トランプ対中強硬発言 2025-05-31

トランプ氏の対中関税の強硬発言があっても、米国株も仮想通貨も大きく値を下げず。

織り込み済みか市場が慣れてきたか、レンジ継続。

仮想通貨の国や州の長期保有が継続的に報道されるも上昇材料にならず。

良いニュースも悪いニュースも織り込み済みで、レンジを外れるには新しい材料が必須か!?

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ビットコイン価格予想

レンジ内で大きな動きなし

2025-03-01のまとめから変更なし。

トランプ大統領の関税強気発言があるもののレンジ内の推移。

国や州、企業のビットコイン保有が継続しているニュースばかりですが、

こちらも価格情報のきっかけにはならず。

良くも悪くも、新しい材料がないと、上にも下にもいかない状況。

アルトコイン

アルトは大きく下落で仕切り直し

材料のないビットコインのレンジ上下についていけず、アルトコインは下落が多数。

日足雲からも転落して仕切り直しが70%以上。

相場を牽引するような元気のいいコインもなく、またビットコインの上昇待ちに逆戻り。

米国株主要株価指数

週末に対中関税に強硬発言があるも株価の大崩れはない

2025-05-17のまとめから変更なし。

落ち着きを見せていた関税交渉ですが、週末にトランプ大統領がまた強硬発言。

しかし、株価は多少下落したものの大きな下落を見せず。

市場がトランプ大統領の関税発言に免疫ができ始め、織り込み済みの印象。

目線に大きな変更なし。

金利と為替

ドル円も目線に変更なし(150-140円のレンジ相場)。

年内2回利下げが市場予想となっていますが、現実的には関税問題もあり、

年内に1回できるかどうか?という状況になりそう。

米国経済指標

FOMC議事要旨(5月)

項目会合直後の印象議事要旨での詳細な議論
インフレリスクインフレはやや高止まりしているとの認識関税政策によるインフレ再燃の懸念が強調
経済成長の見通し経済活動は堅調なペースで拡大との評価スタグフレーションのリスクが議論される
利下げの可能性利下げに慎重な姿勢を示す利下げの時期尚早との意見が多数
金融市場の安定性市場は安定しているとの認識市場のボラティリティと安全資産としてのドルの地位低下のリスクが指摘される

当日直後の印象と異なる点も多い

FOMC議事要旨、慎重姿勢が適切と判断-関税起因の不確実性で
米連邦準備制度理事会(FRB)が28日公表した5月6-7日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、当局者らは経済を巡る不確実性が高まっていることから、政策金利の調整を行う上では慎重なアプローチが正当化されるとの認識で一致し...

PCEデフレータ(4月)

インフレ鈍化の継続を確認

米PCE統計、4月は支出の伸び減速-コア価格指数は予想と一致
4月の米個人消費支出(PCE)統計では、支出の伸びが減速した。実質PCEは前月、2023年1月以来の大幅増加となっていた。一方、これとは別の統計である4月の米前渡し商品貿易収支によると、輸入額は前月比19.8%減と過去最大の落ち込みを記録し...

個人貯蓄率は1年ぶりの高水準4.9%となり、経済の不確実性への備えは強まっている。

ただし、関税で騒ぎ始めた3月、一時的に実施された4月もインフレ鈍化が継続的に確認。

株価や金利に大きな影響はありませんでした。

来週の主な指数発表

6月1週の主な指数発表は下記の通り。

最注目は、雇用統計。

米経済の強さを測る指標として注目されています。

今週の仮想通貨ニュース

国や企業単位でのBTC保有が続く

4710BTC購入 米ゲームストップ、ビットコイン財務戦略を実行
米ゲーム小売大手ゲームストップが4710BTCの仮想通貨ビットコインの購入を完了。4月の15億ドル転換社債調達資金を活用し企業財務戦略をビットコインへ転換。
IMF、エルサルバドルにビットコイン保有量維持を要請 追加融資も決定
国際通貨基金(IMF)がエルサルバドルとの融資審査で合意。政府が仮想通貨ビットコイン保有量を増やさないことを条件に約1億2000万ドルの追加融資を承認。
ビットコイン価格より割高? メタプラネット株に5倍のプレミアムがつく理由を専門家が解説
メタプラネット社の株式は現物ビットコインの5倍の価格というプレミアムで取引されている。識者がビットコイン財務戦略企業の株価高騰の背景と適正価格を分析した。
株価一夜で5倍暴騰、米シャープリンク 600億円規模のイーサリアム財務戦略を始動
米ゲーミング関連企業SharpLink Gamingが5月27日、Consensys主導で600億の資金調達を実施。仮想通貨イーサリアムを主要財政準備資産として採用し、株価は400%以上急騰。
米証券大手キャンター、2800億円超規模のビットコイン融資事業で初回取引完了
ウォール街投資銀行キャンター・フィッツジェラルドが新設ビットコイン融資事業で初回取引を完了。機関投資家向けに最大20億ドルの融資提供を計画。

IPO発表、ステーブルコイン大手

IPO発表、ステーブルコイン大手Circle
7200億円の評価額でステーブルコイン大手Circle Internet Group(サークル)は5月28日、2,400万株の新規株式公開(IPO)を開始すると発表した。同社は960万株を新規発行し、既存株主が1,440万株を売却する予定だ

今週の米国経済ニュース

トランプ氏、対EU50%関税を7月9日に延期

トランプ氏、対EU50%関税期限の7月9日までの延長に同意
トランプ米大統領は、欧州委員会のフォンデアライエン委員長との電話会談後、欧州連合(EU)に対する50%の関税発動期限を7月9日まで延長すると表明した。

NVDAの決算:〇

エヌビディア、5-7月売上高は450億ドルの見通し-中国減速が重し
人工知能(AI)用半導体大手の米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は28日、AIコンピューティング市場は依然として「急激な成長」が見込まれると述べ、中国事業減速を巡る投資家の懸念を落ち着かせた。

売上高は市場予想を上回るも、EPSは予想を下回る。

中国向け輸出規制による影響が懸念される中、AI需要の高まりが収益を支える。

時間外で5%UP。市場はこの決算を好感しています。

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