米経済ニュース
CPI
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
4月12日(水) | 21:30 | 米 | 消費者物価指数(CPI) | 6.0% | 5.2% | 5.0% |
4月12日(水) | 21:30 | 米 | 消費者物価指数(CPI)コア | 5.5% | 5.6% | 5.6% |
市場予想を下回り、利上げへの警戒が和らぐ
総合の大幅鈍化は前年比によるもの(昨年のロシアウクライナ開戦によるエネルギー高騰が比較元)。
コアは前月同水準で、サービス全体が依然として強い数字に。
「インフレ鈍化は見られるものの決定的な数字が出てこない」という状況は変わらず。
FOMC議事要旨
・利上げ停止の声もあったが、インフレ抑制を優先
・5月も25bp利上げ(最後の利上げになる可能性が高い)
・SVB経営破綻から始まる金融危機で2023年中に緩やかに景気後退が始まるだろう
・2024年、2025年は景気回復を見込んでいる
「25bp利上げ」と「今年中の景気後退を見込む」が明文化
議事要旨は、FOMC当日の印象とほぼ相違なし。
但し、25bp利上げと今年中の景気後退予測が明文化されていた事で、株式市場は株安に。
FFレートの市場予想は「5月25bp利上げを最後に打ち止め」が約80%
市場のFFレート予想も約80%が「5月に25bp利上げで打ち止め」と予想。
それを最後に利上げは打ち止めとなり、年内中に利下げがあるのか?が市場の争点に。
PPI
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
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4月13日(木) | 21:30 | 米 | 生産者物価指数(PPI) | 4.6% | 3.1% | 2.7% |
4月13日(木) | 21:30 | 米 | 生産者物価指数(PPI)コア | 4.4% | 4.1% | 3.4% |
総合・コアともに市場予想より大幅鈍化
こちらは2020年4月以来の大幅低下で「ディスインフレ」を示す数値に。
但し、OPECプラスで原油減産が決まり、またOIL価格が上がり始めていることから、数か月の限定的な鈍化になるとの見方もあり。
発表当日は、リスクオンムードで株高に。
小売売上高
日時 | 時間 | 国 | 指標 | 前回 | 市場予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|---|
4月14日(金) | 21:30 | 米 | 小売売上高 | -0.4% | -0.5% | -1.0% |
4月14日(金) | 21:30 | 米 | 小売売上高コア | -0.1% | -0.5% | -0.8% |
市場予想を大きく超えるマイナスで、消費の冷え込みを示唆
小売売上高が2ヵ月連続の減少(マイナス)に。
インフレや買い入れコストの上昇を背景に、個人消費の冷え込みを示唆。
市場は5月利上げを既に織り込んでいますので、この数値は「最後の利上げ」になる根拠となりそう。
来週の主な指数発表
特記なし。
但し、米国株の決算発表(4/19はテスラ)の時期になります。
米国株
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 3.517% | +3.05% | ダウ | 33,938 | +1.17% |
DXY | 101.580 | -0.50% | SP500 | 4,137.63 | +0.79% |
ドル円 | 133.730 | +1.21% | NASDAQ | 13,079.52 | +0.13% |
VIX | 17.07 | -7.23% | 金(Gold) | 2,004.275 | -0.18% |
原油 | 82.637 | +2.80% | BTC | 30,466.93 | 7.57% |
米主要株価指数
NASDAQがWボトムのネックライン($13,700)を超えていけるか?に注目している目線に変更なし。
また、SP500が先に週足雲を上抜けすると、上値が軽くなり、SP500が先行して上昇していきそう。
どちらにしても週200MAに支えられているうちは上目線継続。
仮想通貨
イーサリアムの上海アップデート完了
ETHが大きく上昇し、市場けん引役に
ステーキングのロック解除で、実装後の価格予想が割れていましたが、アップデート完了当日からETHが大きく上昇。
やはり、元々32ETH以上持ってステーキングもしているようなヘビーユーザーは、「今が売り時ではない」事を認識しているようです。
ETH関連銘柄も同時に上昇しており、節目の$2,000をチャネルごと上抜け。
市場のけん引役がBTCからETHに変わりつつあるセンチメントを感じています。
平将明氏が提唱したWeb3ホワイトペーパーが与党の政策に!!
日本の仮想通貨税制改革がまた一歩前進
過去の報道に比べ現実的になってきた「日本の仮想通貨税制改革」がまた一歩前進!!
日本での税制改革はもちろん大歓迎で、仮想通貨がより身近になっていくようにウォッチしていきます。
FTXが仮想通貨取引所の再開検討
FTTが75%/1day上昇
これを受けて取引所トークンのFTTが75%/1day上昇。
また、関連銘柄とされていたSOL(10%)、NEAR(8.5%)も上昇。
ここでも日替わりでアルトが吹き上げる展開に。
ビットコイン
ついに節目の30,000-をブレイク!!
約3週間レンジ形成していましたが、ついに$30,000をブレイク!!
上目線継続で目線変更なし。
日50MAとの乖離は引き続き大きい為、短期の調整が入る前提で注視しています。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 4種 | 3.17% | OP、OKB、BGBなど |
週足雲ブレイク | 3種 | 2.38% | AGIX、OGなど |
週足雲に突入 | 22種 | 17.46% | BTC、ETH、MATIC、BNBなど |
日200MAブレイク | 64種 | 50.79% | AVAX、SOL、UNIなど |
日足雲ブレイク | 3種 | 2.38% | FTT、ETHWなど |
日足雲内 or 下 | 30種 | 23.81% | ALGO、NEARなど |
今週も単独上げアルト多数!!日200MAより上が70%以上に
今週も多くのアルトコインが日替わりで単独上げする状況が続く。
アルトコインも70%以上が日200MAより上に推移し、市場の明るさを感じます。
その中で、ETHがアップデート完了から上昇し、市場けん引役がBTCからETHに変更していく印象に。
「アルトターンが近い」とSNS上でも話題に。
市場参加者に初心者が増加中!!
SNS、サイト訪問者をみても、初心者が今週から突然増え始めました。
BTCは$30,000を超え、ETHも$2,000を超えて、アルト機運が高まっているようです。
まだ利確ターンではありませんが、初心者が急増しているここから大きく上昇し、週足レベルでも一旦終息しそうだと考えていますので、市場参加者の声にも注目していきます。
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