BTCは短期で上に!! 2022-07-30

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米国株 ▶FOMCを好感!!短期は上に!

FOMC後、もう一段上昇して、市場の雰囲気も良くなりました。
米主要指数は、反発して週足100MAのブレイクを目指しています。
短期では、6月が一旦の底となり、上昇にトレンド転換とみてよさそうです。
日足で安値が切り下がらないように見守り、あとはどこまで上げるのか?また、中長期では秋に2番底をつけるのか?に注視します。
まだまだ6月末が底だったと断定はできない。
FOMCで市場が「出口に見えるものを発見した」程度の認識です。

FOMC
 ■利上げは市場の予想通り0.75%となり、政策金利は「2.25~2.50%」に。
 ■次回(9月)のFOMCも、「異例の大幅な利上げ」を視野に。
 ■パウエル議長が「利上げペースを緩めるのが適切となる可能性」に言及。

米GDP(速報値):-0.9%
 2四半期連続のマイナス成長でテクニカル・リセッション入り

米首相指数 週足チャート

IMFが2022~2023年の世界の実質成長率を下方修正しています。

IMF(国際通貨基金)が発表する「世界の実質成長率

人口増加や制生産性向上の観点から通常は3%を下回ると景気後退と言われ、失業率が上がりやすくなります。3%を基準に成長率を見てみましょう。

世界経済見通し
IMF、世界成長率予測を下方修正-リセッションの瀬戸際近いと警告
国際通貨基金(IMF)は今年と来年の世界経済成長率見通しを下方修正した。世界経済が近くリセッション(景気後退)入りの瀬戸際に立たされる恐れがあると警告した。

最重要ポイントだったFOMCは、パウエル議長の発言が好感され、リスク資産全体が急上昇。

FOMCが0.75ポイント利上げ決定、2会合連続-インフレ抑制で
米連邦公開市場委員会(FOMC)は26、27両日に開催した定例会合で、主要政策金利を前会合に続き0.75ポイント引き上げることを決めた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は、次回9月会合でも同様の利上げを実施することはあり得ると発言。...

翌日に発表された米GDPが2四半期連続のマイナス成長となったことから、景気後退(リセッション)入りによる追加利上げの抑制が見込まれ、株価は一段と上昇しています。

【米国市況】株続伸、GDP受けて大幅利上げ観測後退-134円台前半
28日の米株式相場は続伸。4-6月(第2四半期)の米国内総生産(GDP)統計を受けてリセッション(景気後退)を巡る懸念が強まり、大幅な米利上げ観測が後退する中、上昇に弾みがついた。米国債利回りは低下。ドル・円相場は下落し、134円台前半で推...

GDPは2四半期連続でマイナス成長になると、テクニカルリセッションと定義されており、リセッションが近いとされています。

テクニカルリセッション入りで株価上昇!?となりますが、下記の流れで、今後も経済指標が悪化するほど株価が上がるという逆転現象が続く可能性があので、ある程度想定しておきます。

  1. インフレを抑えるために政策金利を上げる(FOMCニュース)
  2. 景気が減速(世界成長率、米GDPのニュース)するほど、遅れて物価も落ちてくる
  3. 物価が落ちると、政策金利を据え置きまたは利下げできる
  4. 利上げの見通しがつきそうだと市場が好感して、株価が上がる

この状況だと、逆に「冬になっても消費が強いまま」だと利上げが続く!?という懸念が株価の下落リスクと考えられそうです。

個人的には、市場が我慢していた分、株価への反映が早すぎる気がします。

こうなると、諸刃の剣で、楽観論が蔓延すると、利上げをしても十分な経済効果が見込めなくなることがあります。

安心せずに長期下目線は継続して、一旦の反発を様子伺いしています。

来週の主な指標発表です。

指標前回予想
8月5日(金)21:30米7月雇用統計37.2万人25.0万人

NASDAQ ▶GAFAM決算も無事通過!!直近高値をブレイクするか!?

FOMCの好感を受けて、短期目標だった$13,000に到達。
$13,000を上ブレイクなら、次の目標は日足200MAの$14,000付近。
下なら、$12,000(直近安値&日足50MA)に支えられるかどうか。

市場の雰囲気では、調整を挟んで上ブレイクが濃厚ですが、明るい兆しに足元が見えなくならないよう長期下目線が継続されていることは忘れずに。

NASDAQ 日足チャート

GAFAMの決算は、以下の通りです。

  • マイクロソフト:× 販売先の50%が海外の為、ドル高が響く
  • グーグル:× 広告収入が想定より伸びず
  • メタ:× 初の減収
  • アマゾン: 売上+3%堅持。市場予想を上回る
  • アップル: 売上&時期収支予想が市場予想を上回る

先週のテスラ、ネットフリックスなどと合わせて、NASDAQ全体では、好感された決算となりました。

ドルインデックス ▶FOMC後に急落!!

FOMCで利上げの終わりが見え始めたことでドルインデックスが落ちてきました。
円も買われて、2日で約6円の急降下です。
ドルインデックスと仮想通貨は逆相関の関係になりやすいので、引き続き指標としてみていきます。

ドルインデックス(DXY) と ドル円 週足チャート

仮想通貨

ビットコイン ▶7週ぶりに週足200MAの上で週足が決まるか!?

週足200MA($22,700)と攻防していましたが、FOMCの好感を受けて上ブレイク!!
市場のセンチメントも明るくなってきて、週足200MAをサポートに$28,000付近(5月もみ合い価格&日足100MA)を目指して上昇したいところです。
万が一、週足200MAを割り込むと、レンジから仕切り直しになります。

BTC/USDT 日足チャート

週200MAの上で週足が確定すると、月足も50MAの上で確定となり、月が変わることで市場の雰囲気が一段と良くなる可能性もあります。

短期上ですが、長期下目線はまだ継続されていますので、まずは、7週ぶりに週200MAの上で週足確定する事を待っています。

BTCは、6月に$18,000まで指値が刺さりましたが、$10,000までの指値はまだそのまま置いておきます。

アルトコイン ▶UNI、ETC、ENSが先行して日200MAをブレイク!!

ビットコインの一足先を行くアルトコイン達は、ひろパパが見ている69種類中
日足雲進軍中・・・35種(50.72%)ビットコイン含む
日足雲を上ブレイク・・・31種(44.93%)ETH、BNBなど
日200MAブレイク・・・3種(4.35%)UNI、ETC、ENS
明らかに市場の雰囲気が良く、資金が流入してきています。

UNI、ETC、ENS の日足チャート

特にDeFi系の多くのコインが他に比べて大幅な上昇を見せています。

昨年末に引き上げられたDeFi系資金が、仮想通貨市場に戻りつつある印象を受けます。

引き続き、日200MAをブレイクした先行組を中心に、各通貨の出来高にも注目して見ていきます。

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