トランプ氏が当確で、米国株はお祭りムード一色!!
仮想通貨もチャートからその興奮が分かるほどに上昇しており、
「強気相場の起点」となりそうな気配がプンプン!!
大統領選挙&FOMCを経て、仮想通貨は上だ!!
米大統領選挙
11月6日16:30頃(日本時間)に、共和党トランプ氏の勝利宣言
混戦が予想されていたが、終わってみればスイングステートのほとんどを獲得したトランプ氏の圧勝。
上院のみならず、下院も共和党勝利の可能性が高く、ねじれが解消!
オールレッド達成が濃厚とされており、景気刺激策への期待からトランプトレードでお祭り状態。
米国株↑(特にメガテック株、銀行株、小型株)、米長期金利↑、仮想通貨↑、
ダウ、SP500、NASDAQでATH、NVDAもビットコインもATH!!
応援していたイーロンマスク氏のテスラとDOGEも爆上げ!!
トランプ氏が勝利でオールレッド達成か
歴史的接戦が予想されていましたが、終わってみればトランプ氏の圧勝。
結果がもつれず、すぐに当確したことで株価は一気に上昇!!お祭り状態に。
久しぶりに、株式市場が興奮している感じがチャートからわかるほどの雰囲気でした。
仮想通貨はまずビットコインに強さを感じ、1日おいてから、大型アルトコインから物色されている印象。
イーロン・マスクの応援で、テスラとDOGEも爆上げしています。
当面は、株式市場とビットコイン、大型アルトでのみ活気が溢れ、小型アルトコインの出番はもう少し先になりそうです。
但し、小型アルトの急上昇は一瞬なので、細心の注意でチャートを見ます。
ビットコイン価格予想
トランプ氏の当選でATH、ビットコインは上だ!
ATHで目線を下記の通り、アップデート。
ATHで月足カップウィズハンドルの完成
2022年11月から2024年3月まで(17ヶ月)続いた上昇トレンドを2024年8月まで(約5ヶ月)調整。
週足でのレンジ相場($74,000~$50,000)をトランプ氏勝利でついに上抜ける。
終わってみれば、上昇の3分の1の期間で約33%下落と健康的な調整を経て、ATH更新。
週足RSIにもまだ余裕があり、一気に上向きのセンチメントに。
大陽線で週足実体がATH確定となれば、月足でのカップウィズハンドルが完成。
テクニカル的には$130,000まで視野に入ります。
2024年に予想されていた仮想通貨にポジティブな出来事
堅調な米経済と段階的な利下げが土台となり、「順調だがあまりアップサイドが見込めない米国株」から、いよいよ仮想通貨へ資金が流れてくる局面。
トランプ当確を起点に、超楽観的な相場に突入しますが、
まずは今週の週足が$74,000以上で確定し、週足でATHすることが最も重要です!
アルトコイン
大型アルト、DeFi、ミームが物色され始める
トランプ氏、勝利で仮想通貨市場も歓喜!!
ほぼ全銘柄が上昇しましたが、特に大きな上昇は、大型アルト、DeFi、ミームの銘柄。
イーロンマスク氏が応援していたこと+ロビンフッドCLOのダン・ギャラガー氏がSEC委員長候補に挙がったことで、ミーム銘柄が大きく上昇しています。
まずは、ビットコインと大型アルトコインが上昇をけん引していくと思いますが、
12月下旬~2月頃で、小型アルトで、尋常ではない噴き上げ方をするコインが出てきそうな気配。
分散投資で、過剰なリスクを取らずにその時を待ちます。
米国株主要株価指数
トランプ氏の当確でお祭りムード
大統領選挙を終えて、現況を下記の通り、アップデート。
米大統領選挙
本記事内の米大統領選挙 でまとめています。
ソフトランディングがより濃厚に
・サービス業、個人消費がけん引している米経済は依然として強い。
・対照的に、トランプ氏勝利で米企業への優遇も織り込まれ、景気の勢いが強すぎた場合の「インフレ再燃の火種」を消しきれていない。
・中国からの輸入品に関税をかけることもインフレ再燃の懸念とされている。
・楽観的な相場で、ソフトランディング・ノーランディングがより濃厚となっている。
雇用統計が注目の指標
・米雇用市場は依然として強いとしている(10月はストとハリケーンの影響で弱すぎる数値となり、市場はその判断をスキップ)
・失業率4.5%以下をキープしたまま、楽観的な相場を見ていけるかがポイント。
AI・半導体ブーム継続はNVDA次第
・2022年10月に始まった「NVDAのサプライズ決算」は7四半期で終焉となり、2024年8月決算は7%下落。
