CPI予想通りの鈍化を好感。
米国株は3指数でATHを更新して、短期調整完了か。
ビットコインも同時に上昇しているが、こちらはまだレンジ相場。
OpenAIとGoogleが連日、AIに関するインパクト抜群の発表!!
ビットコイン価格予想
週足は包み大陽線
CPIの結果を受けて、米国株と一緒に上昇。
週足では包み大陽線となり、上昇トレンドの起点になりそうなチャートに。
このまま上に行くなら、高値から24%下落で調整が終わったことになり、
ビットコインにしては浅すぎる調整となる。
いまだ下落トレンドの中におり、様子見ですが、米国株に勢いもあり、
このまま上昇に転換することも視野に入れて、ポジションを調整します。
来週のNVDA決算がどうなるかで、大きく目線が変わっていきそう。
基本的には、3月9日からの見解に変更なし。
アルトコイン
グループ | 数 | 占有率 | 主な銘柄 |
---|---|---|---|
ATH(史上最高値) | 6種 | 3.39% | BTC、BGBなど |
週足雲ブレイク | 75種 | 42.37% | ETH、SOLなど |
週足雲に突入 | 56種 | 31.64% | SUI、SANDなど |
日200MAブレイク | 4種 | 2.26% | WLD、MNTなど |
日足雲ブレイク | 0種 | 0.00% | |
日足雲内 or 下 | 36種 | 20.34% | MATIC、ARBなど |
短期上昇も週足トレンドには変化なし
ビットコイン同様に、大陽線でトレンド転換を示唆するコイン多数。
数値では市場センチメントも改善しているように見えますが、
週足では大きな変化なし。
ここが起点になるかもしれませんが、現時点では大きな転換点になれず。
来週のNVDA決算結果によりけりで、まだどちらにでもトレンド転換がありそうです。
今週のマーケット
銘柄 | 終値 | 騰落率 | 銘柄 | 終値 | 騰落率 |
---|---|---|---|---|---|
米10年債 | 4.422% | -1.73% | ダウ | 40,003.60 | +1.24% |
DXY | 104.497 | -0.78% | SP500 | 5,303.26 | +1.54% |
ドル円 | 155.640 | -0.07% | NASDAQ | 16,685.97 | +2.11% |
VIX | 11.98 | -4.62% | 金(Gold) | 2,414.715 | +2.30% |
原油 | 80.095 | +2.13% | BTC | 67,024.00 | +9.01% |
米国株主要株価指数
3指数でATH更新
市場の不安材料だったCPIが「市場予想通りに鈍化できた」ことを好感。
その勢いで、3指数が同時にATHを更新し、調整が完了された見方が大勢。
10%未満の浅い押し目となりましたが、上昇トレンドに転換しそうです。
米国株に対する考え方に変更なし。
金利と為替
ドル円は、これまでのボラティリティに比べれば、値動きのない様子見相場。
CPIと小売売上高を受けて、米市中金利は低下。
年内利下げ予想2回は変化ありませんが、織り込みが進んでいます。
インフレ再燃の懸念は払しょくされつつある相場観
ドル円も米国株も、インフレ再燃から米金利高止まりの懸念が
数か月続いておりましたが、雇用統計・CPIを終えて、
その不安が少しずつ払しょくされつつあります。
米国株には良い土壌が整いつつありますので、継続して確認していきます。
米国経済指標
PPI(4月)
市場予想と一致で影響は小
PPI、コアPPIともに、市場予想と一致しており、大きな影響はなし。
PPIは、前月速報値2.1から1.8に下方修正された。
今月は、CPIより先に発表されるスケジュールの為、市場の注目が高かったものの
市場予想通りで大きな混乱なし。
CPI(4月)
市場予想通りの結果
市場予想通りの「伸び鈍化」となり、米国株は上昇しています。
インフレ再燃が懸念される中、注目度が高かっただけに、
市場予想通りの結果を市場は好感。
各指数がATHを更新して、上昇トレンド転換への起点となりそうです。
小売売上高(4月)
前月比0.0%で横ばい
前月比横ばいで、消費者が慎重になっていることを示唆。
市場はこれを好感して、株価は上昇しています。
コアでは市場予想通りの0.2%。いずれにしても鈍化が確認できています。
来週の主な指数発表
5月4週の主な指数発表は下記の通り。
FOMCの議事要旨確認と業界大注目のNVDAの決算。
直近は、どんな期待も上回り、市場にインパクトを与え続けたNVDA。
さすがに期待が大きすぎるようになってきたと思うが、
その結果が、世界中の株価に影響するといっても過言ではない決算になります。
今週の仮想通貨ニュース
SECの仮想通貨保管ガイドラインを覆す議案が米両院で可決
ビットコイン現物ETFが上場されたことで、SECと仮想通貨業界との争いも
一定の決着がついた印象がありますが、その後も仮想通貨業界に有利な決定が続いています。
大統領選挙の結果次第で、ゲンスラー委員長の交代が予見されており、
年末に向けて、イメージしている未来に確実に近づいています。
今週の米国経済ニュース
OpenAIがGPT-4oを発表
スムーズな音声会話で新しい時代の扉が開く
「大幅に短縮された応答時間」「スムーズな音声会話」「リアルタイム翻訳」
など目玉アップデートが目白押し。
特に人間並みにスムーズな音声会話のやり取りが注目を集めています。
「夢が広がるわくわくするような未来」を想像させる内容でした。
Google I/O 2024
OpenAIの発表翌日にこちらも神アプデ
Gemini1.5Proが更に進化し、Google検索、Googleフォト、WorkSpace、
Android、その他アプリと連動することが発表。
既存サービスとAIとの融合に焦点を当てたイベントとなりました。
ChatGPT 1強の時代ですが、AIに詳しい方だと、Gemini使ってるという人も
チラホラ見るようになってきています。
まだまだ市場規模は、ChatGPTですが、追い付け追い越せの勢いを
感じさせるイベント内容で、更なる進化が期待されます。
OpenAIに比べて、「よりAIを実用的に今どう便利に使えるか?」
という発表でした。
円安で「老後4,000万円問題」になる試算
円安で老後に必要な資産も倍増していくか?
このまま円安が続くと、老後2,000万円どころか、
20年後には「老後4,000万円」が必要になる試算がある。
現実的かどうかはさておき、その単純な計算方法にも一理ある。
資産分散が重要な時代になってきています。
米金利の高止まり長期化を示唆
パウエル議長、金利高止まりの可能性を示す
新しい情報ではありませんが、改めて「今の状況では金利を下げない」
という姿勢を示唆。
引き続きインフレ率2%を目指して、その確信まで忍耐強くあるべき
という姿勢を再確認しています。
バイデン・トランプ両氏がTV討論
仮想通貨業界にインパクトがある日になるか
トランプ氏が票集めの為に、積極的に仮想通貨に肯定的な姿勢を見せていることから、
この討論会が仮想通貨業界に与える影響があるのでは?と注目が集まっています。
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