY | 102.705 | +1.40% | SP500 | 4,124.07 | -0.29% |
ドル円 | 135.744 | +0.68% | NASDAQ | 13,340.18 | +0.61% |
VIX | 17.03 | -0.93% | 金(Gold) | 2,011.025 | -0.29% |
原油 | 70.072 | -1.77% | BTC | 26,795.01 | -5.75% |
米主要株価指数
NASDAQはメガテックがけん引、目線変更なし
4指数とも引き続き、それぞれの重要ラインが上抜けできるかチャレンジ中。
唯一、NASDAQのメガテック系だけが強く、それ以外は弱含む一週間に。
銀行セクターの不安はいまだ残っており、関連ニュースも継続して報道されています。
上抜けしていくとしたら、ダウやSP500より「金利低下に伴うNASDAQ銘柄の上昇」がけん引役になりそう。
目線変更はなし。
仮想通貨
米国BITTREXが破産申請(チャプター11)
破産申請は米国版のみ、本体は事業継続
米国版BITTREXは、4月にSECから提訴を受けており、そのまま破産申請した形に。
2021年には米国で20%以上の取引所シェアがありましたが、現在は1%未満。
シェアが回復できないまま破産申請となり、ビックネームの取引所がまた米国から撤退する報道となりました。
ビットコインより、アルトコで大きく値を下げるコイン多数に。
ビットコインのトークン規格「BRC-20」が急拡大
PEPEの急騰でBRC-20に注目が集まる
ペペコイン「PEPE」がミームで話題になり、ビットコインのスマートチェーンの取引量が増え、話題に。
トークン規格と言えば、イーサリアムのERC-20・BNBのBSC-20などが有名ですが、BRC-20もこれを機にクローズアップされそうです。
どのチェーンも、混雑するとガス代(取引手数料)問題が発生し、それを解消する新しいコインが発行されます。
こちらも同じ流れで盛り上がってきそうで、注視しています。
ビットコインの次回半減期:2024.4.7頃
ビットコイン投資家にとって注目の次回半減期まで残り1年を切りました。
当サイトでは、この半減期を中心に4年サイクルでビットコインの価格予想をしています。
ブロック生成速度により、その時期はズレていきますので、定期的に自分でも確認します。
次回半減期の正確な時期
正確な時期は下記のサイトから確認できます。
ビットコイン
30,000-を超えられずレンジ下抜け
$30,000-を上抜けできず、レンジを下抜けして週200MAに向かって調整中。
日足雲の下限をサポートに反転できれば、むしろ健全な押し目。
日足ではNASDAQと相関が崩れる
日足ではNASDAQとの相関係数が0(相関なし)に。
メガテックがけん引していく米国株と相関が崩れて、仮想通貨のみ調整局面に入っています。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 1種 | 0.76% | OKB |
週足雲ブレイク | 3種 | 2.29% | AGIX、OG |
週足雲に突入 | 23種 | 17.56% | BTC、ETHなど |
日200MAブレイク | 5種 | 3.82% | ADA、SOLなど |
日足雲ブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲内 or 下 | 99種 | 75.57% | MATIC、AVAXなど |
BTCにつられて全面大幅安
アルトコインの方が調整幅も深く、週間でほとんどが15~20%以上の下落となる全面安。
ミームコインブームも一服して、センチメントも短期下落ムード。
日200MAより下推移が約80%
今回の急落で約80%のアルトコインが日200MAを割り込む。
いつも通り、ビットコインより先に下がりすぎたアルトコインに反転の兆しが見えてきました。
ビットコイン主導の市場イメージは、変更ありませんが、アルトの反転上昇が続くと、ビットコインも折り返していけそうです。
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