・AI・半導体ブームの天井が見えた印象だが、決算内容はサプライズできなかっただけで予想通りのよい決算。
・決算後の調整もクリアして、ATHを更新。さらにトランプ氏当選で、窓を開けてATH更新。
・大統領選挙前の軟調なテック決算で、メガテック銘柄の割高感は解消された印象。その後のトランプ氏の当選(AI開発促進、法人税の減税、暗号資産取引の推進)は追い風であり、まだ来年夏まで上昇していく可能性を残しています。
金利と為替
トランプ氏は「ドル高は惨事」としており、FRBに利下げを要求し、ドル安で輸出の恩恵を受けるスタイル。
長短金利差が急速に埋まり、10年利回りと3カ月利回りの逆イールドが解消(実経済のリセッション入り直前といわれる)。
ドル円は、トランプ氏当選により、当面は140円に向かって円安方向に進みそうな印象。
まとめ
・トランプ氏の当選で、米株式市場はお祭りムード。
・失業率4.5%維持を条件として、企業決算を確認していく楽観的な相場が続きそう。
・但し、2022年10月からの上昇で既に割高感のある銘柄も多く、投資冥利が見いだせない場合は仮想通貨など他のアセットに資金が流れていく可能性が高い。
・他のアセットに資金が流れていく事はトリクルダウンであり、上昇の最終局面であることが多いので、「腹八分の引き際」を今から心構えすること。
金利と為替
金利はトランプ氏の当選を受けて、ついに10年と3カ月の逆イールドも解消。
実経済のリセッション入り直前と言われるタイミングであり、
これで「小型株もATHして、失業率も4.5%以下を維持して、インフレも再燃しない」場合は、
ノーランディングだったと今年中に結論付く可能性も出てきました。
ドル円は、ドル安で輸出の恩恵を受けたいトランプ氏の当選により、
一旦は140円に向かって円安方向に進んでいく事が既定路線です。
米国経済指標
FOMC(11月)
・市場予想通り0.25%利下げで4.50-4.75%(連続利下げ)
・市場にインパクトはなく無事通過
・トランプトレードのお祭り相場継続の印象
・米経済は継続して強い、雇用は安定を強調
・トランプ氏から求められてもパウエル議長は辞任しない考え
無事通過でお祭り相場継続
トランプ氏をけん制するようなFOMCになる予想もあったが、今回は無事通過。
サプライズはなく、前日からのトランプトレードが継続するイメージ。
ISMサービス業景況感指数
予想を上回る高い数字で米景気を示す
予想を上回る高い数字で、米経済の順調さを示す。
一般的には、米経済が好調→利下げ幅が縮小となりそうな局面でしたが、
大統領選挙当日の発表で、市場に直結した値動きはなし。
来週の主な指数発表
11月3週の主な指数発表は下記の通り。
CPIと小売売上高でインフレと消費力を毎月のように確認していきたい。
来週は、指数よりも下記が注目!
- 興奮が冷めない市場が土日を挟んで落ち着きを取り戻すか
- 織り込み済みだったトランプ氏の公約が実現されていく流れになるか
- 共和党が下院もとって、「オールレッド」が達成できるか?
今週の仮想通貨ニュース
金融庁法改正検討
海外への送金を更に引き締め
日本国内の取引所から海外への送金を更に引き締めて、投資家を守るという趣旨の話。
但し、実際は税金逃れで海外に送金を容易にさせない為の施策に見える。
いずれにしても、日本政府が仮想通貨の法整備に乗り出してきていることは前向きと捉えたい。
1-2年で分離課税になってくれないかと期待しています。
メタプラネット、グローバル指数『BLOCK』に採用
ビットコイン保有の日本企業として一躍有名に
ブロックチェーン関連で構成される指数に日本企業として初めて採用。
ホテル事業を展開していた同企業にとって、日本国内でのビットコイン保有企業
第一人者としての地位をさらに確立させる出来事となっています。
共和党トランプ氏の勝利で仮想通貨に肯定的な報道多数
今週の米国経済ニュース
ダウにNVDAを採用
インテルを除外して、NVDAを採用
AIブームの象徴がダウに、次の入れ替え11月8日から採用されます。
経営状態も良好で、歴史の古い指数に加入することとなり、
名実ともに米国を代表する企業へと成長しています。
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