関税協議に進展の期待!!
米英で貿易協定合意&米中貿易協議の進展を期待させるトランプ大統領のコメント。
特に仮想通貨の上昇が大きく、注目されている。
同時期に米国の各州でビットコインを準備金とする法案の可決も報道。
米国株と相関が外れており、仮想通貨が単独で上昇する週となりました。
ビットコイン価格予想

関税協議の進展期待から米国株より先に上昇
2025-03-01のまとめから変更なし。
4月で「月足雲転換線」でサポートできている事を確認して、上値も軽い状況の中、関税協議の進展期待で一気に10万ドルをブレイク!!
多様なファンダはあるもののテクニカル分析的には変化なし。
・上:10万ドルをキープして、ATHを超えていけるか?で上昇判断
・下:月足雲転換線の実体底抜けで、長期下落トレンド入り判断
この見方で、その時をじっと待ち続けます
アルトコイン

BTC連れ高でセンチメント改善
BTCの連れ高で、アルトコイン全体でも久しぶりのオールグリーン!!
特に低迷していたETHがショートスクィーズで大きく上昇し、アルトコイン全体が上昇。
週足で20~50%の上昇がたくさんあり、70%以上のコインが日足雲を突破。
短期で上昇トレンドとなり、市場の雰囲気が好転しています。


あとは週末の米中協議がその言葉通り進展するのか?で来週の景色が大きく変わる!!
米国株主要株価指数

米国株は週末の米中会談に向けて様子見
2025年4月15日のアップデートから変更なし。
大きく上昇した仮想通貨に比べて、米国株は週末に多少上昇した程度。
価格に織り込み始めた仮想通貨とは異なり、米中協議に向けた様子見と言える値動きです。
このまま4月上旬を底値として長期上昇が継続するのか?AIバブル崩壊として長期でも下落トレンド入りするか?SP500の夏までの値動きに注目です。
トランプ大統領の「Buy stock now!!」が正解となるか!?
世界同時株安後の世界中の株価ではEU方面が強い

世界中の株価は、2025年4月のトランプ関税による世界同時株安以降、その値動きはまちまち。
強いのはEU方面。こちらも情勢として理解しておきます。
金利と為替

米10年債の長期金利が4.5%を超えずに、4.25%以下に下落していくか注視しています。
先週同様にドル円が150円に向かって折り返している最中。
FOMCを経て、利下げ時期はやや後退しているが、年内に2-3回の中央値は変わらず。
「年内に利下げできるのか?」というタカ派な声もチラホラ市場から聞こえ始めています。

米国経済指標
ISMサービス業景況感指数

堅調ながらもトランプ関税からコスト増が圧迫し始める

50以上の拡大圏にあり、かつ市場予想より強い数字。
底堅い推移に見えるが、中身は「輸入指数の大きな低下」や「支払価格指数の大幅な上昇」などトランプ関税による影響が見え始めている。
やはり、90日間停止となっているトランプ関税がどのように決着するのか?に注目が集まっており、景気後退リスクに警戒が必要だと改めて示す数値に。
FOMC(5月)
・市場予想通りで4.25~4.50%に金利据え置き(3会合連続)
・インフレと失業率の上昇リスクが強調、スタフグレーションへの明確な懸念表明
・トランプ関税がインフレ抑制を遅らせる可能性があると指摘
・米経済は強く、利下げ判断をするまで「待てる(Wait)」ことを強調
・利下げ時期が市場予想より遅れそうな発言が多く、全体的にはややタカ派と市場が判断
予防的利下げはしない。データを待つ


来週の主な指数発表
5月3週の主な指数発表は下記の通り。

今週の仮想通貨ニュース
仮想通貨を戦略備蓄に?米国のビットコイン準備金構想まとめ

米国初の事例、ニューハンプシャー州が仮想通貨準備金の創設を認可

アリゾナ州も2州目の事例で仮想通貨準備金設立

リップルとSEC、XRP訴訟で和解合意

今週の米国経済ニュース
トランプ関税の各国との交渉





英国との貿易協定合意を発表

英中銀、政策金利を4.25%に引き下げ-投票は3通りに割れる

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