NASDAQが初の$20,000越え。
CPIで12月FOMCの利下げがほぼ決定的になり、NASDAQが上昇。
仮想通貨は、相変わらずポジティブニュースが連発。
但し、新しいサプライズニュースより、既報の内容が進んでいるという内容が多い為、
既に織り込み済みのものも多く、価格上昇の起爆剤とはならず。
BTCとアルトコインが交互にアウトパフォームしていく
「仮想通貨のバブル相場」らしい値動きになってきました。
ビットコイン価格予想
底堅い値動きが続く
先週のまとめから変化なし。
CPIで来週FOMCの利下げがほぼ決定的となりましたが、
ビットコインは小幅上昇で大勢に影響なし。
引き続き、「底堅い動きで下落は買い支えられ、上昇要因があれば上昇」という状況。
今週はアルトコインが調整となり、その資金がBTCに巡ってきている印象。
BTCとアルトコインが交互に上昇していく「仮想通貨のバブル相場」らしい値動きになってきました。
アルトコイン
今週はアルト調整ターン
仮想通貨全体の地合いは引き続き良い状況です。
今週は、アルトコインの調整が多く、長い下髭の週足チャートがたくさん見受けられました。
アルトでも下がれば買い支えられる状況が続いておりますので、
仮想通貨なら何でも上がるという創成期は終わったかもしれませんが、
大型アルトなら何でも上がるというバブルは継続しているようです。
草コインを握りしめるより、20位以内のコインをドルコスト平均法で購入している方がリターンが良いかもしれません。
いずれにしても、トランプ氏が就任前に公言していた内容は、ほとんど織り込みが終わっていますので、大統領就任式を含め、新しい上昇要因が必要な場面になっています。
米国株主要株価指数
NASDAQが初の20,000ドル突破
先週のまとめから変更なし。
CPIの結果を受けて、目先12月FOMCの利下げがほぼ決定的となり、株価は上昇。
NASDAQが初めて20,000ドルを突破しています。
終わりそうなAIブームは終わらず、じりじりと上昇を継続。
長期で来るであろう下落相場に身構えたいところですが、確定的なものはなく、
ドルコスト平均法で相場を見続ける数年になりそうです。
金利と為替
12月CPIを受けて、目先12月は利下げするが、長期では金利高止まりが予想されている為、
長期金利が上昇、完全に3ヶ月、2年と完全に逆イールドが解消されています。
利下げがほぼ確で、ドル円はまた円安に振れています。
こちらは、日銀金融政策決定会合での利上げがまだ半々の状態で、
植田ショックの再現は避けたい為、おそらく利上げなし?が大方の見方。
こちらの内容次第で、乱高下しますので、注意します。
米国では、景気は強く、雇用も安定しており、インフレ再燃を抑制する為に、
金利の高止まりが予想されています。
2025年に8回あるFOMCで現在は2回の利下げ予想に。
米国経済指標
CPI(11月)
僅かに上昇も予想範囲内
市場予想より僅かに強いが範囲内で、利下げ判断に影響はなさそう。
FOMC前、最後の指数発表をクリア+週明けからの下落戻しで株価はわずかに上昇。
PPI(11月)
PPIが先行してインフレ率上昇中
卵の急騰などが理由となっておりますが、上昇が3ヶ月以上続くトレンドになりつつあることが気になる。
CPIの先行指標とされることがありますので、CPIも上昇していかないか?来年も継続的に確認します。
来週の主な指数発表
12月3週の主な指数発表は下記の通り。
注目は、年内最後のFOMCと日銀金融政策決定会合。
日米の金利差がどのように変化するのか?が争点です。
また、12月は、PCEデフレータも今週発表され、これが今年最後の大きな指数発表。
翌週以降はホリデーシーズンに入ります。
今週の仮想通貨ニュース
米財務省、ビットコインは『デジタルゴールド』としての役割があるとの認識示す
FRBパウエル議長に続き、金と同じ特性を持つと発言
米アマゾンにビットコイン財務戦略の株主提案「資産5%の保有検討」を要請
先週のマイクロソフトに続き、アマゾンでもビットコイン保有の検討。
今後も大きな流れとして続いていくと予想。
「日本も仮想通貨の準備金保有を検討すべき」NHK党議員が政府に質問主意書を提出
日本の暗号資産への対応は、まだまだ周回遅れですが、それでもこのような発信が継続されることはいい事
自民党、新体制「web3ワーキンググループ」始動
日本の暗号資産を分離課税とするための活動が継続的に行われている。
ソラナ、新規開発者数でイーサリアム超え
時価総額で、SOLはETHの25%。
イーサリアムを越えていくなら、ここから4倍以上の価格上昇が狙える。
業界全体で開発者数は順調に増加している。
米マイクロストラテジー、正式にナスダック100指数に追加
今週の米国経済ニュース
ECBが3会合連続利下げ、0.25ポイント下げ3%に-経済下支え
ECBが一足先に3会合連続の利下げ。
米国より経済の弱さが目立つため、来年以降も継続的な利下げが既定路線に。
TikTok、米で利用禁止の可能性高まる
先日は、オーストラリアで16歳未満のSNSが禁止されたりと、SNSを巡る報道が多い。
SNSの浸透から10年が経過し、その影響力に各国が規制を始めている印象。
コメント