仮想通貨は、「オンチェーンデータ」という誰でも閲覧できるデータが存在します。
すべての取引履歴がブロックチェーンで記録されているから分かるデータで、これを利用して「オンチェーンデータ分析」をされる方もいます。
ここでは『サインインなど登録なしで、無料でオンチェーンデータを確認できるサイト』をご紹介します。
無料のオンチェーンデータ
BITCOIN HALVING CLOCK ( ビットコイン半減期 )
仮想通貨の長期取引をする場合、最も重要な「ビットコインの半減期」
4年に一度の半減期、正確な日時をここで確認しましょう。
Bitcoin Rainbow Chart
ビットコインは、総発行枚数とその発行ペースが決められています。
それをベースに売り場と買い場の価格予想をレインボーで表現したチャートです。赤とオレンジは売り場、緑と青は買い場であると言われています。
ビットコインの採掘難易度とハッシュレート
ビットコインの採掘難易度とハッシュレートは、マイニングに関わる数値です。
採掘難易度(英:difficulty、ディフィカルティ)は、マイニングでブロック生成する時の難易度でマイニングの単位として使われています。
一般的に、採掘難易度が上がるとビットコインの価格は上がる正の関係になると言われています。
ハッシュレート(英:Hashrate)は、ビットコインをマイニングする速度を10分に調整するための速度です。マイニング参加者が多いほど、高くなる傾向があります。
ビットコインの月間騰落率
2013年以降のビットコインの月間騰落率が確認できます。
半減期に基づくアノマリーなどの参考にしましょう。サイト表示されたときは、1日毎の騰落率になっています。右上の “Type” を “Monthly” に変更して確認しましょう。
他にも、週毎、四半期毎の騰落データやETH(イーサリアム)の同じデータも確認できます。
ビットコインのロングショート比率
有名取引所のBTC-FXにおけるロングショート比率をリアルタイムで確認できます。
短時間取引する方の参考指標になっています。
HODL Waves
HODLとは、長期的な値上がりを信じ、短期的な値動きに反応せず、買ったコインを持ち続けること。価格が下がっても損切りしないこと。holdのミスタイプ。誤字に基づくネット・スラングの一つ。
英辞郎 on the web
日本では、『ガチホ』と言われる長期保有者の割合を波で表現したブラフです。
青いほど全体の長期保有割合が多いことになります。
1,000BTC以上持つクジラの数
仮想通貨の大口保有者は『クジラ』と呼ばれています。
何BTC以上保有という明確な定義はありませんが、ここでは1,000BTC以上を持つクジラの総数を確認できます。
有料で見るオンチェーンデータ
オンチェーンデータに興味を持った方は、これらを分析用に加工提供している企業があります。
代表的な企業はGlassnode、CryptoQuantで、取引所へのBTC、USDT移動やそれらと価格との相関関係をまとめた各種インジケーターなどを提供しています。
サインイン登録や月額費用がかかりますが、より有益なオンチェーンデータを確認できます。
一部の機能はサインイン登録のみで無料で利用できます。サイトは全て英語のみです。
【番外編】Googleの検索トレンド
オンチェーンデータではありませんが、Googleトレンド検索で『Bitcoin』が検索されている数を確認できます。
単純な話ですが、市場の過熱感や新規参入者の割合をイメージしやすくなります。
bitcoinに限らず、なんでも検索できます。投資に限らず、様々なトレンドをつかむヒントに活用してしましょう。
自分で相場分析してみよう
今のトレンドがチェックできたら、自分で相場分析をしてみましょう。
ひろパパは、毎週土日更新で週報にて相場分析を行っています。
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仮想通貨の情報検索は、必ず「DYOR(Do Your Own Research:自分で調べましょう)」で行いましょう。